Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

「シーカヤック」と「宮島の大鳥居」

2007-11-28 10:45:10 | 研究:「ダンディズム」
<添付画像>:厳島神社の大鳥居とシーカヤック…
撮影場所:宮島もみじ館の3Fより、大鳥居の方向(西北西)を遠望する。
撮影日時:平成19年11月24日土曜日、午前10時過ぎ
天 候: 天高く馬肥ゆる晩秋の「快晴」!


 この日この時、我輩はシーカヤックと言う海の乗り物の実物を始めてみた、、、。

 もちろん今までに、テレビの映像や印刷物の画像では何度も見ている。

 この日(11月24日)、宮島のもみじ館にて『せとうち再発見in宮島』と称するイヴェントあり、「NPO宮島ネットーワーク」の末端のメンバーとして参加した。 NPOメンバーの中に「アウトドアースポーツ」専門の正会員あり。 彼らアウトドアーの専門家は、この日のイヴェントの一環として「シーカヤック体験試乗会」を開催した。 画像のとおり、良く晴れた朝の微風の海面を、スルスルと滑るように厳島神社の大鳥居めがけて進んでゆくのを「この目」で見たのだ。

 そう、今までは、カヌーの取り扱いはF1マシーンのごとくに難しいものという概念があった。

 カヌーとカヤックを混同していたことに気付いたのは、この日だった。 実物を見て運転?する現場を見て、明らかにこの二つの乗り物の違いが分ったのだ。 つまり、カヌーがF1マシーンならば、カヤックは軽四輪トラックではないか!

 カヤックの操縦は難しくなさそうだ。 想像していた以上にカヤックの重心は低い。 めったなことで転覆したり水中を一回転することはなさそうだ。

 いやなに、ワイルドで無骨な「ダンディズム」を漂わせるカヤックの姿を見ていると、一度は挑戦したい「気軽な乗り物」であることに気付く。
 

少しお洒落に Let's lunch,,, (1/6)

2007-11-26 06:50:55 | 食彩+酒の肴
<添付画像>:赤と白のハウスワイン……


 たいしたことではないけれど、仲間内が集って「それなりの句切り」をつけるために「それなりのランチ」を楽しんだ。

 内輪の大人が集まって、

 「それなりの句切りをつけるために?」とは、

 たとえば、
  A) なにかの「祝い事」?
  B) 仕事が一段落したときの、「打ち上げ」?
  C) とある「記念日」?

 なんだかメリハリのつかない人生を過ごしてきた我輩にとって、「句切りをつける」? なんてことは、なんとも気恥ずかしい限りであるが、とにかく仲間が「メリハリ」をつけてくれた。

 メリハリをつけるためにランチをご馳走してくれたので、我輩もメリハリをつけたくなった。

 「……?」

 そう、我輩のメリハリとは、「ランチタイムの感想を述べる」という事。

 でもって暫らくは、「とある場所」での「フルコースランチ」の一幕をご紹介したい、、、。


 「……?!?」

 そう、まずは「とあるレストラン」の赤白一対のハウスワインからご紹介だ、、、。

 味は如何? と、聞かれても、

 「本日の料理に合うワインを持って来てチョウダイ……」

 等と、ギャルソンに任せてしまったから、、、。 もちろん、ただ単にワインを飲んだだけで良し悪しを云々するわけにはいかない。 ワインは、あくまでも「今から食する料理を如何に美味しく味わうか?!」の為の、食欲増進剤?的立場とする。 つまり、その時々選択されるメニュー構成をベースにして、料理に一番フィットすると思われるワインを選ぶ。 結果、事後的に取り決められる「脇役的存在」がワインの立場だと考える。 でもって今日的ワイン流行りの中、ワイン評価のみ単独先行する「巷のワインブーム」は、いまいち理解しかねる。 そんなワインの一人歩きに起因する「ワインの味の即興的感想」は致しかねる!

 つまり、料理在ってのワインであり、美味しい料理を食しながらワインを飲み進めていくものと思っているのだ。

 ならば、食事を進めつつ、ワインの味と食事の味わいを、合わせ語ってみたい。

 ?
 
 はてさて? 果たして首尾よく書けるかどうか?トライしてみたい……


        <…続く…

カレーの栞:真打ビィーフカレーの味と値段のバランスは?(6/6)

2007-11-22 15:20:20 | 食彩+酒の肴
<添付画像>:(広島リーガロイヤルホテルcoffee-shopにて……)


 さあ、いただきま~す!

 「……!」

 さすがです。

 いまや巷の「ありきたりの言葉」になってしまったけれど、まさに、この味はまろやかでコクがあって風味豊かな味わいであるぞ!

 でも、なんだかカレーライスに鎮座するビーフステーキがもったいない。

 小皿に取り分け、辛子醤油かバターを乗っけて、別に食したい気分である。

 「……?」

 「ハイ、お値段は確か、¥1,8?0.- 也……」

 先にご紹介した「スタンダード・カレー」よりも600円割高?

 さりとてこれがカレーライスだけの値段と思えば、確かに高い! 加えて、シーザーズサラダ&トマトジュースを合算すれば、トータル三千云百円の昼食代だから安くはない。

 何度か、ホテルの現役料理人から聞かされたことがある。 つまり、「なぜホテルのカレーが高いか!?」に、ついての話である。
 老舗のホテルは、まず、その「ホテル独自の味」を、かたくなに守り続けている。 中でもソースの味は何十年もの伝統に則って引き継がれている。 素人が考えるほどに簡単にはソースは作れない。 たとえば軽トラックの荷台一杯分の玉葱を調理し、炒め煮込んで丸3日間、ようやく1.5リッター程度のオニオンペーストが出来るというもの。
 あれこれ考えれば、この一皿分のカレールーを作るのに、あまたの調理人が数日時間を掛けて複数の食材を炒めて煮込んでいくのだから、食材経費はもとより人件費に光熱費を加えて割り出していけば、なんだか値段を云々することそのものが「申し訳ない!」などと、このカレーの調理に携わった関係者とこのレストランサービスに携わっているウエイターウエイトレスの皆々様ご一同にまずは感謝し、その後、直ちに謝らなくてはならなくなる。

 銭金(zeni-kane)を云々するようでは、ホテルレストランでカレーライスを食するに値しない顧客である!等と、あらためて痛感するのであります。

 かくして、納得のいくカレーを食すならば、

まずは、
  A.一流ホテルのコーヒーショップにて、

それが嫌なら、
  B.各自の家庭にて、
 
 ま、トコトン納得のいくカレーを各自自宅で調理するとなると、予定外の食材を用意し、それ相応の日数と時間を掛け、手間隙いとわずセッセと自己主張的カレーの味を工夫しなければなりませんぞ。

 ならば、このリーガロイヤルホテルの「ビィーフカレー」の一品に相当する「自分好みのカレー」を作るとなると、食材だけでも2,000円をオーバーするであろうし、調理創作の時間を(時間給的に)加算すれば、たぶん2~5万円くらいの値段になるのではないでしょうか。

 あれこれ比較対照的に考えると、レストランでいただく料理の価値が見えてくるのだ。と、納得してしまうのであります。


 <カレーの栞・-完->


 関連過去記事『カレーの栞(5/6)』 は、こちらから入れます。(戻れます…)

カレーの栞:まるで「ミニ・ビーフステーキ」なのだ!・・(5/6)

2007-11-19 09:45:45 | 食彩+酒の肴
<添付画像>:広島リーガロイヤルホテル・コーヒーショップにて


  こうしてみると、堂々たるビーフステーキではないか!?!

 まちがいなく100g以上?150g程度はあるであろう。ムム… ステーキ好きな我輩と致しましては、如何にも、この上からカレールーを降りかけ塗す(mabusu)のは、もったいないやら口惜しいやら、、、。 取り皿を頂いて「ミニ・ビーフステーキ」を取り分けて、濃厚スープとしてカレーを頂きながらステーキをほおばるスタイルの方が好みなのだ… 

 しかししかし、これが広島リーガロイヤルホテル・コーヒーショップの定番メニュー『ビーフカレー』のビーフたる所以である。 

 ???

 またしても、なんだか訳の分からないエセ男爵流こじ付け的「所以」(yuen)であるぞ。

 これなら本当に、ミニ・ステーキとして一品料理として、立派に通用する内容である。 もちろんヴォリュームも、ランチメニューならば頃合かもしれない。 このままマスタードとバターを適量加えて食せば、いかにも美味であると思われる、、、。 ちなみに、ビーフステーキの下敷きになっているのは、スライスオニオンをこんがりと狐色になるまでソテーしたもの。 パリパリ感あって、ステーキにソースをかけたとき、程好いアクセントになるのである。

  ウム、あったかいライスの上に乗っかっているからして、この上からカレールーをかけて食すのがスタンダードな作法であろう。

 見ているだけでは様にならない。 では、では、「ミニ・ビーフステーキ」の上に、「カレー・ルー」をかけてみようぞ、、、。


    <…続く…


 * 前回掲載記事は、こちらから入れます…
    

カレーの栞:「広島RRホテル」の場合(4/6)

2007-11-18 10:55:15 | 食彩+酒の肴
<添付画像>:広島リーガロイヤルホテル・コーヒーショップにて、

 
 画像上部のグラスに入っている血液色の液体は「トマトジュース」であります。 外食でカレーを食す時、あるいは食したその後には、必ず飲んでおきたい液体なのだ。 カレー風味とは相性良く決してバッティングしない。 栄養学的な目的として、酸性食材且つコレステロールの塊と化したカレールーをアルカリ性と混濁し、この昼食のバランスを可能な限り中性に近寄らせるため、野菜サラダに加えトマトジュースを補っておきたいのである。

 しかし、カレーに直接混ぜ合わせたくない。

 記事書いていて、3年前の出来事を思い出す。
 関西出身の「カチ頭(kachi-atama)料理人」に協力を請い、とあるイヴェントに参加した。 飲食屋台店の500人分のカレーを作ってもらったことを思い出した。 試食した瞬間、口一杯に酸味を感じた。 一瞬、そのカレーは賞味期限を過ぎて腐ってしまったのではないかと思い、同時に試食した友人に尋ねたところ、何と「この料理人はカレーの仕込みの隠し味でトマトソースを使っていましたよ……」と、きた。 我輩は驚いた。 あの時は、富士スピードウエイでのイヴェントで、さぞかし関東一円からお集まりになり屋台カレーを食されたお客様にとっては、酸味残る後味に対し、どのようにお感じになったか? そうか、関西はソース、関東は醤油なのだ。 カレーを食すときの我輩、幼少の折にはソース、最近では気分によって醤油を「香り付け」でかけることあり。 敢えて言えば、隠し味には醤油が良い。と、最近思うようになりました。
 (注釈:kachiatama=石頭or頑固、人の言う事に耳を傾けない人物の頭脳構造を揶揄する)

 「……?」

 「いえいえ、関東と関西を比較しているものではありませんぞ!」

 あくまでも気まぐれな『私的な好みの問題』です……



 さて、前置きが長くなった。

 本論に入り、ホテルレストランのカレーのお話です。

 かくしてスタンダードカレーの具された後、待つこと、おおよそ3分、おもむろにビーフカレーなるもの、出てきた。

 「……?」

 「なんたるちあ?」

 「仮称スタンダードカレーとの違いは、ライスの上にビーフが乗っかっているだけか!?!」

 違いはあるのか!? となると、確かに「違い」はある。

 そして、前回記事のスタンダードカレーと比較し、さらなる違いをご認識頂けるであろう。 つまり、カレーの量がスタンダードのものよりはるかに少量で、「ルーの具」が具体的に認識できない点であろうか。

 これ、ライスの上に乗っかっているビーフは、ミニ・ビーフステーキではないか? 我輩は、当日のお昼ご飯のメニューとして、これだけでも十分おなかいっぱいになる感、なきにしも非ず。

 この画像の有様(arisama)を見ているだけで改めて、何だかおなかがいっぱいになってきた、、、。



                <…続く……


* (連載「カレーの栞」の前回掲載記事は、こちらから入れます……)

カレーの栞:広島リーガロイヤルホテルの場合(3/6)

2007-11-17 00:25:15 | 食彩+酒の肴
<画像>:場所(広島リーガロイヤルホテルのコーヒーショップ、昼食メニューより)

 先の記事でご紹介した「シーザーズサラダ」が現れて約3分後、共に昼食をとった友人の注文の一品がテーブルに現れた。

 現れたのは、カレーライスの「RR Hotel カレー・スタンダードメニュー」である。

 なぜあえて、カレー・スタンダードメニューか?というと、我輩が注文したカレーは「ビーフカレー」であり、友人の注文したカレーは「カレー」だからである。 でもって我輩勝手に、このカレーはスタンダードカレーである。と、形容詞的注釈を付した。

 適度な厚さにスライスされた大振りのマッシュルームが、しっかりとカレーの中に入っているからうれしい。

 カレーには、ピクルスが合う。 ピクルスと言っても「ほんもののピクルス」は必要ない。 ピクルスではなく、ご覧のとおり画像左下には「福神漬」と「ラッキョウ」、加えて「干しぶどう」が添えてある。 ラッキョウに干しぶどう! これらがカレーの味を引き立てるから良いのだ。

 気になるカレーのプライスは?

 そう、確か、¥1,260.- ?

 高いか? 安いか? 

 たぶん、安くはない。 しかし、大急ぎで口に掻きこむことなく、落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりとそれなりの時間をかけて食せるからありがたい。

 そして、味はどうか?

 味は、あくまでもマイルドであり、辛くもなく甘すぎもせず、味に癖がなく、しっかりとビーフの風味を堪能できるから気分は上々にて満足感あり、、、。

 結果、高いか? 安いか?


 我輩は、
         「高くない!」と、断言できる…


                     <…続く…


PS:
 次回は、Hiroshima RR Hotel の真打!? ビーフカレーをご紹介する。

カレーの栞 : Hiroshima Riga Royal Hotel の場合(2/6)

2007-11-15 11:45:25 | 食彩+酒の肴
<添付画像>:
(広島リーガロイヤルホテル・コーヒーショップにて、アラカルトより『シーザーズサラダ』をチョイスする…)


 前回記事に続き、本日も『カレーの栞』を書きたい。

 さて、ずぅっと以前? たぶん2年前くらいの記事に書いていると思うが、我輩の場合はカレーと飲酒を同時進行できない。 つまり、酒の肴としてカレーを食せないのである。 若い友人のなかに、酒を嗜みつつカラオケの好きな教育数学の博士がいる。 この博士の大学院時代には、お互い行きつけの飲屋で顔を合わした。 ビストロ風な飲屋のマスターは、各種洋風手料理を創り客の酒の肴としていた。 とりわけカレー作りはマスターの趣味であり、必ず週に一回カレーを作っては、食欲旺盛な学生さんや若いサラリーマン達の夕食代わりに大盛りカレーをふるまっていた。 カレーの食材はシコタマ良いものを使い、特に牛肉はカレーの煮込みにぴったりのスジ肉やテールなどをふんだんに使用していた。 カレーにするのがもったいないくらいに、たっぷりの牛肉に赤ワインをぶち込んで作るから、出来上がったスープはまるで上等なビーフシチューかフレンチ料理の一品に相当する。 カレーライスの値段は決して千円を上回らず、たぶん原価スレスレか?あるいは原価以下のメニュー価格設定をしていたに違いない。 いかにも、若者好きな不良中年マスターなのであった。

 しかし、この破格な安価定価はカレーメニューだけに限定されていた。 その他の酒の値段は一般的な居酒屋よりも高価であったと記憶する。 ま、カレー作りも凝れば凝るほど原価は高くつく。

  かくして、
        たかがカレー、されどカレー……

 そんな場所で出会った若き数学博士のタマゴは、我輩の目前でカレーを酒の肴にウイスキーの水割りを飲んでいたこと思い出す。
 今にして思い出せば、頭脳の内部でカレーの香りとウイスキーのモルトの香りがあいまって「胸が悪く」なりそうだ。

 さて、若かりしころ極端に野菜を嫌っていた我輩は、かれこれ10年前位から努めて野菜を食すようになり、今になってようやく生野菜が喉を通るようになった。 かくして、カレーのような各種油脂の塊ともいえるカロリー高き一品は、可能な限り生野菜と一緒に食したほうが健康維持にはよいのではないか? と、考えるようになった次第です。

 リーガロイヤルホテル・コーヒーショップのメニューから、生野菜をチョイスするとなると、我輩の場合ここは迷わず「シーザーズサラダ」を選びます。 ソースは、迷わずフレンチドレッシング(白)。 でも、使ったり使わなかったり、かけたりかけなかったり。 できれば、岩塩と粗挽きのブラックペッパーをその日の好みに合わせて振り掛ける。

 以上、こりこりとクリスピー(crispy)な「大きめクルトン」に薄くスライスした「パルメザンチーズ」のテイストとバランスが生野菜にぴったりなのだ、、、。


              <a href="http://blog.goo.ne.jp/baron24ese/e/0bb90b80482fba78ad803355184c99e4">…続く……>

カレーの栞:カレーの味は一流ホテル・レストランに限る?(1/6)

2007-11-11 11:35:50 | 食彩+酒の肴
(添付画像:広島リーガロイヤルホテル、コーヒーショップのランチョンマットより・・)


 いや~

 こんなにも多くのエネルギーを、小説の原稿精査に費やすとは、思いもよらなかったのであります。

 「集中力が続かない!」

 「気力と体力がもたない!」

 (たぶん知的限界であるか! 元々希薄な知力を、これ以上に振り絞れなくなったのである…)


 その道の人曰く、

 「モノカキとしての限界は如何? なかでも小説家としてのピークは、45歳なり!? これ以上に年齢過ぎると、もはや書き続けるのは難しいですねぇ」

 いやはや、まったくその通り、実感しています。

 トーマス青木にして、すでに旬を過ぎた小説家であって、黄昏のポジョニ・ウッチャ完成した後には、
「ひょっとすると、これから先の小説次回作品は書けなくなってしまうのではないか?」
等と、訳の分からない恐怖心にかられている今日この頃なのですなぁ。 ま、そうなってしまったら開き直って紀行文や随筆を書き連ねればそれでも好いか、、、。

 おっと、書きかけの小説があるではないか! それはブログで発表途中の「フォワイエ・ポウ」! 

    ?!?

 ま、これは小説の領域に非ずか? これを小説にするには並大抵のことでは立ち行きませんぞ…… 

   「・・・!」

 「な、なんですって? 逃げたらアカン!ですって」

 (サモ在りナン… 考えておきます……)
  
 しかししかし、画家の世界は違う。

 モネのように晩年になって視力が衰えても、まだ絵を描いて大作を後世に残した画家がいるではないか! はたまた葛飾北斎の如く、75歳過ぎても精緻なタッチは終生衰えず、大作を世に残しているではないか! しかし小説家はそうはいかない。 多くの小説家は、ピークを過ぎると大作を書いていないし書けなくなるか。

 そんなこんな、あれこれ思う閑があったら息抜きにブログ記事の更新でもしましょう。

 そう、食彩シリーズ「カレーの栞」の連載が滞っているのです。

 郷里で友人と会う場合、6割は「リーガロイヤルホテル広島」のコーヒーショップを利用します。

 スペース広く、隣とのテーブルの間隔が十分にとってあり、密談ができる? 密談しないまでも、ここは落ち着いて話ができる。 そして昼食時間になれば、和洋問わずそれなりのレベルのそれなりのヴァリエーションでもって「はずかしくない食事」ができるというもの、、、。

 我輩は極力、「カレーは自分で作るもの」 と、決め込んでおり外食する時にはめったにカレーを注文しないこと、既に何度も述べた通りであります。 しかし、リーガロイヤルホテルのランチタイムにカレーを注文することしばしばです。

 そう、本日より4回シリーズで、リーガロイヤルホテルの話を中心に「カレー談義」を展開してみましょう……


<…続く……>

            ---------------------------------------------

<付録>:

クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)は印象派を代表するフランスの画家。「光の画家」の別称があり、時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を生涯にわたり追求した画家であった。(wikipedia百科事典より…)

葛飾 北斎(葛飾 北齋)(かつしか ほくさい、宝暦10年9月23日?(1760年10月31日?) - 嘉永2年4月18日(1849年5月10日))は、江戸時代の化政文化を代表する浮世絵師の一人である。森羅万象何でも描き、生涯に3万点を越す作品を発表し、版画の他、肉筆画にも傑出した。さらに読み本挿絵芸術に新機軸を出したこと、北斎漫画をはじめ絵本を多数発表して毛筆による形態描出に敏腕を奮い、絵画技術の普及や庶民教育にも益するところが大であった。葛飾派の祖となり、ゴッホなど印象派絵画の色彩にも影響を与えた。代表作に「富嶽三十六景」「北斎漫画」などがある。
その功績は海外で特に評価が高く、1999年雑誌『ライフ』の「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に日本人でただ一人、ランクインした。(ウイキペディア百科事典より…)

初刊本「黄昏のポジョニ・ウッチャ」、発売日決定・・・

2007-11-07 15:15:15 | 小説家・トーマス青木
  !!!

 たいへんお待たせしました。


 不良シニア風欧羅巴漫遊録 …

『長編エンタメ小説・黄昏のポジョニ・ウッチャ PartI』

… 第一巻の原稿は完成し、昨夜ようやく出版社に委ねられました。


 でもって、初版が書店に並ぶ日は、平成19年11月25日!

 猛暑風雪雨霰、紆余曲折且つ試行錯誤の四季折々は、あれよあれよというままに、早くも6年。 書き上げたと思ったその翌日からは、厳しきプロフェショナルの叱咤酷評に打ちひしがれる毎日。 そんなこんな格闘技的原稿精査に費やす時間は早くも3ヶ月、、、。

 ようやく冒頭添付画像(表紙デザインの最終案)の如く、何だかかんだと「体裁」合い整い、来る11月25日には書店の片隅に置いて頂ける様、こぎつけた次第であります。 以って、出版社『(株)リトル・ガリヴァー』のホームページ;2007年度・新刊予告第5弾!!にて、初刊本「黄昏のポジョニ・ウッチャ(第一巻)」もご案内を掲載して頂いた次第。 すでに出版社では予約販売受付しています。

  是非一度、上記HPをお開き下さい。


 さて、
  舎弟ブログ「旅遊亭」では、近日中に出版特集記事を掲載し、平素よりお世話になっているエセ男爵ブログならびに旅遊亭ブログの愛読者様に、出版記念特別配布バザールを開催する予定です。 バザール期間中に愛読のお申込みを頂いた読者の皆さまに、すてきな記念品をプレゼントする予定です。

                      ご期待下さい……

      -------------------------------

 <以下、リトルガリヴァー社のホームページより抜粋掲載……>

* タイトル: 黄昏のポジョニ・ウッチャ(I)

* 「著作のあらまし」
  東欧ハンガリーの首都ブタペストを舞台にした中年日本人の破天荒な人生を描く。 元旅行会社の営業マンだったかれが手に染めたのは外国芸能人斡旋業。 見知らぬ国での出会い、そして芸能関係者との悲喜こもごもが織りなす人生の表と裏が独創的タッチで綴られる。

* 著者: トーマス青木 / 四六判・290頁 / 予価1800円
* 2007年11月予定、予約可