笑顔浴

優しい時間

レッテルを貼る

2013年08月28日 | Weblog

先生が指導の中で、繰り返し伝えてくださること。

「私たちが、者(物)を見るときは立場で見てる。

立ち位置を変えると、視野が広がる。

そして、

たまには 隣の住人になって、立場を変えて自分を見なさい

どんなふうに見られているのかも考えなさい」

 

 

先生の体験では、

「親から聞いていた通りの子供が 相談に来たためしがない。

親の立場で「万引きした子供」を問題児だと考えると

悪い子のレッテルを張った子供の、良いところは目に入らなくなる。

でも、「万引き行為」は、その子の一部分で 全体ではない。

話してみると、素直で賢い、親思いの子だったりする。

レッテルを貼られた子供はいじけて、次第に

どうせ俺なんか、と本人も自分に同じレッテルを貼る」

 

私は、先生の立場で、どんな表現をするだろう

近所のおばちゃんなら、なんとコメントするかしら

仲の良いクラスメイトなら、

万引きされた店主なら、警察官なら

万引きされた品物なら・・

 

万引きする前の彼と、万引きしてる彼と、万引きした後の彼と

どのタイミングの彼に引っ張られてしまうだろう

全体としての彼を 空の上から眺めることができますように

 

 

「悪い子」「将来のない子」「問題を起こす子」

コテコテに重ねられたレッテルの上に

「素直な子」「賢い子」「親思いの子」

新しいレッテルをペタペタと貼る。

しばらく眺めたその後で、

一緒に ジャブジャブ洗って、レッテルを全部きれいにはがす

本当は、レッテルなんか一枚も必要ないのだから

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