Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

櫻井よしこ 独身;検索ワード

2009-01-28 17:45:15 | 教養・文化・歴史
 櫻井よしこ先生は「独身」なりや?

 いきなり! 不仕付けですが、我輩としてもチョイと触ってみたい「検索ワード」あり。
 
 それは、『櫻井よしこ(ワンスペース)独身』という検索ワードをネット検索にインプットすることであるぞ。

 このところ、といっても凡そ半年間以上も上述の検索ワードから拙「エセ男爵酔狂記 Part-II」にアクセスされてお見え下さる、エセ男爵ブログの「俄読者様」が(平均して)毎日3件いらっしゃるからたいへん幸せであります。 

 何故に幸せか?

 と、問われれば、

 その答えは、拙エセ男爵ブログにて、過去記事に於いて如何に多くの固有名詞『櫻井よしこ』なるものを取り扱っているか。の証でありまして、且つ、『櫻井よしこ女史』をして『独身』なる純単語と合体させて検索にかかる現実が「いとおかし・・」なのであります。 ウム、そういえば、『櫻井よしこ/整形』も、時たま、在るぞ!

 ともあれ本日は(まったく)エセ男爵的ノーテンキなる記事投稿でありまして、暫くは、たぶん今日も同じ検索ワード『櫻井よしこ/独身』なる検索ワードで拙ブログに入ってお見えになる読者様を歓迎する為に、昨年夏場の「たかじんの何でも言って委員会」にて撮り貯めたTVスナップ≒櫻井よしこ女史なる見目麗しきご尊顔を掲載させて頂きたく、櫻井よしこ先生のフアンもアンチフアンも万障繰り合せてご了解頂きたく、何卒宜しくお願い申し上げます。
 「・・・?」 ・・ですって?
 ならば別のセンテンスでご説明致しますならば、要するに、櫻井よしこ先生フアン必見のブログが「エセ男爵ブログ」たり得るよう、万全を期す!との意向であります。

 ?

 さて、櫻井よしこ先生が(過去~現在~未来に亘って)独身かどうか? 残念ながら、我輩には全く興味なし。 すなわち、桜井よしこ先生の私生活には一切立ち入らない主義でありますこと、あらためて宣言します。

 昨年夏場の画像、もう4~5枚ありますから掲載します。 櫻井よしこ先生のフアンは必見の画像あるかも?

                   ひそかに、期待されたし、、、。

ほんとうに呉るのか?「総額2兆円の定額給付金」

2009-01-27 17:45:45 | 教養・文化・歴史
 ちょいと昼寝をしていたら、がきの頃の記憶が蘇って模型飛行機を作って飛ばしていた夢を見た。 飛行機が良く飛ぶか否か? 出来の良し悪し『そのカギ』は、模型飛行機の場合99%が重心バランスの良し悪しにかかっている。 模型飛行機の重心の位置がその主翼の真下に位置していないとだめだ。 重心が前だと、飛行機は舞い上がらず、一直線に下に向う。 重心が(主翼より)後ろだと、飛び始めてすぐに失速し、安定感を失って尾翼からふらふらと墜落する。
 でもって今日の日本の政治はどうか?
 そう、モケイ飛行機に例えると、麻生太郎君作品は、重心も定まらず、左右主翼のバランスを欠く失敗作の模型飛行機だ。 かくして重心の定まらない飛行機『麻生号』は墜落寸前か?
 今やダッチロール真っ只中麻生太郎内閣の発足は、福田康夫の辞任劇から始まったもの。 昨年8月末ころ、いよいよ「ねじれ国会」は捩れ捲くり動きの取れない状態になった福田首相は、あろうことか?あっさりと音を上げて総理の椅子を放り出してしまった。 福田内閣は平成19年9月に発足し、衆参両院で与野党構成が逆転する「ねじれ国会」で法案成立に難渋。時のガソリン価格高騰の中、揮発油税暫定税率をめぐる与野党攻防で混乱を引き起こし、平成20年4月に導入した後期高齢者医療制度も「高齢者いじめ」と世論から強い反発を受け、発足当初5割あった内閣支持率は2割程度に低迷していたのは、つい半年前のこと。
 ご存知、一昨年前には腹痛を起こし登校拒否的な安倍晋三内閣の辞任劇があった。 
 何だか、安倍ちゃんも福田兄イも打ち揃って「この10年来の政治課題的ツケ」が払えなくて、泣きべそかいて退場した。
 今の麻生君はどうか?
 引き摺ってきた政治課題を忘れさせてしまうほどの100年に一度といわれる「アメリカ発世界金融恐慌」の金融津波に翻弄され、緊急経済対策ばかりに気をとられて今日に至っているものの肝心な第二次補正予算も未だ国会可決しないのだから不様この上ない。
 はやり(一度申し上げている通り)麻生内閣は選挙管理内閣だった。 今となっては、何もかも手遅れだ。 但し、手をこまねいているわけにはいかない。

 グローバリズム世界における金融恐慌の津波は、意外と早く日本経済の実態を直撃している。 それもそうであろう。 未曾有の利益を出したはずのトヨタが首切りに出たから、トヨタ以下の自動車会社は右に習って首切り始め、地元マツダ等は天と地をひっくり返した騒ぎになっている。が、広島市民は知らぬ顔を装っているから面白い。 (なんとも、褪めた市民よ、広島の住人は、、、 っと、我輩だけか?褪め冷めしているのは)
 「国民の7割が、定額給付金の施行を望んでいない・・・」だなんて、目の前に落っこちた現金を破いて通れるほどの大人は、いまどきの日本人でそうざらには見つかるまいよ。 我輩も、きっちりと頂けるものは頂きますぞ。 しかし金額が少ない。 少ないが頂く。 頂くけれども少ない。
 では!
 「どのくらいの金額なら『頂くに程好い額』の定額給付金か?」と、問われれば、
 一発回答! = 一金20万円也。。。
 と、答えておきたい。
 20万円ならば、そこそこのアルバイト社員の月収に相当するのか?
 いや、いっそ、200万円頂こうか?
 この金額、下手な年金受給者の年額受給額より多いかも?
 だから、
 「総額2兆円予算の定額給付金」だなんて、いまどきケチ臭いこと云っている場合ではないぞ。 総額を2兆円から25兆円にしてしまえば、国民一律20万円の給付金が相整うわけであり、250兆円にしてしまえば、一人当たり200万円を受け取ること可能となぁ~る。
 遣い勝手の良い金額であり、遣ってもある程度纏まった消費行動の可能となる金額が宜しい。
 いかがでしょうか?
 「・・・?」
 「そう、可能な限り早くASEAN諸国の共通通貨を日本円にしてしまえば宜しい」
 「・・・!?!」
 「さよう、おおよそ500兆円の日本円を世界中にばら蒔けば宜しい・・」
 「・・・?」
 「忘れるなかれ!あらためてケインズ経済学の純粋理論に立ち返るのだ!」
 「・・!・・?」
 「なヌ?後世に大きな付けが回る?そんなこと心配しておられるか?!」
 我国日本国の世界経済規模からして珍奇な心配はご無用に願いたい。
 「そんなこと、アメリカが許さないかも・・」
 そうですかな?
 「アメリカが本気で(武力で)日本を叩くだろう。と、なると太平洋戦争の再来だ」等と、
嘯く(usobuku)国際金融経済学者がいらっしゃるけれど、それはそうなるかもしれない。 我輩はだから、今年の年頭所感にて謳った如く、微分積分を勉強しなきゃならんのである。 何故か?と、問われれば、そう、自分でこの辺りの経済理論構築をしたいがため、そのためには経済学の数理的解明をしもって理論構築したいのだ。
 (正しきり理論と解っていて、これが出来んから困っているのです、、)
 何はともあれ、今の間に我国は本気でアメリカから独立しなければならんのである。 つまりGHQマッカーサー憲法の改正だ。否、平成新憲法の制定だ。 これを掲げて総理になった御仁こそ安倍晋三君ではなかったのか。 小泉政権の「美しい国づくり」の構想を受け継いで『美しい国へ』を文藝春秋から上梓しているなか、昭和憲法の改正が織り込まれていたはず。
 話戻って、
 安倍から福田へ、福田から麻生へ、政権移るなか、より近視眼的でより狭小な「内閣」に推移していること間違いない。
 鳥瞰図的な観点に立ち包括的な政治理念を持った太っ腹な内閣に変身し、予算の通り次第解散総選挙に打って出てくれ。
 以下、選挙のスローガンを掲げてみよう。
 (1)平成憲法の制定
 (2)地球に優しいグリーンツーリズム的日本型経済政策の確立(少子高齢化社会に適合した日本型経済を構築する)
 (3)日本円の世界制覇;世界恐慌打破のため、150兆円規模の日本円建て国債をASEAN諸国に薔薇の花の如くばら蒔き(返還期限は50年間)、おおむね対日貿易の決済に使用させ、以って(米ドル並びにユーロの如く)日本円をアジアの共通通貨とする為の基礎をつくる。
 (4)ユートピア国家の確立;国民年金基礎部分を一律年間240万円最低支給金額とし、企業年金はその上に加算する。(尚、この年金支給のための資金は上述国際的日本円国債の運用益にて捻出可能である)
 (5)医療天国日本の確立;後期高齢者医療制度に関しては新たに検討し、再度適切な医療制度を確立し、以って世界一の医療システムを日本国に構築されたし。

 ま、微分積分の解らない我輩。しかしこれは判っているぞ。つまり、今このまま戦えば麻生総理が選挙に負けるのは分かっている。
 だからこそ必勝を祈念する(我輩が挙げた)この選挙スローガン(今はマニフェストという?)で戦って負ければ致し方ない。今ここで平成の新憲法を制定しなければ、早かれ遅かれ美しき国日本を本格的に支那共産主義国家か朝鮮半島宦官国家に引き渡すことになる。 さもなくば本格的にアメリカ合衆国の属州にしてもらい、以後一切国歌国旗としての「君が代斉唱&日の丸掲揚」相成らず、強いて言えばジャパン州の州旗ならびにジャパン州の州歌に成り下がるか?
 ・・ったく、今日の昼寝の夢は、悪い夢だ、、、。


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以下、産経新聞ニュースより切り抜いた。

『2次補正の両院協議会が再開』 政府4演説は28日へ
1月27日13時25分配信 産経新聞

 総額2兆円の定額給付金を盛り込んだ平成20年度第2次補正予算案に関する両院協議会は27日午後、調整を再開した。両院協議会での両院の意向が一致しないのは確実で、与党は憲法の衆院優越規定に基づき2次補正を同日中に成立させる方針だ。政府・与党は麻生太郎首相の施政方針演説など政府4演説を同日午後の衆院本会議で行うことを予定していた。だが、民主党は4演説を28日に行うよう要求。政府・与党は27日中の2次補正の成立を条件に、4演説を28日の衆参本会議へ先送りする方針を固めた。

 河野洋平衆院議長と江田五月参院議長は27日朝、東京都千代田区の衆院議長公邸で会談し、両院協議会を同日中に決着させるべきだとの認識で一致した。河野、江田両議長は会談後、両院協の衆参代表者をそれぞれ呼び、速やかに結論を得るように促した。

 両院協議会は、参院が定額給付金を2次補正から削除した野党修正案を可決したため、政府案を可決した衆院との調整のため26日夜に開会した。衆参の意見が一致しないまま衆院議決を優先するのが通例だが、くじ引きで26日の両院協議長に決まった北沢俊美民主党副代表は同日夜、協議を打ち切った。27日は自民党の衛藤征士郎衆院予算委員長が両院協の議長を務めるため、衆院優越規定を適用する予定だ。

 自民党の細田博之幹事長は27日午前の記者会見で「無意味な引き延ばし作戦をとっているのは理解できない」と民主党を批判した。一方、野党4党の国対委員長は同日昼の会談で、両院協決着前の4演説に反対することで一致した。


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『定額給付金支給、大規模自治体ほどずれ込む可能性』
配信元:産経新聞 2009/01/16 01:43更新

迷走気味の定額給付金は、事業実施を盛り込んだ平成20年度第2次補正予算が13日に衆院通過したことで、ようやく作業が本格化した。年度内の支給開始という政府の「公約」は、一部自治体で3月中旬以降に達成されそうだが、人口の多い市では5月の大型連休以降とも指摘される。年度をまたぐ繁忙期に、市区町村は給付申請書の確実な郵送や給付対象者の口座確認など、不確定要素が多い事務作業に追われる。大規模自治体ほど作業は遅れるとみられ、いつ給付金を手にすることができるのかは見えてこない。(酒井充)

 実際の給付は、財源の裏付けとなる関連法案が国会で成立しなければ、開始できない。ただ、関連法案は「60日ルール」により、3月14日に衆院で与党の再議決が可能になり、総務省や各自治体はこの日程を見越して準備作業を進めてきた。

 最大の問題は、市区町村が行う事務作業が、どれほどの手間暇がかかるのか、想定しづらい点にある。


 給付金の事務作業が佳境を迎えそうな3~4月は、年度末の税務関連の業務や、転出入届の処理と重なり、膨大になる。さらに給付対象者の居住地に送ったはずの申請書が返送されたり、申請書に記された口座番号が間違っていた場合の確認作業などもあり、「それぞれの作業に要する時間は各自治体で異なり、正直読めない」(総務省定額給付金室)のが実態だ。

 全国市長会の佐竹敬久会長(秋田市長)は「給付開始は秋田市で5月の連休過ぎ」との見通しを示している。秋田市は人口約33万人で、もっと人口が多い自治体は、さらにずれ込むことにもなりそうだ。

 鳩山邦夫総務相は13日の衆院総務委員会で、「給付開始」の定義について「口座振込が年度内に(どこかの自治体で)可能となったときだ」と説明した。ただ鳩山氏は、全自治体が「一律に歩調をあわせられると思っていない」とも指摘し、年度内の完全実施は望むべくもない状況にある。給付金が待ち遠しい人には、気をもむ年度末となりそうだ。

拝啓 曽野綾子先生・・ (我国TV局のオバマ就任報道に、一言?)

2009-01-25 14:45:45 | 教養・文化・歴史
 
五月蠅かった(煩かった)オバマ報道に一言・・・
 いろいろ云いたいことがあったが、産経新聞の曽野綾子先生記事を一読して胸がすっきりして気分爽快となり、あまり細かいこと(独り言)は云わぬことにした。 そう、どのチャンネルをひねり回しても金太郎飴の如く短髪黒色バリトン声のオバマ米新大統領の報道ばかりに辟易していた我輩。「この度ばかりは何か一言!云ってやろう」と思っていた矢先、曽野綾子先生が、しかも産経新聞にて、バラクオバマ新大統領に対して「物申して・・」おられるから脱帽した。 しかも、御自ら「小説家」と称されて、小説家の真骨頂であるはずの文筆想像世界を以ってして超現実世界の劇事となった米新大統領オバマの世界戦略部分(アフガニスタン侵攻について)について直撃的苦言を呈されているから、やはり、曽野先生はモノカキ世界で超一流且つ哲学思想世界では超々一流であること、再認識する。 どうやら古代キリスト教世界のご認識(学問知識を通り超え、曽野綾子先生的には常識か・・)から紐解かれたこの界隈『中東社会』の政治的難しさと日本を含む民主主義国家との距離感を、正しく認識されている御仁こそ『小説家・曽野綾子先生』なのであって、ここいらは米国大統領補佐官以上の御仁かも、、、。 更に、オバマ大統領の「かつての著作」について触れられ、「世界一級のモノカキを失った、、」とオバマの著書を賞されるから面白い。

 ォ畏れながら我輩も、日本国内TV局挙って報道する大統領就任式報道番組を垣間見ていて感じたことあり。 実況TV放映する日本人コメンテーター(と、呼んでいいのか?)達の、単純な昂奮と熱狂ぶりを観ていてガッカリした。 現場の米国ワシントン州では、多くの黒人信奉者及び白人低所得層の渦中に混じって我国の某テレビ局コメンテーターがはしゃいでるから気分が悪くなった。 あれならば、あの放映ならば、わがくにのTV局の報道スタンスとして、まるで日本国が「アメリカ合衆国の属州に成ったか?」と言わんばかりの熱狂振りであった。 ま、60数年間の長きに亘って、独立しているといえども(未だマッカーサー憲法を遵守し改正しようとしない)我国日本はアメリカの属国であったこと、再確認させられた。 さらに此の度のオバマ大統領宣言報道に於いて、しかしここまであからさまに我国の俗臭っぽさ?否、アメリカ合衆国の属州らしき振る舞いをするとは思いもよらなんだ。 オバマ新大統領出現を以って「我国日本の立場」は、哀れな属国からさらに惨めな属州の立場に格下げか? 多くの日本人視聴者の持つ屈辱的感覚を知ってか知らずか、あろうことか、今ようやく(互いに)有色人種であることに気が付いた日本国TV各社は、初の黒人大統領に親しみを感じたのであろうか、余りにも馴れ馴れしく報道するから(TV観ていて)恥ずかしい事この上ない。

 何はともあれ、曽野綾子先生の記事書を抜き書きして尚、掲載することをお許しいただきたい、、、。

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 <以下、産経新聞(H21.01.23)より>

小さな親切、大きなお世話
― 民主主義と「残りの世界」 ―
by 作家 曽野綾子

 この原稿を書いているのは、日付の上でバラク・オバマの第44代大統領就任式の日である。
 オバマが就任したとき、麻生太郎首相は「大統領が誰になっても、日米関係は変らない」という意味の発言をした。この粗雑な感覚で発せられた一言は、日米関係の温度を、少なくとも何度か確実に冷やしたと思う。総理は「オバマ氏の若い力の登場を心から祝福したい。日米両国は力を出し合ってこの難局を乗り切ろう。日本は誠実で働き者の国民と高度な産業界の技術を持っている国民なのだから」と言うべきだったと私は思っている。
 小説家としての私が一つだけ言いきれることがある。それはアメリカは一人の大統領を得たが、文筆の世界は、優秀なノンフィクション・ライターを失った、ということだ。オバマは、人種問題、アフリカ問題などについて、主観と客観との双方を十分に交えて書くことのできる世界で一流の書き手だと言うことを、その著書の中で示している。それが大統領になってしまったことで、活躍する機会は減ったとみてもよい。
 オバマが民主党から大統領候補として指名を受けたとき、日本のマスコミは、世界の政界、財界、ロビイストの中に、オバマとつながりがある人物が極度に少ないことについて危惧(きぐ)を示した。私は人脈を作るという発想をほとんど信じない。人脈というものは情報や利益を得る手段なのだが、使わぬときにだけ初めて確固としてできる。むしろオバマに関する情報の全ては、その自伝『マイ・ドリーム』の中に示されている。
 この本は選挙目当てに書かれたものではない。2004年版の前書きに『初めて出版されてから10年という歳月が過ぎた』とあり、「本書を執筆する機会が訪れたのはロースクール時代」であり、この処女出版は「期待と落胆が渦巻く」中で、中間くらいの結果だった。「数ヵ月後、作家としての将来は期待できないと確信した」オバマは元の世界に戻った。
 オバマはアフガニスタンに兵力を転換するといっているが、これが大きな失敗の第一歩になるだろう。日本もアフガニスタン問題にだけはかかわってはならない。
なぜなら、アメリカの凋落(ちょうらく)はその理論上の無理が時代とともに明るみに出ただけだからだと私は思う。民主主義だけが絶対の正義で、それ以外の族長支配に頼る「残りの世界」は、テロにまで通じる時代遅れ、人権弾圧の社会だと決めつけたことだ。
 私自身も民主主義の落とし子で、その思想を好んでいる。しかし族長支配の世界の思想を敵に回すということは狭量だと思う。
 オバマは黒人という血の故に、これからは「一族の要求は聞き入れるべきだ」という族長支配社会の強靭(きょうじん)な理論の攻撃にさらされる。彼らはまた族長社会以外の人々の介入、つまり派兵によって紛争が解決されることなど全く望んでいないどころか、そんなことをすれば長い年月の恨みを後に残すことは目に見えている。彼らは良くも悪くも独自のやり方で数千年間、紛争を続けてきたのだ。
しかしオバマは、アメリカ的な合理精神の中に育った。一族の要求を聞き入れなければ、「残りの世界」の恨みは、オバマへの失望に集中して現れる。それがこれからのドラマだ。(その あやこ)


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バラクオバマ著 マイドリーム、、

マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝
バラク・オバマ
ダイヤモンド社

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ウム、
どうやら一読の価値がありそうだ。   

軽井沢の思い出・・

2009-01-22 00:15:15 | つれずれ紀行
 
テンプレートの画像変更を楽しんでいる。

 先回のスペインマヨール広場画像は、かのイベリア半島的黄昏を楽しむ熱き感覚にて、当節大寒真っ只中の我国季節感覚から外れて迷走中のもの。 加えてブルー調(基本)テンプレートとの調和は相整わず、ダンディズムで押し切り敢て無視した。 しかし如何にも無理強い過ぎてはダンディズム精神にそぐわず、数日考えた末の本日深夜、またもや看板スペースの塗替え的作業に及ぶ。

 夕食前、ビール引っ掛け筒(2回目だから)余裕で貼り付けた画像? さてさて張り替えたブログの看板は、如何か?

 今日の日本全国は厳寒の季節にしてマッチング良好か?またもや自信なし。 但し、これは丁度今の季節! 3年前の軽井沢長逗留時代の画像を探り当てたから、再度テンプレート交換した。

 たぶん、
 3年前の本日を最後の夜にしてその翌日(平成19年1月22日)、しなの鉄道にて軽井沢を後に一路、信州上田市の友人を訪ねたのが最後、あれから軽井沢にご無沙汰している。

 たぶん、軽井沢最後の夜(前日夕刻)に撮影した画像が「本日画像」のはず、、、。

 外は零下10℃くらいか?

  

 いくら寒くても、室内はメいっぱい暖かかった「軽井沢の宿」を懐かしく思いながら、そして今、隙間風だらけの我が家の書斎で一杯引っ掛けながらブログ記事更新している次第であります・・・


ps:古い画像使っているようでは埒があかぬ。
 そうか!
 今年の初夏は、花の東京から長野新幹線にて軽井沢へ。 数日逗留ののち、見落としている長野県下の名勝旧跡を廻る旅に出向きたいものだ。が、果たして如何なることやら、、、。
(久しぶりだからハンガリーにするか?それとも宮島包ヶ浦自然公園に立てこもってみるか?)

タイトル画像は、マヨール広場から・・

2009-01-17 22:15:00 | 研究:「ダンディズム」
やりました!

 ブログ開設当初よりの念願でした。

「ブログタイトル背景画像」の編集ができたのです。

 あろうことか、おおよそ15年前、スペイン・マドリッドはマヨール広場のスナップ失敗作品の中からの引用&編集です。 ネガティヴカラーフィルムからCDを起こしています。 一連のこの所作、まさに前世紀(20世紀)的ダンディズムですな。

 またいろいろ画像を変えてみたいと思っています。

 今日のところは、この画像を見ながら、一杯やります、、、。

エストレージャ

エピックレコードジャパン

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 そう!
 今夜の気分はヨーロッパ演歌「ジプシーキングス」でも聴きながら! 飲む酒は? 当然スコッチです。

 サルゥ~!  乾杯!!!


PS: 「・・?!・・・」 そうなんです。 本日記事のカテゴリーは敢て、ダンディズム研究ですぞ! Yes! タイトル画像候補の引抜き決定、さらには切り紙作業的編集、色彩調整等々全て、何を隠そう!このあたりはすべからく「ダンディズム」の研究と関連があるのです。

禁煙開始10週目?

2009-01-16 20:45:45 | 小説家・トーマス青木
 なんだかんだで頑張っています。

 禁煙パッチのお世話になっているものの、禁煙治療を開始して只今10週間目真っ只中!!!

 「完全にタバコ吸っていないか?!」

と、問われれば、『否』と答えなければならない。

 正直言って、約1週間前に9本吸った。 9本は、午前中半日だけの実績だ。 さすがお昼頃には頭がフラフラ状態になった。 急激に血液中のニコチン濃度が増し臨界点に達したことを示すもので、まさかここまでニコチンが頭脳の思考回路を痛撃するとは思ってもみなかった。 しかし此の症状はまさに私の身体からニコチン成分が消滅し、ソロソロ新たなニコチン成分の吸収を拒否していることに他ならない。 その4週間前は、3日かけて1箱(20本)吸った!
 言い換えれば、一日平均1箱半(約30本)吸っていた者が、この10週間でようやく一日分のタバコを吸った計算になる。 ならばヨシと解釈しようではありませんか。 さらに言い換えれば、完全禁煙継続中ではないけれど、全面的禁煙努力開始してから間違いなく10週目に入っている。 
 かくして来週の水曜日(1月21日)が丁度10週間目にて『禁煙治療』は卒業なのです。

 はっきり言って今でも一日に2回、猛烈にタバコが吸いたくなるけれど、その欲求をなんとかごまかしてやり過ごしている。

 「禁煙のメリット!すなわち禁煙効果は如何なるものか?」

と、問われれば、

1) 禁煙始めてから3日目から、厭な咳払いをしなくなった。咳払いをしないから落ち着く。 落ち着けるから、ベッドに入ってからの『寝つき』が早くなった。
2) 寝つきが良くなれば朝の目覚めも快適であって、熟睡できるようになった。
3) 自宅からバス停まで(徒歩約5分間)の急な坂道を歩いて上るのが、ずいぶん楽になった。
4) タバコを吸わないほうが(逆に)仕事が捗るようになった。 つまり、考え事や読書は執筆に集中できるようになった。
等々、基本的に
「正常な心肺機能を取り戻しつつある・・」と、体感できるのであります。

 Q-1 食欲が出たか? Ans:(別段食欲が出たとは感じない・・)
 Q-2 食べ物が(タバコ吸っているときよりも)美味しく感じられるか? Ans:(食の味の良し悪しは、全く関係無い。但し、微細な醤油の味とか塩加減等、より厳密に感じるようになったか?)
 Q-3 タバコの煙が嫌になったか? Ans:(別にタバコの煙が嫌になったわけではない!

 〆て、
 今でもパイプタバコの紫煙の香りは大好きだ! 実に美味い。こうして書いていて自分の好みのパイプタバコの味(テイスト)を思い起こせる。
 いつでも愛煙家に戻れるような気がするが、如何に喫煙が非健康的な行いか!が良く理解でいるようになった。もっと言えば、思っていた以上に喫煙を継続することの肉体的負担が多いか!よく理解できた。(理解できたからこそ今こうして禁煙を続けているのだ・・)
    
さて、 
 広島鉄道病院内科呼吸器科のMH女医先生をお尋ねしたのは昨年11月中旬のこと。 あらためてMH女医殿に感謝し且つ最大の敬意を表したく、                
黄昏のポジョニ・ウッチャ
トーマス青木
リトル・ガリヴァー社

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来る21日水曜日には拙著・長編小説『黄昏のポジョニ・ウッチャ』第一巻を持参し、女医殿に謹呈申しあぐる所存であります。

                         (投稿・トーマス青木)

再度『英文法徹底学習』か?

2009-01-12 00:45:45 | 趣味の話&本と雑学メモ
 数日考えたが、一大決心をした。
それは、
 今年あらためて『英語学習に取り組む』ということ。
 明日(1月12日月曜日・成人の日)から向こう一年間≒365日、英語学習に600時間費やすことにした。(あくまでも学習であるから、その他英文文章や新聞の斜め読みに費やす時間は別であってこの限りではない)
 主に、英文法を徹底的に紐解き再度徹底学習したい。
 なぜなら、
 きちんとした英語を書きたいからだ。
 
 ブログを始めた頃から英語からかけ離れた生活をしている。 やばい。 急速に語学力が落ち込んでいる。 そしてまた、英文法が混沌としてきたので今年は思い切って英文法を徹底学習することにした。

Collins COBUILD English Grammar (Collins Cobuild Grammar)

Collins CoBUILD

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 上記、Collins COBUILD English Grammar、、、
 実は(過去において)これと全く同じ文法書を購入し、既に一度、1992年の5月に取り組んでいるけれども、その時は約80ページあたり迄読み進めて(総ページ数≒480p.)挫折している。 過去の自分自身の体験に於いて、文法書は一定期間内に通して読んでこそ効果があり読んだ価値があるというもの。 今年はこれを再度最初から読み直したい。 あわせて、毎週送られてくるタイム誌のなか、10ページを目安に徹底精読する。 さらに、一冊、小説を読む。
 その小説とは、既に一昨年より買って準備してあるにもかかわらず、未だ10ページ程度しか進んでいない。 
それは、我輩の尊敬する『日系英国人作家 Mr. Ishiguro』の出世作「日の名残」の原書(The Remainds of the Day.)なのだ。

The Remains of the Day (Vintage International)

Vintage Books

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 これを読了する。(この通読が、一番やっかいな宿題となるであろう)
 上記事項を年間600時間でやりこなす。
 今からだと、一日あたり2時間は英語学習に割くつもりでないと、この目標は達成出来ないだろう。 砂を噛む如くに苦しいが、これを達成すれば、必ずや結果が伴う。
 結果出ること、すなわち来年のこの頃は、正しい英文がスラスラ書けるようになっているだろうか? これを想うと、今から楽しくてしかたない。
 この念頭の口約(書いてしまったから口約ではすまない!)、また、ブログで進捗状況を公開します。。。

亀山郁夫訳「カラマーゾフの兄弟」全5巻を読了・・

2009-01-09 18:45:45 | 趣味の話&本と雑学メモ
と、言うこと、、、。

 「・・?・・」

 「もう一度申し上げよう、亀山郁夫訳「カラマーゾフの兄弟」全5巻を読了・・」

 「・・・!?」

 「いやはや、何と4ヶ月間に亘る!異常な長さの通読期間?はっきり申し上げて亀山流翻訳は我輩好みではなく(その理由はあらためて徹底的に申し上ぐるぞィ)、途中で何度も投げ出そうかと思ったものの、ようやく本日、一字一句洩らさず逃さず読了したのである・・」

この訳本シリーズを全4巻購入したのは昨年初秋(9月上旬)だったか?はたまた真夏だったか?忘れたけれど、思い起こせば、とある会の講演を依頼されて大阪出張した時のこと(確か!昨年の10月9日)、講演のさなか、
「此の歳になってようやくドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を初めて読み始めた、そんな出来損ないの不良中年でありますからして、、、」
と言いつつ、講演内容からやや脱線し、
「ロシア語の原本ではなく当然ながら日本語の訳本で、亀山郁夫先生もの・・」
そもそも翻訳本の嫌いな我輩は、
「翻訳だから非常に読み辛く、さらに読み辛いのは亀山先生ご一党の現代語訳だから、一段と会話文が読み辛く(云々・・)」
でもって、
「読み進め難いから、未だに第2巻の初めで行ったり来たり・・」
と、ここまで話したら会場一同爆笑となった。
 あの時、信じていただけなかったのか?(YES)はたまた(or)信じていただけたのか?(NO!)
 すなわち、
本当に我輩がドストエフスキー作品を読んでいないのかどうか?信じて下さった方も 「いや、絶対に読んでいるにも拘らず読んでいないと、わざと(謙遜して)言っている」と思われた方も、本日晴れて「亀山郁夫先生訳・カラマーゾフの兄弟(全4巻)を、読了した!」
と、声を大にしてご報告申し上げたいのであります。
 こんなに読みにくい「長編小説」には、めぐりあった事は未だかつて記憶無い(に等しい)、、、。
でもって、
 「読了感は?感想は!」
と、問われれば、
 「ある、ごまんとある!」
と、答えなければなるまい。
 何だか、
 「本日を以って、一大事業を成し遂げた!」
という達成感あり。
 要は、
 1)生まれて初めて(翻訳本といえども)「ロシア文学」を紐解き、
 2)畏れ多い「ドストエフスキー小説」を初めて読み終え、
 3)これでようやく『世界文学』の何某か?片鱗に触れ、
 4)初めて、ほんものの小説を実感したこと、
等々、
「ドストエフスキー作品・カラマーゾフの兄弟」を読み終えた後の、その収穫たるや、想像以上に膨大なり。
と同時に、これでようやく本年度のステージに立ち上がること可能となった。

 あらためて「感想文」を書きたいと思いつつ、本日は読了の実感をしるして置きたく、敢て、エセ男爵ブログ記事として『記録』に残しておきたい、、、。

 エセ男爵は、本日・平成21年1月9日を以って、
巨匠ドストエフスキー作品「カラマーゾフの兄弟」読破の偉業を成し遂げたり!と、、、

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カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー
光文社

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商品の説明:(出版社/著者からの内容紹介)
世界最高の小説は何か。候補の筆頭につねに上げられるのが、この作品だ。だが、日本では同時に、翻訳が難解とも言われてきた。ドストエフスキー研究者・亀山郁夫は、この訳業を自分の課題として引き受けた。作者の壮絶な「二枚舌」を摘出する新訳は、流れ、勢いを損なわない。人物たちが[立っている]。主人公アリョーシャが、初めてリアルな人間として描かれ、物語を導いていく。(@amazonより引用・・)
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ps: 読み終えて、我輩は満足なり。 ならば今夜はビールだけに止まらず、久しぶりにシーバスリーガルの12年物でも飲むとするか、、、、。

新言語との格闘なのだ、、だ!

2009-01-06 01:55:15 | つれずれ紀行
 うっかり、前回記事で「いよいよ上級者」等と、ほざいたのはどこの誰か?

 少し触ってみれば、とんでもない勘違いだったことにあらためて気が付く。

 HLML記述? CSSが、どうのこうの、、、。
 (さっそく間違っているではないか!HLML?否、HTML,,,)

 ま、過去に何度か「同じたとえ」を書いたが、
 例えば犬がDOGで、猫がCAT?
    ・・?・・
 ま、まさか!?! 猫がドッグで、犬がキャット?          
 そんな根本的な間違いを平気で犯す輩はいないであろう・・
 ま、犬と猫を取り違えず英語訳出切るかどうか? という喩えについて、今の日本では幼稚園児からお年寄りまで周知の共通言語、というか常識なり。 しかし、此のコンピューター用語ってやつは使わないものにとっては異星人のコトバに匹敵するものなり、、、。

 だから今夜、あらためる。

 Gooブログのアドバンステンプレートを使い始めたってことは即ち、此の世界に於いては、これからようやく幼稚園児程度の常識勉強を始める段になったわけで、今までが赤子状態。 今年で6歳になる我が家のミニダックスだって人の子2歳児程度の知能があるわけで、ブログ始めて足掛け5年間の我輩の思考は一向にダックス憤怒クラスから抜け出せなかったわけで、今から先もボヤボヤしていたらダックス以下のレベルを右往左往しなければならんことに改めて気が付いた次第。 当初はワープロの代役として(初めて)パソコンに触ったのは、かれこれ20年前。 その当初から、パソコン修行に関して「ヒトにモノを尋ねる」のが大嫌いにて、全て独学で現在に至った我輩は、今さらヒトにものを尋ねるのも腹立たしい。 しかし、ここは、どうやら入口の部分だけは此の道の先輩にモノを訊ねなければならん時が来たようだ。
 今までは、パソコンという道具を目の前にし、あちらを突きこちらを突き試行錯誤を繰り返し何とか正解を得て障壁を打開し、前進する。 前進すると、少し本を読んで進歩の確認する。 ソレを繰り返しながら独学で、ここまで頑張ったんだから、この先は少し、他人様のお力をお借りしても恥にはならんであろう。 いや、ようやく我輩の周辺にソレをお聞きしても回答を下さるであろう御仁が現れたにすぎない。 
 今年はもうひとつ、高校3年生のときに見過ごした数学の微分積分にチャレンジしなければならんのです。
 なぜか?
 かなり恥ずかしいが、微分積分が解らなくて、たったそれだけで、だから立ち入れない知識の領域があるのです。 その仔細、今年は大いに恥掻く年だから恥かきついでに、またあらためて披露します。

額縁変更?ついに上級者か・・

2009-01-03 13:15:15 | Weblog
 心機一転!

 額縁(テンプレート)を変へてみることにする。

 確か今年で5年目になるどォ。(ブログ歴史のこと・・) 旅先から(特に南の島から)の絵葉書的雰囲気で始めたけれど、そろそろ雰囲気刷新にて、加えて上級者(?)の心得を加味したブログベースで迫りたい。

 かくして本日より、まずはテンプレート変更、少しずつ、慣れない作業を進めていきます。

 「・・?」

 「なれない作業とは? そう、すなわちブログデザイン制作のことだ」

 ちょいと性根を入れてつくってみますので、新「エセ男爵ブログ」製作過程を覗きに来て下さい。