「ユングは知っていた・・UFO・宇宙人・シンクロニシティの謎」というコンノケンイチ氏の本を紹介します。
文字通りのことが書いてあります。
いろいろな文献が引用されていますので、後でそれぞれのものにあたってみたいと思います。
リンクは張っておりませんが、アマゾンなどでご購入になれます。
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(引用ここから)
ユングの遺作 「空飛ぶ円盤」に、次のような記述がある。
「もし、UFOが現実のものであるなら、それは無重力の物体か、それとも心的なものなのか?
仮定はこの2つしかないが、私は、いずれとも決定できない。
「反重力」という問題を、UFO現象は提起しているが、この仮説が導き出す結論は、物理学にしか教えてもらうことができない。
私はUFOは、実際的に物質的な現象であり、未知のメカニズムを持った存在なのだと考える」。
日本では、「ユングは「UFOは心像の投影」と結論している」と書いた本が多いが、それは原文と照らし合わせると、間違っている。
ユングは、「UFOは、あくまでも物質的な未知のメカニズムを持つ物体で、UFO問題を真剣に扱おうとするなら、自分の提唱した心理学的な説明だけでは充分ではない」ということを率直に認めているのである。
アメリカのUFO研究家ジョン・A・ミールは述べている。
「人間とUFOの接触が行われる前には、かならず一定の周期で点滅する光点が出現している。
我々は歴史上の多くの記録を通じて、光のビームが上空から関係者を照射する事件が繰り返されてきたことを知っている。
有史以来、聖書の中にも出てくるUFO(地球外超知性)の目的は、人間の心を無意識下において、一定のプログラムで支配することだった。
点滅する光と人間との相互作用は、「宇宙照射」と呼ばれ、形を持たない「エネルギー場」のようなもので、「ある種の知性体」から放射される精神的なエネルギーを持っている」。
これは「神の再定義」と言ってよい。
つまり人類は、ある種の超知性的生物のコントロールを受けている。。
となると、UFOから放射される知的エネルギー場は、ある種の神の計画、もしくは人類の未来に向けた一つの目的があって、
その計画の主目的は、人間の心をプログラムすることであり、ある一定方向へ人類の進化を導こうとしていることである。
人類は何者かによって、私達には見通すことのできない未来に向かって導かれている。
UFOの正体が何であれ、「人類の終わり」に何が起ころうとしているのか、いつ「終わり」がやって来るのか、彼らは明確に知っている。
リサ・ロイヤル著「宇宙人 内なる訪問者」とダリル・アンカ著「宇宙超意識・バシャールからのメッセージ」には、次のように書かれている。
・・・
「宇宙は無機的な存在ではなく、宇宙そのものが「巨大意識の集合体」である。
宇宙の時間・空間は、それら「集合意識」が、多様な現実を体験するために生み出したものである。
したがって、宇宙という「時空連続体」は、「宇宙の集合的無意識から形成される波動の場」と解釈できる。
この「巨大意識の集合体」は、小規模な「時空連続体」に再分割されて、そこにはまた、「無数の時間と空間」が存在している。
つまり私達の宇宙は、個々の「意識共同体」が作り出している、巨大なホログラム世界だとも言える 」。
「宇宙には「無数の銀河系」が存在し、それらが何万と集まって「銀河集団」を作っており、それがまた「巨大な超超銀河集団」となって、宇宙を形成している」。
「銀河宇宙ファミリー」とは、われわれが存在する銀河系の物質的、あるいは非物質的な宇宙人の各種族を指している。
それぞれの種族は多様な目的を持っており、琴座系の各種族、シリウス星人、アルタイル星人、ゼータ・レチクル星人をはじめ、多くの宇宙人種が銀河系ファミリーを形成している。
彼らは次の目的のために、地球を訪れている。
1・地球人も、「銀河ファミリー」に属しているという自覚をもつよう援助する。
2・臨界点を超える核爆発が、地球上で起こるのを防止する。
ただし「宇宙連合」は、地球にいかなる状況が起きようとも、人類を救出する意思は無い。
宇宙では100%自己責任が原則である」。
「なぜ地球人は、それほどまでに宇宙人との遭遇を拒否しつづけてきたのだろうか?
その理由の一つに、過去の宇宙人のとの接触がもたらした苦痛の記憶がある。
そのため地球人は、神話以外に、自分達の起源や宇宙人との接触を伝える記録を意識的に消去してきた。
地球人のDNAの流れの基は、琴座にあるが、琴座系グループは人間型生命(ヒューマノイド)の創造を地球で行った最初の宇宙人である。
琴座こそ、銀河ファミリーにおける人間型生命体の発祥地であり、人類の歴史にも、琴座に関する神話が数多く残されている。
現在のシリウス星人、オリオン星人、プレアデス星人、ベガ星人、ゼータ・レチクル星人を含む、様々な宇宙人は、琴座で発生した種族の子孫であり、銀河系ファミリーの中ではヒューマノイド型の肉体を有するようになった最初の知的生命体である」。
「かつて、地球人の遺伝的ルーツである琴座文明と、真っ向から対立する文明へと発展したのが「ベガ星系」の文明だった。
この2つの文明では、長い間にわたって紛争が続いた。
ちなみに地球への最初の訪問者は、琴座星人とプレアデス星人だった。
太古の地球人にとって、宇宙人は、事実上の「産みの親」であり、「育ての親」でもあった。
宇宙人は初期の地球人に、知識や文化を授けて、精神面でも多大な影響を与えた。
しかし長い時間の流れの中では、不幸な出来事も多くあった。
宇宙人の異なる種族が地球人の支配権をめぐって争ったり、天変地異が人々を襲うこともあった。
人類が危機に直面した時、救済に労を惜しまない宇宙人もあれば、人類を地上に放棄して宇宙船で脱出する宇宙人もあった。
「育ての親」として頼ってきた宇宙人の、矛盾する態度に接することで、初期の地球人の「心の親子関係」は崩壊していった。
「恐怖心」が、こうして培われていった。
地球人は、同じ苦痛に直面しないですむように、「宇宙人たちとの接触を回避したい」という集合的無意識を宿しており、このような心理パターンは、依然として現人類の宇宙観に、無意識のうちに反映されている。
「地球人への本格的な遺伝子実験の開始は、新人類(ホモ・サピエンス)の進化が起きたとされる「失われた鎖の輪(ミッシングリンク)」時代の少し前に行われた。
ただし当時の遺伝子実験を行なったのは、ゼータ・レチクル星人ではない」。
「今行われている地球人とゼータ・レチクル星人との混血は、両種族の最良の部分を体現するだけでなく、人間の持つ魂の可能性を象徴する存在になるだろう。
今、人類がゼータ・レチクル星人と遭遇していることは、人類の種が飛躍的な進化を遂げつつあるという、宇宙ファミリーの明確なメッセージなのである。
それは、人類が、集団的無意識で引き寄せたのである。」
「人類は、自らの進化を促す集合的無意識で、「宇宙人からの干渉」を現実に作り出した。
言い換えれば、人類の集合的無意識が「宇宙人グレイ」を創造したのである。
こうした人類の深層無意識の働きかけによって、これからも多種多様な宇宙人が人類の前に出現する。
彼らは人類とは別個な生命体だが、人類と同じように宇宙の進化の道を進んでいる。
彼らの多くは私達の銀河系だけではなく、宇宙全体に存在する銀河同士のネットワークのつながりを知っており、人類にも同様の理解があると考えている。
「進化」とは「意識の拡大」であり、宇宙全体が人類を見守り、待っており、人類もある種の「終末」の到来を予感している。
終わりは始まりに過ぎないし、進化という舞踏の始まりでもある」。
・・・
どうやら人類は、近い将来、「人類の終末」すなわち「人類の進化」を迎えることになるのだ。
(引用ここまで)
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いろいろな人の意見が引用されていますが、書名は「ユングは知っていた」なので、ユングのUFO観の説明になっています。
非常に興味深い本だと思います。
>「人類は、自らの進化を促す集合的無意識で、「宇宙人からの干渉」を現実に作り出した。
言い換えれば、人類の集合的無意識が「宇宙人グレイ」を創造したのである。
こうした人類の深層無意識の働きかけによって、これからも多種多様な宇宙人が人類の前に出現する。
この部分が、心理学者ユングの面目躍如たるところで、わたしは、ここがポイントだと思います。
わたしの本棚には、この手の本が未読のままたくさんあるので、そろそろしっかり読んでみたいと思っているところです。
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