俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

垣通(かきどおし)

2013-05-03 | 俳句・春・植物




山がかる雑木の端や垣通


シソ科の蔓性多年草。

野原や道端などに自生。

蔓が垣根の隙間を通り越して繁殖するところからこの名がついた。

四~五月頃、葉液に淡紅紫色で紫の斑点のある唇形の花をつける。







山がかった雑木林の中に垣通が咲いていた。

折からの夕日にその花が明るく照らされていた。






鳥鳴いてゐる夕暮や垣通



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