引き続き、、先日読んだ船井幸雄氏・飛鳥昭雄氏の対談集「2020年頃までに世の中は大転換する」という本の中の、恐竜に関する話題をご紹介させていただきます。
対談中の「koro」という人名は、物故された神坂新太郎氏の言葉を船井氏が書き加えたものです。
船井氏が、神坂氏ならこう言うだろうということで、登場させています。
リンクは張っておりませんが、アマゾンなどでご購入になれます。
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(引用ここから)
そういう理屈になってくると、聖書は正しいことになる。
「地の面(おもて)にいた生き物はすべて、人をはじめ、家畜、這うもの、空の鳥に至るまでぬぐい去られた」(旧約聖書・創世記 第7章23節」
もっと面白いことに、ノアの方舟がアララト山に到着した後、実は日本語では「アララト山」となっていますけれど、英語だと「アララト」の後に「S」がついています。
これは複数形です。山系。
だから日本語訳は翻訳ミスが相当多いのです。
その後、大陸が分かれたことも載っているのです。
「パラグ」という言葉でね。
日本語の聖書では「土地を民族に分けた」というふうになっているんですけれど、全然違う。
ヘブライ語でいくと「大地が分かれた」という意味なのです。
大地がベキッ、ベキッっと分かれた、ということなのです。
「その時代に土地が分けられた(パラグ)」「旧約聖書・創世記第10章25節」
「大陸が動いた」ということは、日本の「古事記」、「日本書紀」にもバンバン書いてありますよ。
たとえば、「イザナギとイザナミが降臨する途中、地上を見下ろすと、陸地が泥の海にくらげのように漂っていた」というのがそれです。
あれは、泥の海から顔を出し始めた陸地の記述なんです。
「国若く、浮ける脂のごとくして、くらげなす、漂える」(「古事記・天地のはじめ」)
「イザナギ命、イザナミ命の二柱の神に、「この漂える国を修め、埋め、固め、成せ」(古事記・おのごろ島」。
他にも、出雲の伝承にある「国生み神話」の中に、「国引き」というのがあって、大国主命が島を引っぱったり寄せたりとか、いかにも昔の神話で、のどかじゃのう、と思っているけれど、違う。
あれはさっき言った分裂の仕方で、淡路島がまずバキッと分かれたのです。
次に四国がバキッと分かれて、次に九州がバキッ分かれた。
これは西日本側の話。
邪馬台国の連合国家は、バラバラになっちゃったんです」
○koro
「一つだったものが地割れして、分かれていっちゃったのですね?」
○飛鳥
「そういうことです。ある種の地割れですね。
いわゆるプレートが激しく動くことによって、ベルトコンベアーの上に乗っかった土の塊が動いちゃった、ということなんですけれどね。
佐渡島は日本海で一番大きな島ですけれど、あれはこうなっているでしょう(両手をずらせてみせる)。
あれはぶつかっていますから。
ぶつかったところで何ができたか?」
○koro
「金ですね?」
○飛鳥
「そうです。だから日本は金だらけなのです。
地震が多いのも金がある証拠です」
○飛鳥
「1996年に、中国で発見された「シノサウロプテリクス」の化石は、世界最初の羽毛を残した恐竜化石とされました。
2004年にはTレックスの羽毛の化石も発見されたとされていますが、現実は羽ではなく体毛です。
どれも羽根状ではなく、繊維組織が一本ずつだからです。
が、アカデミズムは恐竜から鳥類が進化したと思わせたいために詭弁を弄し、羽毛に捻じ曲げています。
しかし、これからは恐竜と分類されていた種が、じつは鳥だったというケースも出てくるでしょうから、それと混同されてしまう危険性があるでしょうね」
(引用ここまで)
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大洪水と邪馬台国が同時代なのか、ふしぎですが、飛鳥氏は対談中に、和歌にも、奈良の若草山の周辺は沼だと書かれている、と述べておられます。
イマジネーション的には、面白いと思います。
次に、同書の対談が別のテーマになるので、そちらをご紹介したいと思います。
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