Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

フラメンコ演奏ならば、まず!Vicente Amigo - Alegrias Con Baile

2009-09-16 06:31:47 | 音楽鑑賞蘊蓄録
 「ヴィセンテ・アミーゴ」・・

     典型的な・・フラメンコギター演奏・・

              キッチリ と できる人
   
 ご清聴あれ!

Vicente Amigo - Alegrias Con Baile (Flamenco Guitar)




ps:フラメンコ音楽を好んでお聴きになる諸兄姉には不必要且つ蛇足的な追記かもしれないけれど、とりあえずアレグリーアス<Alegrias>の意について(以下、)記述しておきたい。

 * alegrias【西アレグリーアス】スペインのアンダルシア地方の舞曲。フラメンコ舞曲中最も華やかで難しいとされる踊りで, フラメンコ舞踏のレパートリーには欠かせない。〈喜び〉の意。

やっぱ、これだ!;Vicente Amigo,,,

2009-09-05 18:23:35 | 音楽鑑賞蘊蓄録
 このところの政治報道が面白くないからさらに気分転換が必要となる。でもってブログ記事は再度「音楽鑑賞蘊蓄」に戻りますぞ。

 モダンジャズあり、ポップスあり、映画音楽やクラシック等々、『我が青春時代のBGM』となった素晴らしいサウンドは諸々あり、次々とご紹介したいけれど、何故か?スパニッシュサウンドからスタートしたものだから「ギターの音色報道」を今しばらく継続したい。

 そう、スパニッシュギター演奏の名手と云えば、やはりこの御仁をはずしてはならぬ。 以下YouTubeのサウンドをお聴きになる前に、よろしければ先に取り上げた記事(2005年4月25日)に眼をお通し頂ければ幸いである。

Vicente Amigo - Tio Arango - Solea (Flamenco Guitar)



 お疲れでなければ、さらにvicente amigo - tres notas para decir te quiero ササ、これなど如何?

 


 締めくくりは「この御仁のサウンド」と比較頂きたい。 どちらが前菜で、どちらがメインディッシュとなるか?
 音楽鑑賞のみならず、芸術美術鑑賞の類は須らく、比較対象文化論の繰り返しである、、、。

Paco de Lucia - Entre dos aguas (1976) full video



 今宵はこのあたりで、、、。

正鵠を射たり?!;あえて言う「消えるな!自民党」・・

2009-09-02 19:50:17 | 教養・文化・歴史
<添付画像>;産経新聞(平成21年8月31日)トップ記事より、、


 本日敢えて、この月曜日(8月31日)の新聞をひっぱり出してきて読みなおした。 遅ればせながらこのたびの衆院選挙結果について一言!?と進めて行きたいのだが、、、
 
 これぞ真骨頂!
   まさに、『 正鵠を射たり!』 の文字報道(新聞報道)なり!・・・

 自民党の惨敗は、吾輩にとって大変なショックであるけれど、来るべくして来た結末なのだ。
 まぁ、負けることはほぼ確実に分かっていたのだから、8月の終戦記念日に麻生総理は(絶対に)靖国神社参拝を実行しなければならなかった。そのことに加えて、いっそのこと『平成憲法制定』乃至「憲法改正の自民党」くらいのことをマニフェストに書き記して於くべきだった。
 自民党の体たらく凋落ぶりを語れば切りがない。だから、ここは早急なる民主党政治の行き詰りから政界再編を願うと共に、この秋口からは居合を入れて「超保守的&タカ派的」なブログ記事を(あらためて)書かせてもらおうと思っている。
 しからば本日、多くを語らず(すでに語ったか?)そのかわり、吾輩の「謂いたい事」を見事に文字表現された「産経新聞政治部長乾正人氏」に敬意を払い、氏の記事を丸写しにしてエセ男爵ブログ9月初記事として掲載する。

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(以下、産経新聞8月31日記事より)

 タイトル:【あえて言う「消えるな!自民」】 written by 政治部長 乾正人

 8・30総選挙は、凄まじい、という表現が陳腐に感じられる結末となった。
 民主党などの刺客候補が、元首相を含む自民党や公明党の幹部をバッタバッタと切っていくさまは、民主党に一票を入れた有権者には痛快時代劇を見るようだったろう。政権交代を掲げた民主が善玉で、既得権益にまみれた与党が悪玉というわけだ。
 「何の政治経験もない若造になぜオレが負けたのか」と納得いかないベテラン議員も数多いだろう。今年に入ってから擁立され、公示日の3週間前に決まった候補さえいる。何人かの演説を聞いたが、拍手もまばらで「政権交代」以外に心に響いてくるものがなかった。
 実は、それこそが、良くも悪くも候補より政党が主役の小選挙区制の特性なのである。4年前の郵政選挙で「小泉チルドレン」と呼ばれる新人議員が大量に生まれたのと同じ現象が起こっただけの話である。
 果たしてそれが良いことかどうかの議論はひとまずおく。
 客観的にいえば、昭和63年に明るみに出たリクルート事件に端を発した政治改革運動のひとつの到達点である二大政党による「政権交代」が、20年の歳月を経て実現したといえる。
 政治改革運動の主柱である小選挙区比例代表制度導入の立役者だった小沢一郎氏が、民主党代表代行として政権交代の原動力となったのは、偶然ではない。一方で、小沢氏が自民党幹事長として支え、小選挙区制導入に熱心だった海部俊樹元首相が民主党候補に大敗した事実には、歴史の皮肉と政治の酷薄さを感じざるを得ない。
 自民党がなぜ歴史的敗北を喫したかは、7月の都議選大敗北以来、折に触れて書いて来たとおりである。「100年に1度」の経済危機への対応が十分でないと多くの有権者が感じ、年金・医療への不安を解消できなかった。
 郵政民営化をはじめとする「小泉改革」を推進するのか、大幅に見直すのかも党として結論を出せず、中途半端なままだった。
しかも麻生首相は、古くからの自民党支持者の心を繋ぎ留めることもできなかった。これまた何度も書くが、靖国神社を終戦記念日に参拝しなかったことへの保守層の失望は大きい。出口調査では、自民党支持者の約3割が民主党に投票している。つまり、時々の風に流されやすい無党派層だけではなく、自民党の常連まで愛想を尽かしたというわけだ。
 自民党は負けるべくして負けた。それより問題なのは、かつてない敗北を喫した自民党の行く末である。
党の理念にではなく商売上の利益をもたらしてくれるだろうとの期待感で物心両面から自民党を支持してきた業界団体は、早晩、民主党に走るだろう。既にその兆候は顕著に出ている。
 人事面での課題も深刻だ。辛うじて徳俵で残ったのは、ほとんどがベテランで、「小泉チルドレン」はもちろん、新人もほとんどいない。よほど抜本的な党改革を断行し、新人候補を発掘しない限り、恐らくは4年後になる次回総選挙での巻き返しは絶望的だ。
 政治改革運動は、民主党政権樹立で終わりであってはならない。
むろん、有権者から圧倒的な支持を得た民主党には、しっかりと国政にあたってほしい。ただ、残念ながら、政党の背骨ともいえる党綱領を持たず、安全保障政策も定かでない民主党がつまずく可能性は限りなく高い、と私は思う。
 その際に政権交代可能な政党がないと、日本の議会制民主主義は大きな危機を迎える。民主党が緊張感を持って政権運営にあたるためにも、あえて「消えるな自民党」とエールを送りたい。
 (以上、平成21年8月31日 産経新聞朝刊より)

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ps:(以下、Yahoo辞書より・・)
正鵠(せいこく)を射る = 物事の急所を正確につく。正鵠を得る。「―射た指摘」