笑顔浴

優しい時間

英語で考える

2010年09月29日 | Weblog
石川選手がコマーシャルしてる英会話キットのチラシをよく見かけますね。

1日本企業が海外へ進出 (海外で営業・製造する、海外の人を部下にする)
2日本企業が外国人を雇用(同僚は外国人で一緒に働く)
3海外の企業が日本に進出(上司が外国人で指示命令を受ける)

じわじわと進んだグローバル化を象徴するのが
公立大学法人国際教養大学(秋田県)の存在かもしれません。
先生は外国人、日本人の教授も国語の授業以外は英語を使うので
外国を疑似体験できます。卒業までに1年間の海外留学が義務で
必要に迫られてモチベーションが高まりそう~!
企業のニーズにマッチして就職率が良いそうです。

英語を学ぶのではなく英語で考えるというキャッチコピーを聞いて
なるほどなあと思います。単語には文化や哲学が潜んでいて
たぶん英語圏の価値観も吸収しちゃうはずで
益々多様な価値観を持った日本人が増えてるわけです。

前の会社に採用されて1年後に社内に英会話クラブを発足させたとき
許可と同時に部屋を提供いただいてとても嬉しかったです。
当時は「私達の介護は英語を話す人にお任せするかも。
いざという時のために英会話を学びませんか?」と男性社員に勧誘してました。
デイビット先生のお人柄で楽しい時間を過ごせました。
フィリピンやマレーシアの看護師さん達は欧米に進出中らしく
今日では、介護士の卵さんたちも日本上陸しています。
ヘルパーさんの絶対数が不足すれば、好むと好まないによらず、
海外からの応援に頼るしかないですもんね。

雇用された海外の社員や家族の相談には英語が使われるから
産業カウンセラーといえども、英語は大切な仕事道具のひとつとなりつつあります。
日本語で聴いてもわかりにくい「心」を、英語で理解できるのか?
同じ日本人でも大きく違う「価値観」なのに、海外の国々の価値観の要素まで加わると、
カウンセリングの見立て(相談者の問題を想像して仮説を立てる)はどうすればいいのかしら?

とりあえず、海外ドラマを字幕スーパーで秋の夜長にみております。

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