「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

カミサンの試験の出来は…

2007年11月25日 16時30分43秒 | Weblog

カミサンが無表情で帰ってきた
「試験 どうだった?」と訊くと

「ワーッ!」
と何処かへ飛んでいった

晩御飯までには帰ってきてね~


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苦手なんだよ…

2007年11月25日 06時26分57秒 | Weblog

中年女性が苦手だ
地域で仲良くさせてもらっている
多くの家族の方々と接していても
「オバサン族」とは無意識に距離を置く自分がいる

本当に「オバサン=母親世代」が苦手なのだ…

こう書くと、なんだか狭量で
わがままで、イヤな大人に思える
自分でも それが判るので
言葉として「苦手」と発したことはなかった
(でも…態度で判ってしまうか…)

いつだったか、同年代の男性と飲んだ折り
酔った勢いで「苦手じゃー」と言ったことがある

その時、彼は「僕はオジサンが苦手」と…

「自分だってオジサンの仲間じゃないか」というと

「判ってるさ。でも、苦手なんだ
 例えば、見知らぬオジサンと電車なんかで
 隣り合わせになったりすると、もう落ち着かない
 降りるふりして、その場を離れるんだ」

僕も似たような思いがある


「ふ~ん」

僕らは、その原因を探り出した
と…、ある事に思い当たった
僕は父子家庭で育ち
彼は母子家庭で育った
そして、共に生き別れだったのだ

僕がまだ小学1年の時、両親が離婚
僕は父に引き取られ、そのまま母親とは別離
以来、19歳になるまで母親と会う事はなかった
家では「お母さん」という言葉が
自然と禁句のようになっていた
テレビで母親と子の温かいシーンなどあると
ついつい目を伏せた
そうやって、母親に対する思いを打ち消していった
そうしないと、母親への恋慕で
幼い胸が張り裂けてしまうからだった
だから「お母さん」という言葉を口に出すのは
いまだに 少し抵抗がある

彼もまた、同じような経験をしたようだ
「お父さん」という言葉に複雑な思いがあるという

「そうか…幼児体験からきているのか」

二人は、そう納得して黙って杯を重ねた

フッと母親との数少ない思い出が蘇った
それは小学校の入学式の時
故郷・北海道は猛吹雪だった
僕は母親のコートの中にスッポリと隠れ
隙間からソッと外の世界を見た

白い雪が横殴りに降っている
その向こうに、大きな校舎が見える

「ほら、学校が見えたよ」
母親の声が、分厚いコートを通し
くぐもって聞こえた
守られている安心感で満たされた
そこで記憶は途切れている

今頃、お母さんは何処でどうしているのか…



母親世代は苦手だが
僕も もう大人だ
いつまでも幼児体験に
縛られているわけにいかない
オバサンたちに対しては
自分の母親のつもりで
大事にしてあげないといけない…
そう、心では思っている
心では



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コメント (4)
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