笑顔浴

優しい時間

最後に残すもの

2012年12月30日 | Weblog

毎年、渇水の心配が消えない地域ですのに

雨が多くてダムに一年を通して安定して水がたまっていました。

いつも節水してるぶん、わりと贅沢にお風呂に使いました。

オーストラリアでホームステイした時も

シャワーや洗濯で節水を厳しく求められたのを思い出し

アイデアを出し合ったベルギー人のマリアさんに逢いたくなります。

あればあったで愉しいし、無ければ無いなりに面白がって私達は暮らせるんですね。

 

さて、私が「ハングリーな人が強そう」に見えるのは、

失うものがない、失っても良いと考えておられる気がするからです。

現状に満足していないぶん、想定外の行動に打って出ます。

動くことに夢中で、常に前向きですもの。

 それに比べて、不安が多いのは私。

現状維持を願うあまり、六星占術で来年を占いました。

「乱気」には感情を爆発させて人間関係に亀裂を生じるとあり、

ゆめゆめ「人」を失うまいぞと、戒めをスタート!

今年は、「達成」という強運に便乗して、

いつもなら断るであろう困難な仕事をその場で引き受け、

のびのびと新分野に挑戦し、積極的に意見し活動し、

来年の予算分まで前倒しで現金を使いました。

何の根拠があるわけではありませんが

占いのおかげで、メリハリのある人生を過ごせております。

こうして得られたモノに、私は今とても満足しています。

同時に、幸せを感じているからこそ、

目減りする不満 手放す苦しさ 失ったあとの恐怖

と向いあわねばならないわけで。

 

失うものを多く持ち、ひとつも失いたくないと囲い込む時

身動きが取れなくなるのは 当たり前かもしれません。

1000か10000の掌でがっちり握り締めたい欲望がありますが

残念なことに私には2の掌しかございませんので、

たくさん得たら、たくさん手放して

しかも 1の掌は、次に何かを掴むために空けておかねばなりますまい。

 

あなたが最後に残したいものは何ですか?

私の場合、希望だけは掌であたためておきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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