最近、アメーバーのように増殖し
多くの人にとって迷惑な存在なのが
恐怖の携帯オバサン だ
我が町・ウルトラマン商店街にも発生しているが
狭い道の真ん中に仁王立ちになり
「そーなのよ!」と甲高い声でわめいている
(おそらく、その場所にいた時に電話がかかってきたのだろう
電話がかかってきた場所が、話す場所と思っているようだ
思い込みは怖い。もう、テコでも動かない…のだ)
さて、その甲高い声が、急に声をひそめ
「それでね…あの人さ」なんてことになったら
もー長電話になってしまう前兆だ
噂話で1時間は当たり前
オバサンの後ろは長蛇の列
それでも構わずオバサンは話続ける
いい加減 我慢できずに
「邪魔なので、チトどけてください」
なんて言おうものなら大変だ
般若のような顔で睨まれ
「ホレッ アンタがそっち行きなさい」と
言葉でなく、顎で“指示”される
そのあまりの迫力に、僕は“指示”に従うのだ…
恐るべし…携帯オバサン
(この携帯オバサンとラップおじさんが遭遇したら
どんなバトルが見られるだろう…
想像しただけでワクワクするが
両者が鉢合わせしたところを
僕はまだ見ていない…)
電話もそうだが、もっと厄介なのが「メール」だ
これはオバサンだけでなく、オバサン予備軍も同じ
彼女らの特徴は、俯き加減にノロノロ歩く
後ろがつかえようが、前から車が来ようが
全く動じない
きっとヤツラは、凄い大事なメールを
打っているのかもしれない
だって あんなに真剣なんだもの…
車に轢かれそうになっても携帯から目を離さない
もしかして、そう、もしかして
緊急にメールを打たないと
地球が危なくなる…のかもしれない
だから真剣なんだ
そうか。
地球の危機、人類の滅亡に比べれば
通行の邪魔、進路妨害
交通事故で自分が死ぬことさえ
ものの数ではない…のだ
そう
彼女らは地球を守っているのだ
きっと そうなのだ…ウン
だから邪険にしてはいけない…
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