Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

「高原の風景」(インドネシア・ジャワ島、東ジャワ州マラン県にて)

2005-12-17 16:37:37 | インドネシアとバリ島の話

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 セロレジョ湖畔にて遅い昼食を済ませ、3時過ぎに出発。
未舗装、ガードレールは無く、しかも一車線の道。前時代的道路をひた走りに走り、しかも二つの峠を越え、約1時間半かかって3~40kmをぐらぐらガタガタそろりそろりとひた走りに走り、ようやくバツー郡(現在バツー市)に入った。
 入ったところで人休憩。
気のきいたドライブインなど休憩場所らしき個所など無く、単に車を停止し休憩。休憩した場所で、熱帯地域らしからぬ風景に幻惑され、デジカメのシャッターを切った。樹木は温帯地域に見られる針葉樹林。まさかここが赤道直下(違う!赤道のチョイと下に位置する)ジャワ島東部なのか?はたまた何処の温帯地域に迷い込んだか?理解に苦しむ不思議な樹木に怪しげな台形の山並み。今にも呪われ吸い込まれそうな不吉な雲行き、はたまた幽玄への誘(いざな)いか?・・・

 この画像は、バツーの北部、山岳農村地帯。標高1000メーター前後、空気薄く、熱帯地域といえども昼間の気温は決して30度は越えず、夜になると完全に20度を割り、時には15度以下となる。夜ともなれば焚き火をおこし、人々は防寒具に身をまとう。中にはスキー帽をかぶりマフラーや手袋を付けている人たちも見かける。
 この場所からさらに1時間ばかり、高原をくだるとようやくバツーの街にたどり着く。そこで午後6時過ぎとなる。バツ-市街から、約45分でマラン市内に入れるのである。が、なぜか政府の高官は、我輩をレストランに案内し、夕食を済ませようと言う。
その理由は、
「美味しいうどんを食べさせる店があるから、是非案内したい・・・」
まだおなかはすいていなかったが、案内されるままに「うどん屋」でうどんもどきを食べた。
一体何が美味しいか?って・・
「鶏がらスープのうどんだし」が抜群に美味しかった。
そして、
まるごと一羽の雛鳥が、うどんの中に入っていた。
いや、まるごと一羽の雛鳥の中に、スープと共にうどんが入っていた。
と、
表現する方が正しかろう。
「・・・?」
「ああ、残念ながら画像はありません」
「・・?!」
「理由は?単純な理由でして、デジカメのバッテリーが上がってしまったから」
です。

<長かった「セロレジョ湖畔」シリーズ・終了>

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<予告> さて、来週からは、先の新規開店レストランの「酒の肴・紹介シリーズ」の続きと、「世界のダンディーな男たち(シリーズの初回)」をスタートしたいと思います。
ご期待下さい。

我輩のテーブル位置より「セロレジョ湖畔にて」

2005-12-17 06:26:35 | インドネシアとバリ島の話

 この位置から撮影すると、粗末?なランチも豪華?に見えて美しい?

(特別に、醤油を用意してくれた・・・)

とりあえず、おなか一杯になった。

「・・・?」
「なんですって?箸が無い?ナイフフォークが写ってない?」
「・・・!」
「そうです。全て『右手』のみを使って食すのである!」
この頃になると、我輩も右手一つで食事を敢行すること可能となっていました。
人間の手は良く出来たもので、結局、手を直接使って食材をむしり取り、ご飯の上に載せてかき混ぜて、適度な大きさにして手先で丸め、指を旨く使って口に放り込む。コレを繰り返すのです。

「・・・?」
「こんなもの毎日食べれませんよ」
「・・・!」
「健康管理を考えて、我輩は自分の食生活には気を使っていましたよ」
「この手の油っぽい料理は、控えに控え、可能な限り新鮮な果物を取るよう心がけ、3日間に1~2回は中華料理屋さんに行ってました」
「・・?」
「何ですって?コレで幾らか?勘定は私には分かりません。でもたぶん、日本円で100円するかどうか?とりあえず観光地だから、ひょっとすれば250円くらいだったかも分からない」
やたら地元の人は甘い飲料水を飲むから、それを加えてせいぜい500円も準備していれば、十分なお釣が戻ってくるお勘定ですよ。

唯一つ問題あり。
手で触って「暑く感じる料理」は、食せない、食さない。
したがって、ほとんどの料理は、冷たくなってから食べるもの、そんな認識が料理の根底にありました。

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