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かくしてスペインへの旅に出かけた彼女は、全身を水に浸す古代キリスト教風の 洗礼を自分でほどこし、遠い前世で深いつながりをもっていたスコットランドのジョンに再会します。
ジョンはシャーリーがかつてカミーノにいたときは、ムーア人の少女であって、王様の愛人だったということをおもいださせます。
それらの昔の人々は、彼女の夢うつつの中で現れたり消えたりします。
次は、スコットランドのジョンがふいにあらわれたくだりです。
*****
(引用ここから)
スコットランドのジョンがやってきた。
かれはほほえんでいた。
「おやおや、娘よ。 自分で自分の洗礼をするなんて、すごい体験だったことだろうね?」
「はい」とわたしは答えた。
「すばらしかったわ。でもあなたは今までどこに行っていたの?」
「いや。いつもいっしょだったよ。しかしおまえが自分で自分に洗礼するまで、わたしがいることを知らないほうがよかったのだ。
おまえは私なしで、自分を体験する必要があったのだ。
それにおまえには、天使がいた。そうではなかったかな?
そしておまえは、赤いハートの瞑想もしたではないか?
(ホピ族の知り合いにおそわった、困ったときに赤いハートを思い描き、イメージで悪を退ける瞑想)
そうではなかったかな?
おまえはおまえの十字架が気に入ったかな?
まさに同じ十字架だ。
(引用ここまで)
*****
シャーリーは、ふと道端の商店で同じものに見える十字架を購入していたのです。
この十字架は、以前、当ブログで取り上げていたので、ご紹介します。
エハン・デラヴィの十字架の研究」
「バスク十字」と「カギ十字(卍)」ヨーロッパ先住民族の十字マーク」
*****
(引用ここから)
おまえは導きを受け入れることを学ばなければならない。
人生には偶然ということはない。
すべては調和していて、意味がある。
そして原因と結果の法則に従っているのだ。
疑うなんて、お前には似合わないよ。」
わたしは、とまどった。
「どうして疑ってはいけないの?だってにせものがとても多いじゃないの?」
「おやおや、そういうことは、おまえもにせもの、ということかい?
だっておまえが疑っている導きは、おまえからくるのだからね。
すべてはおまえの内側からくる。
すべてはおまえの中側からくるのだ。
おまえが調和をうたがうとき、バランスがとれていないのは、おまえの調和なのだよ。
「それって、今あなたの言っていることも、わたしの中から出るっていうこと?」
「そのとおりだ。おまえは自分の現実感というものを自分で作っているのだ。」
「だとすると、わたしがあなたを作っているの?」
「まったくそのとおりだ。
おまえはおまえのまわりの世界とその中にいる人 を作っているのだよ。
おまえはじぶんの内側に神のエネルギーをもっていて、神といっしょになって創造しているのだ。
これはおまえの夢なのだ。
そしておまえが夢の中のすべてをつくっているのだよ。
だからこそ、我々はみんなひとつだということが正しいのだ。
おまえは自分をみちびいてもらうために、わたしさえも創造したのだ。
自分が創造したものをどうして信頼し、信じないのだね?」
「では神とは何ですか?」とわたしはたずねた。
「神とはおまえが創造するときのもととなる愛のエネルギーだ。
愛のエネルギーを疑って、お前はしあわせになれるのかな?」
「いえ、もちろんなれないわ。」
「喜びが欲しくないかね?」
「欲しいわ」。
「それだったら、おまえが創造する喜びの一滴は、否定性の大海を変化させる、ということをおぼえておきなさい。
おまえの夢を疑うことは、否定的なことだ。
自分の創造する夢に責任をもちなさい。
おまえはすべての知識を持っている。
その真実を信じなさい。
その真実の中でお前は神を知り、神と一つになるのだ。
おまえの十字架は、4つの方向すべてにバランスしているというシンボルなのだ。
その十字架は、地球次元の問題の解決を意味している。
イエスはこうした解決の達人で、彼が十字架にかかって死んだとき、その時代に球上に生きていたすべての人々の問題をバランスさせたのだ。
かれは十字架刑を受けることによって、人類の集合的なカルマをひきうけた。
だからかれはあれほどの苦しみを味わったのだよ。
かれは人間の意識に愛の波動を伝授した。
だからこそ、イエスは人類の罪のために死んだと言われる。
もっと正確に言うなら、かれは人間のその時点までのカルマを解消した。
いわば人類の過去を清算したのだ。
そしてイエスは言った。
「あなたがたも、わたしのやったようにできる。いや、わたし以上にできる。王国も神も人間一人の中にある」と言った」。
「あなたが言っている神のエネルギーとは、それなのですか?」
わたしは尋ねた。
「そうだ。それは愛の波動として感じられる。
おまえはあのすばらしい音楽の嵐の最中、自然の中で体験したね?」。
「ええ。でもわたしがあなたを創造して、そう言わせているのは、それをすでに知っていたからなの?
わたしは自分の中で、自分と会話しているわけ?」
「そのとおりだ。さあ、それを信じなさい。
それはとても簡単なことだ。
人々はおまえに「そう信じられたらいいのに」と言うだろう。
だがもし、かれらがそう望めば、そう信じられるのだ。
もしおまえがほんとうに、自分の中の愛である神の波動と同調すれば、おまえはいつも安全で、平和で、おまえ自身の真実の場所に安んじていられるのだよ。
さてそれでは、これから、おまえがどうしてこの巡礼をしているのか、話を続けようではないか?」
「はい、どうぞおねがいします」。
「カミーノは「知られたる世界」の果てに向かっていて、おまえを西へと向かわせているのではないないのかな?」
「はい。伝説 ではそう言っています」。
「ではおまえがどうして、「知られたる世界」に向かって歩いているのか教えよう」。
ジョンが言った。
「リラックスしなさい。わたしが今からおまえが理解できないすばらしい時代と場所へ連れ戻って行くからね。」
私は自分の中で 力を抜いた。
時間が過ぎた。
するとまるでかれ の声 を別の波動で聞いているかのように、わたしの無意識の心が活性化し始め、かれの声とひとつになったようになった。
「おまえは意識を手放さなくてはならない。
意識を手放して意識にじゃまをさせないようにしなさい」。
私に起こったことを言葉で説明するのは難しい。
事実、わたしはわたしでなかった。
自分と認識している自分ではなかった。ほかのさまざまな波動の中で、わたしはかろうじてわたしであると感じていた。
しかしそのアイデンティティー(自分であるという思い)も、今、わたしから抜け出していくようだった。。
(引用ここまで)
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「半田広宣氏「2013:人類が神を見る日」(1)・・冥王星からの訪問者」(5)まであり
「アダマの「レムリアの真実」(1)・・アトランティスとの闘いとその後」(4)まであり
「人類は生命の岐路に直面している・・ホピ・インディアン帝国のアメリカ合衆国への返書(1949年)」
「ホピ族と、隠された青い星(1)・・刑部恵都子さん」(4)まであり
「すべては宇宙の采配」木村秋規則さん・・地球はもうすぐ終わる、とつぶやくメッセンジャー」
「ナスカの地上絵・・デニケンの疑問符。人々は空中に飛んで行ったのだろうか?」
「エジプトのミイラ(1)・・バーとカーの戻る場所」(4)まであり
エハン・デラヴィの十字架の研究」
「バスク十字」と「カギ十字(卍)」ヨーロッパ先住民族の十字マーク」
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veeraさんの記事を読ませていただけて
「至福の時間」を味わえていることが からだ全体に喜びのエネルギーで満ちる感覚を感じています。
『ありがとうございます』
お互いに のんびりと。
まずは 今日一日を健やかに ・・ でしょうか?
心身が洗われるような心地よいことばに
感謝の思いを置かせていただきますね。
返信が遅れて申し訳ありません。
いつも、優しいコメントをありがとうございます。
なかなか、記事の更新ができなくて、泣きそうなんです。
読んでくださる方の存在がどれほど元気を与えてくださるか、ほんとうに感謝でいっぱいです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
返信が遅れて申し訳ありません。
いつも、優しいコメントをありがとうございます。
なかなか、記事の更新ができなくて、泣きそうなんです。
読んでくださる方の存在がどれほど元気を与えてくださるか、ほんとうに感謝でいっぱいです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
>ジョンは言った。
人類の最初の傷は、魂が人間に入ったときに来た、神と霊からの分離だった。
♡♡♡・・・・ 感動的な記事を「ありがとうございます」
恐らくですが、分離から統合・和合に向かう選択を人類はするのでは ないでしょうか。
いえ もう分離は悲しい事と気づいている人たちが
静かな波でフラクタルを....
こちらこそ よろしくお願いいたします。
めちゃ めちゃ “嬉しいーーー”です。
つわぶき様
気に入っていただけて、光栄です。
今後とも、よろしくお願いいたします。