Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

先輩とのメールs;STさんからのご質問に寄せて

2005-12-21 01:49:52 | 教養・文化・歴史
Premiere: Scott Glenn and his entourage at the Century City premiere of Columbia's Vertical Limit - 12/3/2000
Photo by Steve Granitz/wireimage.com

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すこし考えましたが、やはりここは締めくくり、並びに突っ込みの足りなさ補足すべし。と、考え、決断し、第二部を掲載するに至った。
すなわち、
昨日の記事に寄せ「ノンフィクション記事」を掲載する。
久しぶりに英語問答のお相手並びにご指導を頂いた「OT先輩とのメール」を記事として紹介したい。
読者には、「OT先輩」の事、すでにご紹介済みである。
OT先輩は、我輩の学生時代の2年先輩、且つ「英語の先輩」。今尚、日々の業務に英語を駆使されておられる方であり、くわえて、俳句世界にも造詣深き御仁である。
読者の中ご記憶の方、
今月の上旬、3日連載にて「OT先輩からの贈り物」と題し、草津温泉&榛名山の小旅行からお帰りになったときの写真をお送り頂き、記事掲載させていただいた先輩。
そんなOT先輩との交換メールを公開します。



以下、「本日記事」・・・・ 

*(ご存知の通り)メール記事転載した場合、後半部から古いメールが入り、上部に移動するにつれて新しい時間移動となる。理路整然とご通読頂くためには、当記事の一番最後から、上に向けて「ご通読」されるよう、お勧めします。

    ------------ 

<以下、メール転載>
(最終発信日時:2005/12/20 18:15?)

OT先輩
たいへんありがとうございます。
さっそく検討いたします。

TK

----- Original Message -----
From: ot
To: KT
Sent: Tuesday, December 20, 2005 5:13 PM
Subject: Re: 感謝!Re: ご報告と、お願い・・・


T男爵殿

いっさいおまかせしますから、どうぞご自由に料理してください。

from OT

----- Original Message -----
From: KT
To: ot
Sent: Tuesday, December 20, 2005 5:05 PM
Subject: Fw: 感謝!Re: ご報告と、お願い・・・


OTさん、
提案なのですが、
記事で目立ちすぎれば、コメント欄にて掲載。という方法もあります。
申し添えておきます。
from TK

----- Original Message -----
From: KT
To: ot
Sent: Tuesday, December 20, 2005 4:58 PM
Subject: 感謝!Re: ご報告と、お願い・・・


OTさん
quick response!
たいへんありがとうございます。
なんだか解りませんが、(私に)英語を聞いてくる(若い男性30代前半?)読者がいるとは!
いささか驚きました。
でも、正直言って「うれしい」かぎりです。
わざわざお休み時間を割いて下さり、先輩のより的確なご説明、たいへんありがとうございます。
自分自身、先輩のご説明を拝読し、あらためて、より的確な理解を加算できました。
またもやご相談です。
若し、ご承諾さえいただければ、(当然、実名メールアドレス等を伏せるなど、すこしアレンジしますが)
このメールのやりとり、「(仮題)先輩と後輩のメール」などと題し、記事掲載してみたいのです。

理由は二つあります。
(1)私の説明不足の個所と、切り口の違いを「補足する」には、最高の手法なのです。
(2)くわえて、(OT先輩のような)よき先輩の存在あればこそ、自分自身が聞く耳を持ち耳を傾けるからこそ、切磋琢磨できるもの。語学の習得のみならず、人生とは「かようなものである」。という実例を、今の若き読者に(暗黙のうちに)伝える「良き機会」ではなかろうか?良き手法ではなかろうか?と、思うのです。
しかし、
まずは、誤解のなきよう、お願いします。
英語のできるもの同士の「オジサン的自慢話」にならないよう、配慮が必要だと思います。
つきましては、
OTさんのお考え、如何でしょう?
「いや、やめておけ・・・」
その一言あれば、止めておきます。
「ブログは、クールな記事掲載に、徹せよ!」
などと、さる出版社のオーナーは「エセ男爵ブログ」に警告を発して下さっています。
このメールを発表することは、上記の「禁じ手」から逸脱はしないと思います。
本件、しかししかし、OT先輩の今一度のご指導賜りたく、一旦「Yes or No」を発していただければ、それが結論。後は何も考えず、先輩のご意向に従います。

宜しくお願いします。

from TK
----- Original Message -----
From: ot
To: KT
Sent: Tuesday, December 20, 2005 1:25 PM
Subject: Re: ご報告と、お願い・・・


Tさんへ

いやあ、ずいぶん懐かしい話がでてきました。
L/RとTHEは日本人が英語を学ぶ時にぶち当たる難関中の難関と感じているようですが、
実際はまだまだありますね。tで終わるthatやit, edで終わる動詞の過去形の音判別など、あげればたくさんあります。でも、おっしゃる通り、LとR及びTHは日本語にないため、英語の発音を勉強するときかなり苦労します。

T男爵の名解説で誰でもがもう十分に理解できると思います。
私の場合、あれからもう何十年もたっており、どうして会得したのかもう忘れましたが、LもRもTHの音も、すべてが「舌」と「歯」と「歯茎」への感触から発生する音ですね。
だから、ああだのこうだのというより、赤ん坊が母親の言葉を耳で聞いて覚えていくように、言葉はなんと言っても、正しい英語ないしは米語を話す人の声を真似るのが一番近道ではないでしょうか。私はその手段として、相手の口の動きを目で確かめながら発音を真似て習得した記憶があります。もちろん、T男爵が指摘されたような発音の仕組みは短文を暗記して、口に出して反復練習したものです。

総じて、英語の発音は「舌」を前歯の突端に軽く当て、「さ」、「ざ」、「じ」という音を出す訓練をすれば、かなりの音、例えば、[thanks]の「さ」、「that]の「ざ」、「this]の「じ」という具合にカバーできます。転じて、「L」の音は前歯の付け根に舌の先端をつける気持ちを強く持たず、むしろ下顎を下に引きながら「え」という音を出し、そして舌の先端を前歯の付け根に「る」という発生と共に瞬間的にそえる感じでは、と思います。

「R]は前後にある音、「girl]なら「ge:rl]発音記号が見当たらないので、e:rl]としましたが、実際には「ge:]の音と微妙に絡んで「r」の音になりますので、舌の両脇を上の歯の茎に接触させるぐらいに緊張させて「ge:]が発音され、それから、舌を少し巻く時に出る音が「R]に近いのでは、と思います。すべての音は前後にからむ音との組み合わせですから、単独の音を表現するのはとても難しいとおもいますよ。

小生の結論は、言葉をしゃべる事は理屈では説明できないもの、と思っています。
なぜなら、2-3歳の幼児は言葉を理解せずにどうしてしゃべれるようになるの。それは、母親の口真似をしているにすぎないから、と思うのです。英語の発音も2-3歳の幼児のつもりでやれば、かなり上達するのではないでしょうか。

参考にならないかもしれませんが、昼休みを利用して書いてみました。

from OT

----- Original Message -----
From: KT
To: OT Mr.
Cc: UT Mr.
Sent: Tuesday, December 20, 2005 12:03 PM
Subject: ご報告と、お願い・・・


OTさん

本日記事、「英語学習 and/or英語の発音」について触れています。
是非目をお通し下さい。
(これら、数十年前?10数年前?先輩からご指導頂いたものが基本です。10数年前の先輩Nさんのご指導にて、タイム誌に一寸触れるようになりました。が、3年くらいサボっていて、今はお恥ずかしい限りです)
そして、
是非、お時間さいて頂き、OT先輩の「ご指摘」を仰げれば幸いです。
(ついでに、ランキングバーのクリックをお願いします・・・)
http://blog.goo.ne.jp/baron24ese/

KT

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あとがき:
我輩をして今尚憧憬し、尊敬と敬意の念を忘却できない大切な先輩とのメールを公開するに至った。我輩の持つ先輩へのイメージとは、添付画像のハリウッド男優「スコット・グレン氏」のキャラクターと合致するのである。
高級軍人、CIA高級諜報官、その他インテリジェンシーの高い「役柄」を自然体でこなせる数少ない名助演男優である。
大ヒットした1990年作品映画「レッドオクトーバーを追え」の中、我輩の尊敬する「ショーンコネリー」演ずるソ連邦最新鋭原子力潜水艦艦長に対応し、なんら遜色なき「米国原子力潜水艦艦長」の役柄にて、スマートでシャープな「判断力」をみせ、勇気を持って英断を下し、ショーンコネリー演ずる「ロシア潜水艦艦長」を救出する指揮を執る役柄を、見事に演じていた。一見神経質そうで、ひ弱そうに見えるが、芯はしなやかにして研ぎ澄まされた「豪腕」を隠し持っている。という雰囲気がにじみ出る知性派の男優である。
生まれながらにして「ダンディー」を、演技なくして生地でやれる数少ない「男優」の一人である。
なぜか、
姿かたちは違えども、OT先輩のイメージを追求すると、「俳諧世界」の巷の俳人のイメージではなく、西欧風にて研ぎ澄まされたプロフェショナルな仕事師に想え、且つ、一見柔和にして、侘び寂びを包括含蓄される造詣深き一面を合い持つ、男の「優しさ」と「たくましさ」が漂ってくるのである。
よって、
イメージ映像として、掲載した。結果、当日記事と合致し、我輩は自己満足している。

<注>東洋人と欧米人のLooksについて・・・
(ゆめゆめOT先輩の風貌と体形は、国際派としての磨きはかけられているものの、純和風シニア男性の良き典型である。しかし、そこはかとなく「男の粋」と、「お洒落感覚」が優雅に漂って来るのであり、したがって「初老のアングロサクソン紳士」のダンディー感覚との違いあること付け加えておく。尚、OT先輩はグレン氏よりも、かなり若いのだぞ!)