年賀状で「会いたいですね」が合言葉のようになってしまっていた友人たちと会うことが決定
最初3日に鎌倉へ集合の予定でしたが3日の天気は大荒れとの予報で急遽4日に変更
それが大正解で良い天気に恵まれた一日、5人のミニミニ同窓会を楽しむことができました
久しぶりの再会におしゃべりの花を咲かせながら鎌倉宮、覚園寺、光則寺などを廻ってきました
鎌倉宮の次に行った覚園寺は初めて訪れたお寺でしたがMさんお勧めの通り静寂の中に佇むお堂や仏像は見どころ満載で
想像以上に素晴らしいお寺でした
ここは定められた時間にお寺の案内者の先導で境内の中を巡って拝観しなければならず
自由に見て回ることはできませんがおかげでただ見て回るだけでは知りえない詳しいあれこれの説明付がうれしかったです
覚園寺以外では↓のようなことも知りました
八幡宮はいまでこそれっきとした神社として祀られているけれど出来た当初はお寺だったこと
明治になっての廃仏毀釈で仏堂は取り壊され仏教に関するものは
焼かれたり他に移されたりと散失されてしまったのだということでした
廃仏毀釈ということは大昔習った記憶があるけれどあの有名な八幡宮もその一つだったとは・・・
境内の中は撮影禁止なのがちょっと残念でしたが多くの木々に囲まれた庭も素晴らしくまた違う季節にも訪れてみたいお寺でした
ここから中を参拝、撮影は禁止です
ランチはこれもMさんお勧めの鎌倉駅にほど近い場所にある中華のお店で・・・
葉桜になってしまった段蔓の桜を見上げ、ああこれが満開だったらなあなどと未練たらしく若宮大路をレストランへと向かう途中
八幡宮でお式を挙げるカップルなのでしょうか、白無垢姿の花嫁・花婿さんが乗る人力車発見
沿道の人々からも祝福を受けて幸せそうな二人でした
丸い普通の中華のテーブル席に着いたけれど出て来たのは↑のようなお料理
6皿目がこのお店の人気メニューの塩焼きそばだそうでこれがなければ中華とは思えないわねぇ、
とってもおしゃれな中華のランチに大満足でした。
ランチの後は江ノ電で光則寺へ
私はここも初めてでしたが海棠の花を始めシャクナゲやヤマブキ、椿などたくさんのお花が迎えてくれました
そして何故か庭の隅にクジャクが一匹、大声で鳴いてその存在を知らしめていましたが
お花に負けない見事な羽根を広げることはなくちょっと残念。
今回行った鎌倉宮と光則寺には崖を掘って作られた土牢が・・・・
鎌倉宮の土牢は後醍醐天皇の皇子である護良親王が足利尊氏と対立して捕らえられ、9か月の間幽閉された場所
光則寺の土牢は当時異端とされた日蓮上人が佐渡ヘ流された時その弟子であった日朗も捉えられてここに監禁された場所
鎌倉にはこれ以外にもあちこちに土牢があるらしいですが
屋外のこうした薄暗い穴に閉じ込められた毎日の苦痛は想像難いものがありました
お寺巡りの後はカフェでしばしおしゃべりに専念
最後の〆は大勢の人でにぎわう小町通りへ
あれ見て見て! 可愛い~~、素敵ね、とあっちを覗いたりこっちの店に入ったり
ここに来るといつも時間が足りません
まだまだ通りは続き、心惹かれるけれど帰りの時間になってしまって残念
駅で東京へ帰る友とあわただしく別れ電車に揺られて帰途につきました
間延びして姿が乱れてきたビオラを摘んでグラスに活けました