「ダーウィン・アワード」という映画が
12月1日 公開される
史上最強のおバカな死に方決定戦を競う、おバカ映画だ
この手の映画は大好きだ
「マーズ・アタック」や「ギャラクシークエスト」
なんかは、何度も観た
さて、映画の題材の「ダーウィン・アワード賞」
「進化論」のC・ダーウィンに由来するアメリカの実在の賞
その年に、最もバカげた行動で死んだ人に
「そんなバカをした劣悪な遺伝子を
人類から消滅させる、という“人類に貢献”した」
ことで与えられる名誉ある賞…というのだ
つまり「死んでくれて ありがとう賞」なのだ
なんともブラックな賞だ
ある説によると、鎌倉幕府を開いた源頼朝は
夜這いした際、頼朝と知らぬ女の家来に殺された…という
本当だとしたら「ダーウィン・アワード賞」確実か
紀元前の話
小アジアのミトリダテス6世は多くの虐殺をし
兄弟さえ殺し、実の妹と近親相姦・結婚した
その彼の恐怖は毒殺されること
いつも少量の毒を服用し、毒に強い体を作った
しかしローマ軍に破れ、
服毒し自殺しようとしたが死ねない
結局は、部下に剣で殺してもらった…
1911年、フランスの洋服職人が、
コウモリの翼の形のマントを作り
これを着用すれば「空を飛べる」と発表
マスコミや観客の見守る中
エッフェル塔から飛び降りた
当然、死亡…
同じく1911年
ある男が樽に入ったまま
ナイアガラの滝から落ちるという無謀を決行
全身骨折はしたが、なんと命は助かった
その体験を世界を回り講演し好評を得たが
旅先のニュージーランドで
バナナの皮を踏んで転倒
その怪我が元で死亡…
因みに、上記の映画のタイトルにもなっている
C・ダーウィン(写真)は73歳で死去。
愛する妻や娘に看取られ、心臓の病で亡くなった。
病弱だったが、何度も研究のために旅を繰り返し
人間は猿から進化したと言ったため
教会側に反感を持たれながらも、
自らの仕事をやりきった。
彼の最後の言葉は
「死ぬことは少しもこわくない」だった
自分の名が、こんな賞の冠にされて
さぞ迷惑…と、天国で思っているに違いない
生き様と同じく、
死に様もいろいろ
さて君は、「笑って死ぬ」か「笑われて死ぬ」か…
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え~、毎度バカバカしいお笑いを…
まぁ、落語というのは、
こんなお決まりの文句から始まるもんなんですが
本当にバカバカしいと思ったら
落語なんてもんは出来ないもんでして…
ま、そんなことはどうでもいいんですが…
え~、最近、どこかの若い坊さんが
何日も寝ない食べないという
いわゆる荒行といいますか
それをやり遂げて
「凄い凄い」と賞賛を浴びて
「仏さんに近い存在だ」なんて
ホンマかいな、みたいに、
私なんかは思ったわけですが…
鉄人レースを完走する女性の方が
はるかに凄いと思うんですがね
そもそも、お釈迦さんは
そんなアホみたいな荒行なんて
全くしなかったわけでして…
ま、これ以上言うと、
バチがあたるかも知れないんで止めときますが…
とにかく、世間の評価なんてのは
見た目に分かりやすいのがいいようで…
いわゆるパフォーマンスの上手い人間が
話題になるようですな
オホン…ズズズッ(茶)…
一人の仙人がおりまして
長い修行の末に
高い山の頂から、下界の村に下りて参りました
仙人ってのは不老不死、
つまり老いず死なず、なんですな
何百年も、下手すりゃ何千年も生きてるわけで…
死なないってのは辛いですよぉ
親も兄弟も友達も、妻も子供も、
向かいの綺麗な娘さんも、
隣りの乱暴な若造も
みーんな先に居なくなるですから
一人ぼっち
ただ風が吹くだけ…
ヒューっと…
それも、ずーっと
辛いでしょ? ねぇ?
で、仙人
不老不死というわりに
仙人のイメージは、若々しいものではなく
ヨボヨボの痩せた、
今にも死にそうな老人と相場が決まっております
ま、そんなことは横道ですが…
その仙人が、里の村に下りて参りました
「高貴な方の来村だ!」
「ほら、ご馳走を用意しろっ!」
「娘たち、接待の用意じゃ!」
村は上を下への大騒ぎ
うやうやしく屈む長老たちに案内され
その高貴な仙人がやって参りました
村一番の大きな屋敷の客間に通された仙人は
囲炉裏を前に静かに座り、
一同を「…」こう、見回したわけですな
でも、何も語りません
「なんか神々しいお顔じゃ…」
「さすが仙人様じゃ。どこか違う」
村人たちは、口々に呟いております
やがて、豪華な料理が仙人の前に運ばれて参りました
その料理を、仙人はビックリしたように見ています
そして「おぅえ」と、か細い声が漏れました
一同は「?」
何か重大な教えを垂れたのかと
仙人を食い入るように見つめております
と…。
仙人は、狂ったようにご馳走を食べ始めました
「ウガッ…ゴェ。ボコボコ…」
その姿は、飢えたマントヒヒそっくり
唖然と見つめる村人などお構いなしに
仙人は食べ物を口に詰め込んでおります
やがて、仙人の目は食べ物から若い娘に移ります
そして…
「ウヘ…ウヘ」と娘ににじり寄り
いきなり胸を鷲づかみにしました
「なにすんの、このスケベ爺ィ!」
娘にバシッと頬を叩かれた仙人は
まるで子供のように泣きはじめました
「ウォーイオイオイ…」
一同は呆れたように仙人を見ています
やがて一人の長老が口を開きました
「何千年も人間と関わらずに生きてきたから
言葉も忘れ、人間としての礼儀も忘れ
すっかり退化して、動物になっちまっただな…」
極楽の先年の修行より
現世の一日の修行…という
説話をなぞらえた バカバカしいお噺でございます…
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いまも語り継がれる「事件」
数十年前、米国の名優オーソン・ウェルズが
「火星人が街を攻撃!」しているという
ドキュメント風のラジオ・ドラマを制作し
迫力たっぷりに放送した
ドラマが「本当」と勘違いした多くの市民は
「火星人に殺される!」
「家が破壊されるぞ!」
「なんだか知らないが、逃げろ!」
と…。車に家財を積み込んで避難
街は大パニックとなった
間もなく、「火星人来襲」は「嘘」と分かり
市民は「人騒がせな!」と大ブーイングで
家路についたわけだが…
図らずも、この出来事が「大衆操作」の教材となった
後に、この事を研究し、あることが分かった
デマ情報を信じ逃げ出した多くは
普段から情報を鵜呑みにする傾向があった
彼らの信じる根拠は
「テレビでやっていた」
「雑誌・新聞に書いてあった」だった
酷いのになると「誰かが言っていた」というのも…
そして、「低学歴」の人々が多かった
「主権在民」を掲げる国家は
「愚民」ではなく「賢い大衆」を作ろうとする
国家は、より広範囲な思考方法による
高度な教育を市民に提供しようとする
反対に、国家の方が大事と考える権力は
彼らにとって楽しい存在の「愚民」を作ろうとする
なにせ「愚民」は操作しやすいからだ
あの手この手で教育操作をし、
その「学問」を習わせ「賢くなった」と勘違いさせ
結果的に、国家の都合の良い「愚民」を作る
そして「賢い大衆」を目指す人や団体を
あの手この手で攻撃する
そういう「奴ら」だけは絶対に許すなと叫ぶ
権力者は時機を見て
「火星人が襲ってきた!」と叫び
国民を操作し、自分たちの都合の良い方向に向かわせる
恐ろしい…
さて、日本はどうだろう
「憲法」に「主権在民」と書いてある
日本は前者だ
良かった、よかった
日本に生まれて本当に良かった
話は変わるが…
日本の教員試験の設問に
「“憲法に書かれてあること”を述べよ」というのがある
知人は「主権在民」と書いて不合格になり
友人は「国家の理想・天皇の地位・国民としての義務」
について書かれていると答え、合格になった…
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