ようやく衆議院選挙の公示が始まった
「バカ太郎解散」で衆議院が解散してから
とても長く暑い日が続いたように思う
世間では「風」が吹いているというけれど
山が動いたという「風」も
郵政民営化の「風」も
文字通り風と共に去った
「風」で左右される風潮が怖い
そういえば日本が軍国主義に走り
最後は玉砕したのも
「神風」という喧伝に国民が乗った結果だった
その昔、偉大な哲人が言った言葉を思い出す
「賢人は八風と申して
八の風にをかされぬを
賢人と申すなり」
まさに、自らの見識が問われる選挙だが
今回の選挙は究極の選択だ
本来、日本に二大政党はそぐわない
本当はどちらも選びたくないが
棄権はせず投票するつもり
誰もいないからと
自分の名前を書くアホがいるらしいが
それは国民への冒涜
真面目にやりましょ
と思うのだった