ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

ベトナムの旅(2)

2018-03-15 13:45:01 | ベトナム旅行

      真上から見るとお花が笑っているみたい

     2018.3.13  今年もハクモクレンが満開を迎えました

   今年の冬は寒さが厳しかったので遅れるのではと思っていましたが

   例年とあまり変わらずです。桜の開花も早いとか

   寒さに耐えじっと待っていた花達が一気に花開く春になりそうです

 

グエン朝王宮

  ※※遺跡のあちこちで目にしたのは漢字でした。グエン朝も漢字では阮朝と書きます

     ベトナムもあちこちに中国文化の影響が色濃く、かっては漢字文化だったと知りました

     十二支もありましたが動物がちょっと日本と違って羊は山羊、ウサギは猫、イノシシは豚でした

 

   周囲を二重の堀と城壁で囲まれた3.6平方キロメートルの広大な敷地に造られた王宮は

   中国の故宮を模して4分の3の縮尺で作られた宮殿だそうです   

正門(午門)

午門をくぐると正面に太和殿が広がります

太和殿は皇帝の即位式なを行う建物で女性は皇后でも立ち入ることが出来なかった所だそうです

前の庭には儀式の際官吏が地位の順に並ぶための位を示す石碑が置かれているのも故宮と同じでした

宮廷に入る門も皇帝用、兵士用、女性用などと別れており身分制度の厳しさを想像させられました

緑の草が目立つ広い空き地のような所があちこちにありました

ベトナム戦争の激戦地だったので多くの建造物が破壊され当時の傷跡が生々しく残る場所です

今少しずつ復元作業が行われているようですが全体像が戻るのはまだ先になりそう

顕仁門

豪華な彫刻が施された門が宮廷の出口です

 

   

 ティエンムー寺院

フエで一番古い寺院で禅寺です

ここで目につくのが入り口に立つ八角形の慈仁塔(トゥニャン塔)で

フエのシンボルになっているそうです

7層になっていて各層に仏像が祀られ最上部には釈迦如来像が安置されているそうですが

内部は入れませんでした

中に進むと門があり中国的な顔をした武神たちが立っています

門を抜けると本殿が広がっています

ここにもまた菊の花が・・・・ 

本堂の内部は中国のお寺と違って落ち着いた色彩で日本の禅寺のようでした

でも金ぴかの布袋様はいましたよ

以前京都の黄檗寺に行った時大きな布袋像が鎮座していて中国では布袋様は弥勒菩薩の化身である

と聞きました。やっぱりここも中国の色が濃いお寺なのね。

 

境内の一角にあったこの車は?

1963年この寺の住職が南ベトナム政府の仏教弾圧に抗議してこの車に乗りサイゴンへ行き

アメリカ大使館の前で焼身自殺をしたのだそうです

大きな事件として世界中に衝撃を与えたとの事ですが残念ながら私は覚えていません(~_~;)

 

夕食が終わったあとマッサージ屋さんへ連れて行ってもらいました

料金は日本円90分で3000円、ベトナムのお金だと600000ドン

ティエンムー寺院の前の屋台で買った大きなマンゴーは20000ドン、日本円で100円です

物価は安いです、日本の3分の1~5分の1くらいだそうで平均年収は職種にもよりますが5万円以下ぐらい?

最近中国からベトナムへ切り替えている日本企業が多いと聞きますが納得ですね

ドンがベトナムのお金の単位ですがお分かりのようにその額の大きい事

何十万、何万の単位のお金に最初はちょっと戸惑いました

そして何だかすごくお金持ちになった気分でした

つづく

コメント (8)
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