<画像>:通称ジミーこと「マーカス・イムレ君」(ハンガリーにおけるエセ男爵の親友)
(撮影日)1999年7月中旬
(撮影場所)ブダペスト市内の某居酒屋風レストランにて
(撮影機材)コンタックスG1 (Lens: 45mm F:2.8)
10年ぶりにこの写真と出会った。
あらためて眺めてみれば、まことに良く撮れているワンショットではないか! この一枚を取った時の状況は今でも鮮明に覚えている。 そう、ジミー(画像本人)と彼の相棒のミシー(あらためて画像紹介する)の2人に初めてディナーに誘われたのがこの時。 吾輩ハンガリーに出入りし始めて既に8年以上も年月の過ぎた頃、ハンガリー通を自負し始めた頃だったにも拘らず、さすが連中は地元住民のプライオリティーを発揮し、吾輩が全く出入りしていない地元レストランに案内した。 場所はヴァチー通りの東端、さほど大きくもない店構えの2階のテーブルに案内された。 かくしてシャッターを切ったのは、ホスト役のジミーが今夜の食事を決めるためにメニューを開き、まことに真剣なまなざしでメニューを覗き込んでいるところ。 この時、三脚はおろかフラッシュすら持参していなかった為、左腕肘をテーブルに突きカメラを固定し息を殺し超スローシャッター(たぶん1/30秒くらいだったか?)を切った事を覚えている。
撮影した翌日、ブダペストで直ちに現像しつぶさにプリントコピーを吟味したところ、「明らかに手ブレによるピンボケになってしまった失敗作だ、、、」と判断せざるを得なかった。 入魂のショットをだけに期待は大であったから、落胆も甚だしいものだった。 原因はスローシャッターによる手ブレであると、判断した。 「アマチュアでも撮影の巧い人なら1/30秒くらいなら全く手ぶれなく撮影できるし、場合によっては1/15秒あたりまでクリアーできる優秀な撮影者が存在する・・・」とのこと、過去に何度か耳にしたことがある。
でもってこの度、あらためてデジタル記録し再現した画像が目の前にある。
んむむ、、、?
如何なものか?
素人目には、すなわちエセ男爵自身の目から見れば、決して『手ブレ』ではないのだ!
???
さて、どうなのか?
例えば、DPE専門店が大量に現像や焼付けの注文を受ける場合、時としてプリント(焼付け)現場にて煩雑や急ぎのあまり『ピント調整を雑』に行った結果ピンボケ状態が発生することも考えられるか? したがってその結果、プリントされた作品は当然ながらピンボケ状態で仕上がってくるのだ。
そう! このデジタル画像を如何様に見ても、当時の画像より凛としたモノに仕上がっている気がする。
ただただ残念かな、強いて言えば、手前のジミーの左肩中ぐらいの所にピントが合っているか?すなわち僅かに前ピンと思われるが、読者諸兄姉のご評価は如何? (・・続く・・・)
(撮影日)1999年7月中旬
(撮影場所)ブダペスト市内の某居酒屋風レストランにて
(撮影機材)コンタックスG1 (Lens: 45mm F:2.8)
10年ぶりにこの写真と出会った。
あらためて眺めてみれば、まことに良く撮れているワンショットではないか! この一枚を取った時の状況は今でも鮮明に覚えている。 そう、ジミー(画像本人)と彼の相棒のミシー(あらためて画像紹介する)の2人に初めてディナーに誘われたのがこの時。 吾輩ハンガリーに出入りし始めて既に8年以上も年月の過ぎた頃、ハンガリー通を自負し始めた頃だったにも拘らず、さすが連中は地元住民のプライオリティーを発揮し、吾輩が全く出入りしていない地元レストランに案内した。 場所はヴァチー通りの東端、さほど大きくもない店構えの2階のテーブルに案内された。 かくしてシャッターを切ったのは、ホスト役のジミーが今夜の食事を決めるためにメニューを開き、まことに真剣なまなざしでメニューを覗き込んでいるところ。 この時、三脚はおろかフラッシュすら持参していなかった為、左腕肘をテーブルに突きカメラを固定し息を殺し超スローシャッター(たぶん1/30秒くらいだったか?)を切った事を覚えている。
撮影した翌日、ブダペストで直ちに現像しつぶさにプリントコピーを吟味したところ、「明らかに手ブレによるピンボケになってしまった失敗作だ、、、」と判断せざるを得なかった。 入魂のショットをだけに期待は大であったから、落胆も甚だしいものだった。 原因はスローシャッターによる手ブレであると、判断した。 「アマチュアでも撮影の巧い人なら1/30秒くらいなら全く手ぶれなく撮影できるし、場合によっては1/15秒あたりまでクリアーできる優秀な撮影者が存在する・・・」とのこと、過去に何度か耳にしたことがある。
でもってこの度、あらためてデジタル記録し再現した画像が目の前にある。
んむむ、、、?
如何なものか?
素人目には、すなわちエセ男爵自身の目から見れば、決して『手ブレ』ではないのだ!
???
さて、どうなのか?
例えば、DPE専門店が大量に現像や焼付けの注文を受ける場合、時としてプリント(焼付け)現場にて煩雑や急ぎのあまり『ピント調整を雑』に行った結果ピンボケ状態が発生することも考えられるか? したがってその結果、プリントされた作品は当然ながらピンボケ状態で仕上がってくるのだ。
そう! このデジタル画像を如何様に見ても、当時の画像より凛としたモノに仕上がっている気がする。
ただただ残念かな、強いて言えば、手前のジミーの左肩中ぐらいの所にピントが合っているか?すなわち僅かに前ピンと思われるが、読者諸兄姉のご評価は如何? (・・続く・・・)