ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

美術館へ「言霊の墨」

2021-04-30 15:31:37 | 日記・出来事

   シャクヤク2種

    バラ3種

 

コロナに振り回されている間に四月も今日で終わり、

大人が子供の時に比べて月日の過ぎるのが早いと感じるのは新しい経験が少なく日々の刺激が少ないからと

何かで読んだことがありますがコロナ禍での単調な毎日がそれをより強く感じさせているのでしょうか

早すぎる~~!

 

秋からずっと咲き続けていたパンジーがそろそろ終わりになってきました

 プランターを片付ける際に花を摘んで花瓶に挿し最後を楽しんでいます

      

ウォーキングコースにあるバイパス下の橋桁にはたくさんのツバメの巣がずらりと並ぶマンション?があります

  そこでは今年もたくさんの燕の赤ちゃんが生まれたようで親鳥たちがせわしく飛び交っています

  同じような場所の数多い中からわが子を間違えない本能がすごいなと見上げてしまいます

     

     

  

 ダウン症の書家として活躍している金沢翔子さんの展覧会に行ってきました。

 会場に飾られた力強い文字の前に立つと彼女のパワーが伝わってくるようでした

 作品の「書」とともに母親の泰子さんの言葉が添えられていて

 その素晴らしい文字は彼女が上手く書こうとして書いたものではなく翔子さんの

 固定観念にとらわれない彼女の感性が導き出しているのだと

 自分も書家である母親の泰子さんの説明がありました

 生まれた子がダウン症であるとわかった時の苦しみ悩みを経た先にあった「書」が

 親子の絆を強めてくれたとも

 翔子さんの無垢の気持ち、純粋な愛情に親である泰子さんが助けられ今まで来られたと。

  国連の「世界ダウン症の日」のイベントのスピーチにをした翔子さんの言葉も紹介されていました

 「お母さまが大好きなので、お母様の所に生まれて来ました。

  5歳から書道を教えてくれてありがとう。お母さまは私に上手く書かせたいなと思って、

  だからうまく書けるようになりました」

 ダウン症と分かって世界一悲しい母親だと思ったことも有ったけれど

 この言葉を聞いて世界一幸せな母親だと思えたとの言葉には胸が熱くなりました。

 「書」の素晴らしさとともにダウン症のわが子をこんな風に見つめ、

 愛情を注ぎ続けてきたお母さんの素晴らしさをも強く感じた展覧会でした。

 帰りに知り合いが出品しているキルト展を覗いてきました

 どれも素晴らしい大作揃いですごいなぁとため息ばかりでした

 

 

コメント (10)
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