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再び黄金時代へ・インディアンの太古の叡智・・「ホワイトイーグルの教え(2)」

2017-11-03 | アセンション



「アメリカ大陸の太陽人たち・・ホワイトイーグルの教え」という本のご紹介を続けます。

この本は、白人女性のもとを訪れた「ホワイトイーグル」と名乗るインディアンの霊が語ることを書き留めたものです。

そのため、言葉が西洋的な部分もあり、折衷した一種奇妙な感じがするのですが、西洋人が感受したインディアンの霊言ということです。

人間って、何なのだろう、と改めて考えさせられます。

リンクは張っておりませんが、アマゾンなどでご購入になれます。

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        (引用ここから)

「ホワイトイーグル」は語りました。

インディアンは、農業や食物を成長させる方法や、母なる大地に秘められた可能性に関する「秘密の知識」を持っていました。

彼らは、「自然の力」を理解していました。

彼らは宇宙を貫く「秘密の力」を理解し、人はその力を、あらゆるものを祝福するために活用し得る、ということを知っていました。

それなら、、なぜ今、私達にそれが与えられないのか?
と皆さんは言うでしょう。

それは、人間がすべてをお金に換算したり、もっとお金をほしがったり、というような、そうした貧欲や利己主義を超えて進化するまでは、まだその知識を活用できる状態にないからなのです。

もし人が、受け入れる用意ができる前に「古代インディアン」が知っていたような秘法を授けられたなら、自分を破滅させてしまうだけでしょう。」

「秘法を授かった人々は地、水、火(太陽)、風の力を思いのままに操る知恵を身に付けていました。

来るべき未来では、地上の科学者は機械によって同じことをするようになるでしょう。

しかしやがては皆さんも、空気の力を魂や精神によって統御した「古代の方法」に立ち返るようになることでしょう。


私達が皆さんに望むことは、だんだんに‶建設的思想、神的思想に備わる創造力″について、学び、理解を得てほしいということです。

また「あらゆる生命を統御している自然法則」を理解し、それと調和して活動してほしいと思います。

たとえ時々、暗く困難に思われることがあろうとも、至る所に行き渡っている「法則」の現れに目を止めて、神に感謝するようになっていただきたいと思います。


忘れないでください。

雨が無ければ収穫もなく、皆さんは衰え死んでしまうことでしょう。

古代人たちがしたように、皆さんも「自然の法則」を理解し、それを受け入れて、日光同様に雨も愛し、それを喜べるようにならなければなりません。

こうしたことこそ、人類が学ぶべき「最重要の秘密」なのです。


現代人の多くは、「古代人は迷信深かった」と言いますが、彼らは迷信深かったのではありません。

彼らは、現代人がまだみつけていない真理を知っていたのです。


「生命の一体性」について、共に瞑想することにいたしましょう。

瞑想に際して、自分は分離して存在しているのではなく、一なる霊のあらゆる顕現物と一体であり、そのすべてが自分なのだ、と実感するようにして下さい。


人類は「生命の一大同胞団」であること。

自然全体が自分の一部であり、自分も自然の一部であること。

自分は動物界の一部であること。

自分は空気の一部であること。

自分は神の一部であり、生きとし生けるものすべてが神であるゆえに、自分は神なる生命全体の一部であること。


この悟りに至るためには、想像力を用いて、黄金の光、究極の光へと自ら上昇しなければなりません。

太古の叡智の、帰するところはこれです。

生命は善きものであり、素晴らしいものです。

それだから、思う存分生きなさい。

創造主なる神の栄光となるよう生きなさい。

そして生命という贈り物を受け、感謝の気持ちにあふれたその魂から、すべての人々、すべての同胞が幸せになれるように、元気を与える癒しの光を放ちなさい」。


「ホワイトイーグル」は語りました。

「当時の人の魂は、今日の人と違って、物質的束縛の深みに陥ってはいませんでした。

もっと受容性に富んでいました。

人が、とるに足らない塵芥(ちりあくた)と縁を切り、霊的目標のより高い段階に達した時、人は再びこのような太陽礼拝を通して、光と祝福を自らに取り込むことができるようになることでしょう。

その黄金時代は、人類が神へと向かう生命の螺旋階段を上って一巡した時、再びやって来るのです。

私たちがお話してきた礼式や儀式は、以前よりももっと力強く洗練された形で、もっと高い振動数で、再び戻ってくることでしょう。

なぜなら地球は進化の道をらせん状に上昇しており、ゆえに天使たちや「大白光同胞団」の祝福や助けを、より力強く受け取ることになるからです。

人はその時、自分自身の可能性を、生命やあらゆる人々に対する自分の責任を、理解しはじめることでしょう。


それ以前は、もっぱら自己保存と自分の欲望の満足しか考えられない者です。

その時が来れば、人はより精妙な諸体に気づくようになり、完全に新しい状態が実現します。

来るべき日には、人の体の構造も今日のものとは大分違ってくることでしょう。

なぜなら体の密度が薄くなって、エーテル化し、光輝くようになるからです。


アメリカに存在する数多くの石造神殿は、まだまだ明らかにされる必要があります。

「光は東方より来る」という言い伝えがありますが、ある意味でそれは真実です。

彼らは霊界には生命体が存在していること、霊的生命は物質を通して顕現していることなども教えました。

それらはみな神人達から教わったことでした。


「知性的な人はしばしば、人間生活におよぶ「惑星の影響力」を否定しますが、肉体化の際に、人に大きく影響する惑星光線のことや、

人間生活が、地球の進化に関係した惑星からやってくる天使たちによって計画され、導かれていることについて、古代人が学んだように、彼らも今少し学ばなければなりません。

惑星の影響力を理解し、それと協働できるようになれば、多くの人生上に宇宙天使たちが関わっているということを、人は理解するようになることでしょう。


私たちは、偉大なる人々、もっと進んだ惑星からやってきた「太陽人」たちによって、霊的な叡智が古代インディアンたちにもたらされた様子や、「光の丸十字同胞団」の活動拠点がアメリカに設立された事情について、説明してきました。

それがはるか昔の出来事だったとはいえ、それ以来、「同胞団」の活動が止んだということはありません。

彼らは、霊界にいる友人や教師だけでなく、古代人とも、時には他の惑星のもっと進化した魂とも、交信したり交霊したりする方法を学んできたのです。


「同胞団」の内なる中核をなしてきたものは、今日であれ何百万年前であれ、常にその光でした。

すなわち、時至って、自ら「太陽人」となる可能性を秘めた内在の霊光、キリスト光、ハートに輝く太陽だったのです。


私達インディアンは、その教師を「ケツァルコアトル」と呼びました。

それはアメリカインディアン流のキリストでした。

「ケツァルコアトル」は愛、やさしさ、純粋さ、理解力を備えていました。

私達には、将来、私達より進んだ惑星から、「訪問者」が地球にやって来ることが分かります。

彼らは人類が、古代同様「神人」「太陽人」となって生きられるよう、人類を助けることになる科学的・霊的知識を、人々にもたらすことでしょう。

           (引用ここまで)

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