Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

ブダペストの親友: ジミー君(Jimmy),,,

2010-01-30 11:00:45 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
<画像>:通称ジミーこと「マーカス・イムレ君」(ハンガリーにおけるエセ男爵の親友)
(撮影日)1999年7月中旬
(撮影場所)ブダペスト市内の某居酒屋風レストランにて
(撮影機材)コンタックスG1 (Lens: 45mm F:2.8)


 10年ぶりにこの写真と出会った。
 あらためて眺めてみれば、まことに良く撮れているワンショットではないか! この一枚を取った時の状況は今でも鮮明に覚えている。 そう、ジミー(画像本人)と彼の相棒のミシー(あらためて画像紹介する)の2人に初めてディナーに誘われたのがこの時。 吾輩ハンガリーに出入りし始めて既に8年以上も年月の過ぎた頃、ハンガリー通を自負し始めた頃だったにも拘らず、さすが連中は地元住民のプライオリティーを発揮し、吾輩が全く出入りしていない地元レストランに案内した。 場所はヴァチー通りの東端、さほど大きくもない店構えの2階のテーブルに案内された。 かくしてシャッターを切ったのは、ホスト役のジミーが今夜の食事を決めるためにメニューを開き、まことに真剣なまなざしでメニューを覗き込んでいるところ。 この時、三脚はおろかフラッシュすら持参していなかった為、左腕肘をテーブルに突きカメラを固定し息を殺し超スローシャッター(たぶん1/30秒くらいだったか?)を切った事を覚えている。
 撮影した翌日、ブダペストで直ちに現像しつぶさにプリントコピーを吟味したところ、「明らかに手ブレによるピンボケになってしまった失敗作だ、、、」と判断せざるを得なかった。 入魂のショットをだけに期待は大であったから、落胆も甚だしいものだった。 原因はスローシャッターによる手ブレであると、判断した。 「アマチュアでも撮影の巧い人なら1/30秒くらいなら全く手ぶれなく撮影できるし、場合によっては1/15秒あたりまでクリアーできる優秀な撮影者が存在する・・・」とのこと、過去に何度か耳にしたことがある。
 でもってこの度、あらためてデジタル記録し再現した画像が目の前にある。

 んむむ、、、?

 如何なものか?
 素人目には、すなわちエセ男爵自身の目から見れば、決して『手ブレ』ではないのだ!

 ???

 さて、どうなのか?

 例えば、DPE専門店が大量に現像や焼付けの注文を受ける場合、時としてプリント(焼付け)現場にて煩雑や急ぎのあまり『ピント調整を雑』に行った結果ピンボケ状態が発生することも考えられるか? したがってその結果、プリントされた作品は当然ながらピンボケ状態で仕上がってくるのだ。
そう! このデジタル画像を如何様に見ても、当時の画像より凛としたモノに仕上がっている気がする。
 ただただ残念かな、強いて言えば、手前のジミーの左肩中ぐらいの所にピントが合っているか?すなわち僅かに前ピンと思われるが、読者諸兄姉のご評価は如何? (・・続く・・・)

ジプシーキングスに目覚めた地≒於!ブダペスト、時は?・・・

2010-01-26 12:03:35 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
 初めてジプシーキングサウンドを耳にしたのは? そう、ハンガリーはブダペストのナイトクラブにて、金髪ジプシー歌手がギター一丁で歌った曲がジプシーキングスの曲だったのは今から15年くらい前か。

 その後、何度も何度も其のナイトクラブに通い詰めて歌手と一杯酒を酌み交わせる間柄になり、あらためて『曲名等々問い質した・・』ところ、曰く

 「この曲のオリジナル曲はジプシーキングス也、云々・・」ときた。

 吾輩は、てっきり其のジプシー金髪女性のオリジナル曲だと思い込んだほどに、彼女の演奏センスと歌唱力は抜群で、何はさておきブッタマゲた。 てなことで、本日ブダペスト旅行回想記事の合間に、ジプシーキングスのサウンドをお聞き頂きたい。


   GIPSY KINGS - ALLEGRIA




 ?
 
 否! ちょいと違う。 やはりジプシーキングスは、もっと以前に聴いている。

   !!

The Best of the Gipsy Kings

Nonesuch

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 そう! 鬼平犯科帳サウンドにて、20年以上も前から聞いていたのであるからして、
ハンガリーの地に立った時、あらためてジプシーキングスとの絡みを再確認したと言ったほうが正しかろう。(エセ男爵)

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シャンゼリゼと言われる所以?

2010-01-25 07:25:25 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
 ですよね!?!

 なにが?

 いやなに、ハンガリーブダペストのヴァーツィー通りが、巴里のシャンゼリゼと喩えられるゆえんは、この画像にあり! ? と云うことです。

 ま~ 理由のほどはよく分かりませんが、シャンゼリーゼ通りにあるお店と言っても過言でないほど華やかだということでしょうか?

 20世紀末の「この頃1999年」、街中に点在していた昔ながらのハンガリー料理店が姿を消し、ハンバーガーショップを皮切りにこの画像の店のような西側風デリカショップが急増していた。

 さて現在は? その後どうなったか? そろそろハンガリーに足を運ばねばならぬ時期になった。 今年晩秋あたりが良いか。

HUF950.- ?

2010-01-23 18:27:45 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
<画像>ブダペストのケンピンスキーホテル、コーヒーショップにて
(撮影日時)1999年7月17日
(撮影機材)コンタックスGI / レンズ:カールツアイス50mm


  この絵を観ていると、ほとんど消滅しかかっている10年前の記憶が走馬灯のように繰り出してくる。

 自分の歴史の彼方に、歴史的記憶として残らずに葬り去られていく一歩寸前だった記憶が、この画像によって鮮明に蘇り始めたのだからうれしい。だから敢て、この画像をブログ掲載した。

 先ずはこの旅行(1999年当時)自体のこと。ほとんど忘れ去られようとしていた『この旅行』は、確か、インドネシア東ジャワ州に約3~4週間滞在した後、乗り換えの為だけに日本(関空)に立ち寄り、そのままヨーロッパ線に乗り換えてハンガリーに向かった記憶が蘇ってくる。
 第2にカメラのこと。この画像そのものを撮影したカメラのことだ。 当時、すでに流行遅れとなりかかっていた『コンタックスGI』を入手し、初めてカールツアイスレンズの優秀性を体感した。 とにかくカールツアイスを使いたかった。 使ってみた解ったけれど、レンズの味は抜群だ。 なにはともあれ掲載した「この画像」をもう一度眺めて頂きたい。もっと至近距離撮影したかったけれど、このカメラ(Contax GI / 50mm Lenz)にして約50cmの「この距離」が、最も至近撮影距離だった。なぜならば、コンタックスGIは、(一眼レフではなく)ヴューファインダーシステムのカメラだからだ。 このシリーズの画像はすべて、カールツアイスとコダックフィルムによって創作されている。
 第3に記憶から吹き飛んでいたはずの当時のケンピンスキーホテル・コーヒーショップのコーヒーの価格が(添付画像)から判明。一杯のコーヒーの値段はHUF950.-(ハンガリー・フォリント)日本円との正確なレートがさだかでないけれど、おおよそ日本円で450円程度だった記憶がある。つまり、当時、日本円とフォリントの交換レートは1HUF=日本円の5~40銭だったはず。

 さてこの時、一体全体なんのためにホテルケンピンスキーに出向いて行ったのか?おおよそ思い出してきた。最初に「ミス・クビチャ・ジュジャ」との再会?いや、ジミーと合流し、そしてジュジャとの再会だったか?あれこれ記憶をたどると懐かしくてたまらない。

 そう、そうなんです。

 なにしろ書きかけの長編小説『黄昏のポジョニウッチャ』を今年中に仕上げなくちゃならんのです。2月中に第2巻を完成させ、夏迄には全巻(計4巻)書き上げたいのです。なにはともあれ、一連のこの画像は、小説背景となった当時ハンガリーの記憶を蘇らせ、小説作品の舞台裏を整備するヒントになること、必定です。 (投稿・トーマス青木)

黄昏時のヴァーツィーウッチャ (Vaci ut. Budapest) 界隈,,,

2010-01-21 17:25:59 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
<添付画像> Vaci ut., Budapest Hungary, on Jul. 1999.
(撮影機材):コンタックスGI

 古い画像が出てきたので、しばらくシリーズで掲載したい。

 毎年のこと、年明けて滅茶寒い頃になると、やたら書斎の掃除を始める癖がついてしまった。 でもって先週中ごろ、本棚の奥から古いフィルムが10数本出てきた。当然現像処理済みのものであるが、放っておくと劣化して拙いから、数日前に街中のカメラ屋に繰り出してデジタル化した。

 かくして出来上がった。 出来上がったCD内のフィルム3本相当分がハンガリー時代のものだから、なおさら喜んだ。 さて本日、このところ記事更新儘成らぬ状態打破のため、前世期玩具風ハンガリー画像を以ってブログ更新に至った。

 いいなあ~(と、手前勝手に喜んでいるエセ男爵なり、、)

 1999年7月中旬、夏に入ったばかりのブダペスト。

 時間は午後7時30分頃。 この時期、まだ日没までにはかなりの間がある、、、。

 ハンガリーの首都ブダペストを訪れた観光客が必ずと言っていよい程に訪れ、且つ屯する『ヴァツィー・ウッチャ(通り)』には、10年経過した画像を通して今も尚、これぞブダペストのシャンゼリーゼ!的?な、ある種の空気感が漂っているのだ。 

            「・・・!?!」

 「な、なに?・・・」

 「そう、歩いている人は(巴里の詩屋是李伊是とは)ちょいと違うんだよなぁ」

 そうなんです。 ここいら辺りにハンガリーのドン臭さが漂っているのである。
   

独軍軍楽隊による軍艦行進曲/ Performance by German Arm...

2010-01-09 08:07:01 | 音楽鑑賞蘊蓄録

<添付画像>:巡洋戦艦群
 手前より『山城』『扶桑』『榛名』、3艦そろった珍しい写真、、(ウイキぺディア資料より)



 昔の軍艦の姿、美しいです。


 そして『軍艦マーチ』!!!

 巷のパチンコ屋で聴くとダサいけれど、以下、ドイツ軍楽隊の編曲演奏ものをお聴き頂きたい。 良いサウンドで胸がスカッと爽やかになりつつ、目から鱗ならぬ、目から感涙滲む、本日エセ男爵的心なのであります。


   独軍軍楽隊による軍艦行進曲/ Performance by German Army Japanese Nevy march "Warship"




プレスリーのリトルダーリンもあるのだ!

2010-01-05 07:15:45 | 音楽鑑賞蘊蓄録
昨日はダイヤモンズの『リトルダーリン』をご紹介した。

 でもって本日は、彼のプレスリー御大(on-tai)の「其れ」であるぞ!



  Elvis Presley - Little Darlin' (1977)
 




 御大将プレスリーは楽なもんだ。 まったく力(ri-ki)んでいないぞィ!

 いやいや、ダイヤモンズが力(ri-ki)んでいると言っているのではない。彼らの歌唱方法がきわめて正調であって、プレスリーが崩して歌っているだけ。 まるでお風呂場の鼻歌的感覚で「楽に流し」ているではありませんか。

    III・・!!!

 プレスリーは、さすがに立派だよな~

 ウム、
 
 米国製演歌をカラオケで歌う際、かくありたいものだ。(エセ男爵風個人的感想なり)

 オッとどっこい! これ、ダイヤモンズはもちろんのこと、エルヴィスの音域の広いこと広いこと、とてもじゃないが普通の声帯の持ち主では歌えた代物(リトルダーリン)ではないぞい。 とてもじゃないがカラオケで歌いきれる御仁は数少ないであろう。

単純明快! ”Little Darling”  by the Original Diamonds

2010-01-03 15:15:15 | 音楽鑑賞蘊蓄録
 こ、此の名曲をお聴き頂きたい!

 ?

 そう、『リトルダーリン』とタイトルし、その内容たるは、単純にして明快なリズムとメロディーを組み合わせたもの。 さらにその組み合わせを単純に繰り返すわけだ。
 これが全米はおろか我国ジャパンに上陸し、当時(1960年代初頭?)大ヒットしたのだから、今にして思えば不思議でたまらない。

 !!

 いかにも、60年代の象徴的単純さで宜しいではないか! そう、かく云うエセ男爵としてもかくありたく(今年こそ)単純明快に生きたいものだ。
 
 Little Darling by the Original Diamonds



 そうだ! 次回はプレスリーのリトルダーリンを掲載しますぞ!



『今年の抱負』;平成22年を迎え、、

2010-01-02 10:10:15 | Weblog
<添付画像>:宮島の寝観音様と厳島神社の大鳥居
(撮影日時)平成22年1月2日正午頃、


 さて、と、、、

 まずは、



     迎 春


       今年も宜しくお願いします。
            
                          平成22年元旦




  なぜか今年は『新年にあたっての抱負』を書き留めておきたくなったので、以下、それらを羅列しておく。

 『抱負其のⅠ』:あらためてモノカキに徹したい。

 『抱負其のⅡ』:画像の弥山に、今年は一年がかりで三回以上登頂したい。


 以下若干の解説を付け加えておく。

 解説Ⅰ:
 トーマス青木にとって「モノカキ」作業など、至極日常的な行為のはず。にもかかわらず、昨年はこれができなくて苦しんだ一年間であった。
 今年は、書きかけの小説「黄昏のポジョニウッチャ」を完成。(3月末までに第2巻脱稿、引き続いて第3~4巻の執筆を続けたい) まぁ~最初に長編小説に取組んだのは大失敗。 出版社からの要請あって、今年は『紀行文』か『エセ男爵的な暴放言エッセイ集』を発刊したい。
     ?
 そう、四の五の言わず、まずはブログ記事投稿に勤しむべし、、、。

 解説Ⅱ:
 昨年は、毎月20日間も宮島に通い続けた甲斐あって、一昨年来の『メタボシンドローム』から脱却できた。 今年はより一層の健康管理に取り組みたく、願わくば、弥山山頂(標高約530メーターか?)アタック(都合、年間3回以上)する。
 以って『健康管理』に励み、且つ『精神衛生上のリフレッシュ』を図る。 弥山山頂でもって、極めて清潔且つ新鮮な空気(酸素)を我が肺臓に取り込み、引いては頭蓋骨内の脳細胞を活性化し、再起した脳細胞でもって創造力を増幅させ、モノカキ精度と作業の進捗に繋げたい。

 以上、エセ男爵&トーマス青木の「抱負 of 2010年」なのだ。

 「・・・?」

 「どちらの抱負が誰の抱負なのか!ですって?ま、正月早々のこと、そんな細かいところまで? そう、民主党風仕分け作業的ご質問はして下さるな。。。」