「アメリカ大陸の太陽人たち・・ホワイトイーグルの教え」という本をご紹介します。
この本は、白人女性のもとを訪れた「ホワイトイーグル」と名乗るインディアンの霊が語ることを書き留めたものです。
そのため、言葉が西洋的な部分もあり、折衷した一種奇妙な感じがするのですが、西洋人が感受したインディアンの霊言ということです。
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(引用ここから)
私は生まれてこの方、ずっと「ホワイトイーグル」と交際してきたと、今の私には思われるのです。
彼が初めて私の前に姿を現したのは、私がほんの子供の頃でした。
夜眠りかけた時、なんとインディアン達が輪になってベッドの周りに立っているのに気づいたのです。
彼らは私の友達なんだ、とすぐに分かりました。
その輪の中に、全身白ずくめの装いをした、一際背の高い、印象的な人物がいました。
その堂々とした古代インデアンの長は、夢うつつの私を、木の精霊や空気の精霊や水の精霊の住む、太陽の光と幸福に満ち満ちた国へと連れて行こうとしました。
そんなわけで、私は彼をとてもよく理解し、愛するようになったのです。
後に彼は、自分は「ホワイトイーグル」という名で、私の今世における指導霊であり教師である、と明かし、私たちが共に成し遂げるべき仕事について告げました。
彼を通して私は、インディアンの知恵に親しむようになりました。
また彼は私が、遠い過去世でインディアンとして暮らした時の生涯を思い出させてくれました。
インディアン時代、私達は「神なる大生命」・「大霊」を間近に感じて暮らしていました。
自分達は、顕幽両界のあらゆる生き物からなる広大な「同胞団」、他の生命世界、他の惑星をも含んで広がる生命の「同胞団」の、小さな一部分にすぎないことを、私達は理解していました。
「ホワイトイーグル」は私に、「生命の法則」=「太古の叡智」に関する教えを授けてくれました。
その「太古の叡智」こそ、あらゆる宗教の基礎であり、それらの叡智はこの‶人類周期”の始めに、ある人々によって人類にもたらされたものである、と「ホワイトイーグル」は言いました。
「ホワイトイーグル」は、「叡智を持つ存在」のことを「太陽の神々」あるいは、「太陽人」と呼んでいます。
彼らは遥か彼方から地球にやってきて、今は海底となっている土地に降り立ち、まだ幼い、霊的には純粋な人類に、自分達の叡智をもたらしました。
彼ら「太陽の神人」たちは、人類に「神の法則」を教えました。
その初期の文明以来、彼らの降り立った母国から、使者達は東西へと奔走し、世界の至る所に教えを伝え、叡智の中心となる「秘教学校」(ミステリースクール)を設立しました。
アメリカに住み着いた彼らは、ずっと昔の時代の人々に、火を囲み、輪になって傾聴する私達に酋長が伝えたと同じ霊的真理を教えたのです。
「ホワイトイーグル」は言います。
始めの頃に設立された「秘教学校」(ミステリースクール)は、大陸から大陸へと広まりつつ、この世の歴史を通じて存続し続けてきました。
この地球で人類の生活が始まった頃、偉大な真理が導入されました。
それは「光」、「人間の心に宿る光」という形でやってきました。
それを理解されたなら、皆さんは永久にその本当の源泉から力を、光を、引き出すようになることでしょう。
その源泉とは、「太陽」のことです。
と言っても、太古の人々が崇拝したのは「霊的な太陽」でした。
世俗的な人々は、それを「物質的な太陽」の崇拝と勘違いしてきたのです。
古代の「太陽」崇拝者たちは、自分達の世界に生命をもたらすものの「霊的な意味」を理解していたのです。
霊界と人類の歴史は、皆さんが考え得る以上にずっとずっと古いものなのです。
数え切れないほど昔に、人々は「太陽」を礼拝するために、屋根の無い神殿に集いました。
彼らは他の惑星から地球に、光と力のセンターを設立するためにやって来た人々でした。
今もって、大地やすべての人の内に閉じ込められている、その「太古の光」を解放することが、「生命の同胞団」の、今日の仕事なのです。
彼らは「霊的な光」を確立するために、地球にやってきました。
それ以来、人類はその「光」を糧としてきたのです。
人類に太古の叡智をもたらした「太陽人」「神人」達は、かの偉大な「光の丸十字同胞団」、「大白光同胞団」から遣わされた使徒たちでした。
その「同胞団」は、地球に生命が誕生して以来、人類の保護育成にあたってきたのです。
使徒たちの何人かは、アンデス山中に住み着き、そこに「同胞団」のセンターを設立しました。
「ホワイトイーグル」自身、アンデスで兄弟姉妹と共に暮らした時の記憶を語ってきました。
彼らは金で装飾された白いローブをまとい、羽飾りのついた被り物をしていました。
彼らの中には、不可視の世界で活躍する者もいれば、地上で特別な仕事をなし得るように定期的に肉体をまとう者もいました。
今世、わたしが初めて「同胞団」について知ったのは、何年も前、「ホワイトイーグル」に、私が古来の「同胞団」とつながりがある、と告げられた時のことでした。
私の心霊力が発達するにつれ、私は瞑想中に美しい場所に連れて行かれました。
私は自分のガイドと共に、まぶしい光の漏れ出る洞穴の入り口に来ていました。
洞穴の中に導かれる途中に、その光に充満している霊力を感じました。
私には、沈黙の儀式が執り行われているのだと分かりました。
「ホワイトイーグル」は語りました。
「あなたがたが住む、固い世界のただ中に、より希薄なエーテル質から成る世界が存在しています。
ご存じのように、そこは霊界ではありません。
肉体が死ぬとエーテル界へ行きますが、そこは地上により近い所です。
そのより希薄な世界の中に、古代の「太陽の同胞」たちが今なお生きており、自分達の「太陽神殿」や「太陽都市」で礼拝生活を送っています。
いったいなぜ、「太陽人」たちが今なお地球の周りに住んでいるのでしょうか?
それは彼らには、地球と人類に関係した仕事があるからなのです。
静かに、人に知られることなく、その活動は続いており、そこから放たれる「霊光」が、地球の闇を刺し貫いています。
人間を利用しようとしている二つの力があります。
一方は建設的な力。一方は破壊的な力です。
インディアンの「ブラックエルク」の言葉を紹介します。
「インディアンの行為はすべて「円」の中で行なわれます。
宇宙の力は常に「円」の中で作用し、あらゆるものは“丸くあろう”と努めているからです。
私達が力強く幸福だったいにしえの時代、私達の力はすべて私達種族の「神性の輪」から生じており、その「輪」が壊されない間は繁栄しました。
花の咲いている木が、その輪の生きた中心となっており、4つの方向からなるその「輪」がその「木」を養っていました。
東側からは平和と光が、南側からは温かさが、西側からは雨が、そして北側からは力強さと忍耐力が与えられました。
宇宙の力がすることは、すべて円の中で行われます。
地球もボールのように丸く、すべての星も丸いということです。
風は、その力が最大になると「渦」を巻きます。
鳥は自分達の巣を、円形に作ります。
太陽が出て、再び沈むまで、円弧を描きます。
月も同じです。
両方とも球形です」。
「ホワイトイーグル」は次のよう語っています。
「はじめに言葉がありました。
その言葉とは、バイブレーション(振動)のことです。
常に拡大しつつある「円」の中で、振動し、こだましていた力強い音です。
あらゆる被造物は、その円の中にあるのです。
自分の人生が、光の輪の中に保たれていると考えてください。
皆さんは、その光の輪に包まれているのです。
自分はその「言葉」とその「光」と「力」と保護の輪の中にあって生きている、と考えてください。
(引用ここまで)
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「白光同胞団」という言葉が、なんとも言いようがないのですが、わたしが思うに、これは西洋においても、インディアンの世界においても、真実で有り得たと思います。
その「白光同胞団」が、人類発祥と時を同じくして、他の星からやってきた、という点も、わたしは、否定はしません。
洋の東西の垣根を超えれば、このような表現もあるかと思います。
著者であるこの女性が、「ホワイトイーグル」と名乗るインディアン霊からの通信を受けていた頃、同じようにインディアン霊から教示を受けていた人が幾人もいるということです。
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