Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

我が英語の先生:Mr. Mori NAKAYAMA,,,

2014-11-13 19:34:25 | 研究:「ダンディズム」
<添付画像> Mr. N. Mori,,,
(撮影年月)平成26年11月上旬
(撮影場所)宮島・大聖院境内にて
(撮影機材)FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木


 れっきとした日本人、且つ国際感覚にあふれるダンディーな御仁を紹介する。 
 
 ニューヨーク生まれのアングロサクソンが、いわゆる米国生まれの米国育ちの日系人?否、それ以上にアメリカ人らしくて日本人そのものな御仁こそ "Mori Nakayama",,,,
 
 めちゃくちゃ英語が上手いのだ。もちろん喋る英語。のみならず読み英語も抜群である。

 何はともあれ、不肖トーマス青木の英語の大先生にして、これ以上の御方は存在しません。

 さて、
 しばらく10年程度、お付き合いが途切れていた。この度、世界遺産の島『宮島』の大聖院さん境内で催される『大聖院宮島おかげ市』のおかげで、久しぶりにお会いする事になった。

そう、
 宮島を舞台に来年は、外国人相手のエピソードを書き連ねることになりそうだ。
 

紺色は、ダンディズムの極致なり……

2014-08-16 16:52:25 | 研究:「ダンディズム」

 この数日、パソコンのデータを整理していたら、古いフィルムデータをCDRに焼き直した写真画像資料が出てきた。
 CDRに再記録した写真画像はかなり多いけれども、この四半世紀の間にかなり喪失している。事務所移転で喪失したもの、ヨーロッパの下宿先にそのまま忘れてしまっているもの、自宅書斎に在ってゴミと判断して捨ててしまったもの、手元に残ったのは10%程度か。
 
 「ま、また行ってもっといい写真を撮って帰れば良い……」等と、
 たかを括っていたけれど、ここ10年以上もヨーロッパに足踏み入れたことなく、もう永遠に不可能であろう。 だから今となっては懐かしく、且つ貴重な写真資料である。

 その懐かしい遺物?が、出てきたのだ。
 これ、先の1990年代の終わり頃、ハンガリー長期滞在中のこと。ふと思い立って7月下旬に休暇でスペイン滞在した時の画像である。ゆっくり2日間掛けて、スペインのレティロ公園と隣接する植物公園を散策した時のショット。
 撮りためてあるヨーロッパの写真資料で、ある種類の人々の服装に感心が向く。
 当地スペインはマドリットの夏場の気温は昼間40℃に上昇する事は日常茶飯事。にもかかわらず、写真画像のやや右下方の歩道上を闊歩する中年男女は正しい服装である。女性は紺のスーツ。男性は紺のジャケットにグレーのトラウザズ。ピシッと決まっているから(傍から見ていて)気合が入る。 ちょうどこの頃、環境大臣になって張り切っていた小池百合子代議士の音頭で、クールヴィス大合唱が起きていたのは極東の日本国なり。
 当時のヨーロッパは如何であったか。ヨーロッパの夏は、暑くはなるが湿気は少ない。したがってクールヴィスなどの大合唱は、一度も聞いたことなかった。

 紺色をしっかりと着こなすのはお洒落であるぞ。
 すなわち紺色の似合う男は、ダンディーの基準をクリアー出来ていることになる。女性にとっては、年齢を問わず、エレガントで高貴なお洒落の基本と考えるが如何か?
 〆て本日、当記事を、久しぶりに『ダンディズム』のカテゴリーとして投稿する。 (エセ男爵)

『がんばろう東北…』! このハーレーダビットソンに乗る人は?

2014-05-02 09:12:15 | 研究:「ダンディズム」
<添付写真>宮島口港前広場で見付けた、ハーレーダビッドソン
(撮影年月日)平成26年5月1日
(撮影場所)広島県廿日市市宮島口港前広場
(撮影機材)FUJIFILM X100S
(撮影者)トーマス青木


 ご覧頂けるであろうか? 後部座席に満載されている道具入れのワッペンを!

 なになに、『がんばろう東北』!

 何だって?

 東北は、まだガンバっているのか?!

 どうして? 大震災と大津波に遭遇し前代未聞の大被害に逢い、多大なるダメッジを食らってヘコタレたから、立ち直るために頑張っているのだな?!

 大いに結構!

 いなかのプレスリーならぬ(成金趣味満載なる)金ぴかのハーレーにまたがって全国行脚?すれば世話あ~ない。

 したがってこれは、ある種ダンディズムの極致なり。

 何故に、不肖トーマス青木が目の敵にするか?

 それは、

 黒塗り(朱肉色入り)ハーレーダビッド損のキザさ加減を云っているのではない。許そう!
 もういいだろうと思われる甘え構造丸出しの津波被害援助風な全国的雰囲気も、ま、許そう。

 許せないのは、
 車道とも歩道とも言えない『人道より横断歩道』のど真ん中に(ヘルメットを地上に置き)駐輪(駐車)していることだ。
 エ~加減に旋回。自己顕示欲も甚だしい。これではせっかく(がんばっている)の東北地区の被害者に迷惑がかかるぞ。 (投稿:トーマス青木) 

粋な『艶消し黒塗り』のハーレーダビッドソンを視た……

2014-01-03 11:36:40 | 研究:「ダンディズム」
<添付画像>:かいまみた『魅せるバイク』
(撮影月日)平成26年1月2日午後3時50分頃
(撮影場所)広島市佐伯区広域公園入り口付近にて
(撮影機材)FUJIFILM X100S


 正月早々、なんとも洒落たバイクを観た。

 当地正月2日は終日あまりにも天気良く、このまま屋内に閉じこもっておくのは勿体無いと考えて、遅い午後になってウオーキングに飛び出した。

 コースはCコース。 いつもの周遊3時間コース。 にしようと思って自宅を飛び出したものの全コースを周ると3時間かかり、帰路にとある撮影スポットにて日没寸前の夕陽を撮りたく時間調整を考える。 乃ち半周コースにしたのだ。 結果、広域公園入口付近にて時間調整する。
 昨日の広域公園には若い家族連れが繰り出していて、好むと好まざるにかかわらず広場で日向ぼっこする家族団欒風景が視界に入る。 すてきな家族団欒のスナップショットが出来上がったがそれは吾輩の脳裏の中だけに止める。 やたら初めて出会った見知らぬ若者家族にカメラレンズを向けしゃったを切るわけにも行かないのだ。
 おおむね連中は子供に凧揚げ指導やスケボーの練習に精を出している。 吾輩は、其れを眺めつつ時間調整する。
 
 正月2日の当地は『天気晴朗にて風邪穏やか』なり。

 じつは別の角度で、素晴らしいものを発見した。

 それは、

 さりげなく、さりとて意識的に、公園内の『駐車場』でもなく『車乗り入れ区画?』でもない場所に、バイクが置いてあるのだ。
 持ち主は、たぶん近くにいるのであろう。
 誰かが『視る!みられる』などなど観てくれること。等々意識して、どこかで自分の車を見張っているに違いないのだ。(我等、しっかりみてやるぞ!)
 
 しかし美しいバイクだった。

 理由はイクツかあるけれど、ダントツの美しき理由は!

 『艶消し黒塗り』総尽くめ。であること、、、。

 観ていて、思い出した。

 1) このハーレーダビッドソンは、かのスターウオーズ初期の頃に出てきた『黒尽し日本風鎧兜』に身を固めた悪役の出で立ちイメージに、そっくりなのだ。

 2) そして、もう一つ。 今流行の『宮島侍』のダンディーな役者集団のこと、思い出したのです。

 いや~ 持ち主殿、ありがとう。 正月早々いいものを見せて下さった、、、、。


   (トーマス青木・エセ男爵)
 

さらば、弟よ、、、

2013-12-02 10:32:30 | 研究:「ダンディズム」
<画像> モミジ、燃ゆる……
(撮 影)平成25年12月1日
(撮影場所)宮島大聖院さん境内


 往年の企業戦士は独り、壮絶な最期を迎えた。

 倒れた時は、平成25年11月30日昼時間(らしい)。

 喉頭癌手術で8日間入院し、あまりにも早く退院したのが先の25日月曜日。
 この12月10日に再入院し、11日に手術を受ける予定になっていた脳内血管の瘤が、突然爆発し、頭がい骨内に血液が爆発的に溢れたから堪らない。 本来ならばその時点で絶命したていたはず。 にもかかわらず夕刻まで自宅内で声なき悶絶の時を戦こと半日。 御心温かい第一発見者により、実兄の吾輩に連絡あり。直ちに姪及び甥に連絡した。
 救急車によりH市民病院『救命救急センター』に搬送。 甥夫婦立会いのもと、引き続いて実施された脳手術は延々4時間30分に及び12月1日未明に終る。 物理的処置はされたものの切断された左側頭骸骨をもとに戻せない程に脳が肥大し溢れんばかりの状態にて縫合不可。
 この段階で医師より弟家族へ通達あり、
 良くて下半身不随、且つ言語応答能力不可。悪くて数日(数時間)以内に死亡。
 明けて、
 第2回目の医師の通達あったのは昨日12月1日正午過ぎ、
 「もはや肺呼吸機能をつかさどること不可にて、脳死に至る。植物人間状態になりました……」とのこと。
 まさか、
 早すぎる我が弟の天命に驚き慄く。
 イヴェント開催中の宮島から急遽、広島市内へ向い、脳死状態の弟に面会を果たす。
 人工呼吸器の作動により、辛うじて生命維持されている。
 魂は、すでに黄泉の国に旅立った後なのだ。
 にもかかわらず、
 物理的には、未だこの世の存在だ。
 
 もういい。じゅうぶんであるぞ。
 ごくろうさん。
 企業戦士として、君は人生をよく戦った。
 たぶん君は、機関銃弾やミサイル等一切搭載せず、武装解除した戦闘機に搭乗し、しかも片道のみの燃料をつぎ込んで、かの『かみかぜ特攻機』の操縦士の如く、頭がい骨から溢れ出す大量の血液をものともせず、壮烈に雲の上の天空のかなたに舞い上がったのか。

 よくわかった。
 潔く、突撃していった。
 ダサいほどに愚直だった。
 逃げ出さなかった。
 やることなすこと熱く、
 人生、良く戦った。
 君は、
 超一流にダンディーだった。
 ロマンティストだった。
 
 別れの挨拶は昨日夕刻、君がよこたわる病院のベッドの傍らにたち、敬礼!
 心からの『挙手の礼』をもって、葬った。
 今朝から、
 我が心に「ハーフマスト」(半旗)を揚げる。
 ともあれ、
 先に逝って待っている我々の両親はじめ御先祖様に宜しく伝えてくれ。
 人生の諸先輩にきちんとご挨拶しておいてくれ。

 そして、
 ……しばらく、待っていてくれ、、、、。

映画「あなたへ」;鑑賞感想、、

2012-09-18 12:01:10 | 研究:「ダンディズム」
<添付画像>映画『あなたへ』(公式ホームページより)


 正直言って、この映画は観たくなかった。

 でも観た。
 
 観て、たいへんよかった。

 一回と半分、つまり同じ日に2回入場して1.5回鑑賞しました。(2回目は疲れて、もちろん納得して、途中で抜け出しました……)

 数ある高倉健さん映画の中でも(私感にて)クオリティーの高い作品だった。鑑賞し終え、まことに安心感を覚えた。
 かくいう比較の対象あり。
 それは5~6年前に観た健さん映画のこと。 シナ大陸で撮影した凡作中の超愚作『単騎千里を行く』と比べるからそう思うのだろうか。
  (正式な「映画の原題」は『単騎、千里を走る。』です……)

 あらためて言うけれど、
 本当は、81歳にもなった健さんを映画館まで出向いてまで観たくなかった。
 何故そういうか?
 最近の健さんをTVコマーシャル画像で確認してからのち、
 「これはもう映画画像で拝見するご尊顔ではないぞ?」
さらに、 
 「ここまで老化した健さんを、いまさら映画に引っ張り出すなんて、何とむごいことをするか……」
吾輩にして、開いた口がふさがらなかった。
 そもそも年老いた健さんを引っ張り出した某食品会社のコマーシャルが問題だ。映画では見たこともない怒アップの大写し、最近やたらきめ細かに毛穴まで映さんばかりのデジタル放送電波と液晶テレビの組み合わせには怖いものあり、そんな状態(現代)でコマーシャルに出てくる(本来美しいはずの)健さんの横顔の『絵』は二度と観たくなくなるものだし、もともと弁舌爽やかでない健さんの下手な『セリフ』がさらに下手になりろれつが回らなくなった台詞(ありがとう、、、、ご、ざいま、、ス?&%*、、、)は聞きたくない。
 そんなこんな思い始めたこの夏場。
 久しぶりに健さん映画を上映するとのこと、
 「老いた健さんはみたくない……」
と結論付けていた矢先、今度は、NHKの特別番組に出演していた『この映画(あなたへ)』の各種ロケシーンを観た。
 NHK特番は、吾輩をしてようやく『年老いたケンさん』を受け入れ出来るよう仕向けた。
 もちろん最初の3分間は拒否反応のみ。それがなんと10分間程度経ったら健さんの皺や腫れぼったい瞼に対する抵抗感はなくなったのだ。というよりむしろ、健さんの老いの詳細を考えないような意識が定着する。なんとなんと番組の終わるころ(気が付かぬ間に1時間以上経過していたけれど)、年老いたケンさんへの違和感がなくなっていた。
 すなわち、
 NHKのこの番組を見たことによって、自然に映画館に足を運んでしまった。
 しかししかし、本音がある。
 垣間見た健さんの手元、手の平(手の甲)から、はっきりと年齢が伺えた。改めておもった。男優女優関係なく、顔は化粧やドウランでもってある程度年齢は隠せる。が年齢を隠すという行為に関し、手の甲はそれができない。
(実際のところ鑑賞した映画の中でも健さんの手の甲は色つや?否!くすんだ色と隠せぬ皺共々不気味で怖く怖ろしく、映してほしくない見てはならないものが手の甲ですけれども、遺言を開けてたり退職願を封詰めするシーンは重要なシーン(カット)であって、瞬時にこの代役は不可能にて、今、こうして文字に書き下ろすのは気が引けるほどに、なんともごまかせぬ年齢相応の老いを感じた。(見たくない人も、あらためてみてほしい……)
 「そうなんだ。みんな自分の手を見てみろ!手の甲から『老い』が始まるのだ……」ということ、あらためておもった。

 それで?
 「映画でみたケンさんの全体像は如何?」
 そう、
 アップでは、
 やはり私自身として、ぎりぎり耐えた。
 遠目で見れば、
 若かりし頃のケンさんを思い出させた。
 立ち姿を背後から撮影したショット。十数年前を髣髴させる『立ち居振る舞い』と『佇まい』は高倉健でなくては表現できないもの、美しいものを垣間見た。
 それは健さん独特の立ち姿、、、。
 いつもの頭髪は短めで小気味よく、襟足の長い首筋からややなで肩にして肩幅の広さは美しく、引き締まった腰高の下半身から真っ直ぐに伸びる長い脚はバランスよく、カメラを背後から向けたアングルにより、すなわち『男の背中』は履歴をあらわし際立たせ、映画俳優として天下一品だ。
 歩く時の独特の足の出し方運び方、両肩の揺れ方、揺れ具合。シャイな雰囲気を醸し出す健さん的な首の曲がり方。今も尚、現役俳優として、柔軟体操継続され且つ微細な食事調整により健康管理されているとのこと。すなわち体重を整えたり、演技に支障を致さないよう足腰を鍛えておられるようだけれども、私自身映画画面の中で見抜いた。歩く姿は(厳しく観察していて若かりし頃から比べれば)残念ながら若干、与太っておられる。けれども81歳として考えればとんでもない常識をはるかに超えた美しき若き状態にて、やはり大したものだ。姿勢も足取りも、決して齢(よわい)80を超えた状況ではなく、今尚50代後半の元気健康な男性か。

 概して主観私観であるが、カメラが捉える健さんは、
 後姿からのが35%、
 斜め横からの45%、
 正面(ななめを含む)は20%以下か?
 これが正しい高倉健の立ち姿を表現する撮影方法なのだ。

 こんな健さんを称して、今流の形容詞『イケメン男』というか?
 違う!!!!!
 とんでもない。
 イケメンなんて不格好で女々しい言葉は、無くしてしまえ。マス塵使用禁止にして、直ちに死語にせよ。
 すなわち、これが『男前(おとこまえ)』というもの。『ハンサム』というもの。『美男子』というもの。つまり老いて尚も『二枚目俳優』そのものなのだ。

 更に、
 別のカメラワーク目線に迫りたい。
 いかにもロケーション撮影を生かした、一連の遠距離撮影が美しく素敵だった。

 遠景風景の撮影が見事。
 映画始まって直ちに、転勤していった新しい勤務先(富山刑務所)に就く健さん。無機質な刑務所はすなわち、高く頑丈な塀の突っ立った檻の中にあって、いちいち開錠施錠を繰り返しながら主演高倉健さんが進む通路は、映画鑑賞者に対し窮屈な『檻の中』の限られた空間を感じさせる。そんな中、健さんの表情や立ち姿の『どあっぷ』から少し引き、近景を含めた健さんの全身のノーマル表現から一段とカメラアングル拡がって、刑務所全体を包んだ余りある風景に変わる。 そんな動きの中、銀幕画面全体にあらためて目をやれば、遠景(銀幕上部)には何と、富山県北の山々を指し示しているではないか。 観賞者の気分は、圧迫された刑務所から一気に解放され、大自然に佇む山々に安堵感を彷彿させる。
 映像に描き出された大自然は春。北国富山の山奥の春は、未だ深々と雪を抱く。刑務所の背後に衝立のごとく構える日本アルプスは、画面空間の奥に浮いている。鑑賞者はここで一息継げる。
 さらに、雲海に浮かぶ『竹田城址』の表現。時間の推移と空間の拡がりの表現が素晴らしい。
 関門海峡では、下関側と門司側でそれぞれ撮影されている。ズームレンズの表現力により、実際の関門海峡はより一層狭く短く感じるから面白い。
 この手のシナリオ、はたまた筋書きを、ロードムービーと言うらしい。が何はともあれ、富山の刑務所~日本アルプス~京都~大阪~〈ここらに竹田城址が入るか?〉そして(一気に)下関~長崎(五島列島)へ、目まぐるしくロケ地は移動する。
 
 このシナリオと画面の流れに、絶妙なる空と山の境目の空間に詩的表現あり。

 夕日のシーンも美しい。
 (どこぞ、富山から京都方面へ向かう?区切り!?の湖畔で夕暮れ時、タケシとの語り合い。散骨を済ませたのちの、夕暮れ時の五島列島海上を漂う漁船をシルエット。 都合2回?  大いなる夕日と黄昏時の雰囲気を堪能させるシーンあり……)
 何かとたそがれている。
 なにゆえか、このたびは、やたら夕日、夕焼け、夕暮れ時のシーンを強調し大切にしている。

 〆て、
 「この映画は我らの誇る日本の映画俳優『高倉健』を知り尽くしたプロフェッショナルが作った映画に違いない」とあらためて痛感した。そして実は初めて初めて、
 「主だった過去一連の高倉健さんの映画作品の監督は誰ぞ!?」
という自分自身の疑問を解決したくなった。
 パソコン検索により、たやすく解決できた。
 そうなんだ。
 監督は、降旗 康男(ふるはた やすお 1934年8月19日 ~ )
 降旗監督の存在あって、映画俳優高倉健の存在に価値が生まれるのか。

 すなわち、
 それは、健さん『らしさ』。
 
 高倉健さん的な『雰囲気』。
 
 健さんの『そしゃ』。
 
 健さん風『立ち居振る舞い』と『佇まい』、、、、。

 これら、
 自然に、無理なく、高倉健さんの身体(肉体)と精神(心)から抽出し切れるかどうか、にかかっているのだ。 これらの能力と経験を蓄積した『特定のプロフェッショナル』(映画監督・降旗 康男)の存在を、あらためて感じた。

 結論として、
 「高倉健さんの魅力抽出なくして、この映画はあり得ない」

 これ以上もこれ以下も、なにもコトバが見当たらない。

 もう、ひとこと!

 映画を観終わって、自分の周囲の空気がうまい、、、。(と感じた……)

 つまり、自分自身の呼吸する、空気の味が良い、、、。

 そんな、

 ほんとうに『後味の良い映画』を、久しぶりに鑑賞しまた。


タイトル画像は、マヨール広場から・・

2009-01-17 22:15:00 | 研究:「ダンディズム」
やりました!

 ブログ開設当初よりの念願でした。

「ブログタイトル背景画像」の編集ができたのです。

 あろうことか、おおよそ15年前、スペイン・マドリッドはマヨール広場のスナップ失敗作品の中からの引用&編集です。 ネガティヴカラーフィルムからCDを起こしています。 一連のこの所作、まさに前世紀(20世紀)的ダンディズムですな。

 またいろいろ画像を変えてみたいと思っています。

 今日のところは、この画像を見ながら、一杯やります、、、。

エストレージャ

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 そう!
 今夜の気分はヨーロッパ演歌「ジプシーキングス」でも聴きながら! 飲む酒は? 当然スコッチです。

 サルゥ~!  乾杯!!!


PS: 「・・?!・・・」 そうなんです。 本日記事のカテゴリーは敢て、ダンディズム研究ですぞ! Yes! タイトル画像候補の引抜き決定、さらには切り紙作業的編集、色彩調整等々全て、何を隠そう!このあたりはすべからく「ダンディズム」の研究と関連があるのです。

正月ヴァージョン;「トノゴジラ号」(2/2)

2008-01-07 09:45:15 | 研究:「ダンディズム」
<添付画像>:ますらお殿下の愛車「TYOTA HIACE 初詣仕様」より

拙ブログ・平成20年1月6日記事にてご紹介した「ますらお殿下」の愛車"TOYOTA HIACE" ご紹介第2弾記事投稿に先立って、本日早朝の「殿下ブログ通信」より下記添付のコメントを頂戴した。

 いきさつ新(arata)か、出所明確なる「日章旗&旭日日章旗談義」にて、さっそく本文に引用掲載させて頂き、本連載記事の締めくくりとしたい。

         (以下、頂戴したコメントより引用)

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旭日日章旗 (tono)

2008-01-07 08:06:08

 (≧∇≦)/ ハハハハ
 ご紹介ありがとうございます。
 この車で、箱崎宮に初詣に行った折に、駐車場から出るときにすれ違った車が、日章旗と旭日旗をクロスさせておりました。
 トノゴジラ号は旭日旗も揚げるのですが、旗基台(電動可倒式アンテナ用)が一つなので、同時に揚げられない現状です。
 因みにクロス国旗は、西鉄バスが付けていたので、交渉して譲って貰った物で、取り付け基台一式はトノゴジラの手製です。(*´д`*)アハァ

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                 (引用、ここまで・・・)


 まぁ~ なんと申しましょうか、エアーインテークに取り付けられた『日章旗クロス』のこと、いささかハイエースの図体に比例しては大きすぎるのではないか?いや、これで丁度「ますらお殿下的バランス」であるか?等々思案していたところ、なんと、地元大手バス会社に直接交渉して入手されたとのこと。 なるほど、いかにもバスの前面にくっ付ければ頃合のシロモノ。

 ヤッパし、そうなんだ!

 ちまちました小旗をくっ付けて初詣に赴かれるなど、これ、いかにも半端すぎて、「ますらお殿下的国旗掲揚比率」ではないのだ!!!

 我輩と致しましては納得に次ぐ納得、、、。

 この思考と交錯は、いかにもますらお殿下ならではの出来事にて、ますますもって殿下的豪快な段取りを再確認するにあたり、やはりここは「ダンディズムの極致」なり!

 我輩と致しましては、こういうダンディーな紳士とは今年是非一度お会いして、シーヴァスリーガルの18年物などオンザロックにして、且つ、60年代の古典モダンジャズがBGMで流れているほのかに薄暗い粋な洋風居酒屋の一角に陣取り、一献傾けたくなるのであります、、、。

 おっと、朝から一杯やりたくなった……
     
     
             <・完・・>

初詣仕様;『トノゴジラ号』 (1/2)

2008-01-06 21:45:35 | 研究:「ダンディズム」

 tonoさんこと「ますらお」さんから、Eメール年賀状を頂戴すると共に上記添付の画像をお送り頂いた。

 我輩の友人、かのMr. Dandy N.君のジープに勝るとも劣らない『殿下流ダンディズム』を正月早々発揮されるなんて如何にもダンディーな御仁であると感銘し、さっそくご許可を願い出て、只今掲載の暁に至る、、、。

 そう、いまどきの正月に、シメカザリをくっつけて疾走している自家用車なんて見かけなくなったけれど、ますらおさんの場合は伝統に則り愛車トヨタハイエースに国旗を掲揚されているからすばらしい!

 ご自身から命名され、称して、正月仕様『トノゴジラ号』!?

                 ですって……

 「・・・?」

 「そう、何か違っている?! モノ足りない!」

 そうなんです。

 何かが、足りませんですぞ!

 昨年は、殿下の実家の倉庫より現れ出でたる「輝く海軍写真帳」をお贈り頂いた由、すなわちますらお殿下にして海軍軍人のお家柄、、、。 ならばここは、日章旗の相方(aikata)として「旭日日章旗」(kyokujitu-nishouki)も掲揚されては如何なものか!と、お節介を申しぁぐるモノであります、、、。


      <・続く・・