★スノーボード男子ハーフパイプ＠バンクーバー五輪

何かと話題になった種目。スノーボードなんて五輪に必要ないなんて意見まで見掛けたが、今日のShaun Whiteを見れば、まともな神経の持ち主ならそんな言葉は言えないだろう。圧倒的。優勝候補というよりも、この種目のパイオニアであり、創造主とさえ呼びたくなる。トリノの金メダリスト。ダブルコークなど新たな技を開発し、この種目を日々進化させる存在。
1回目46.8を出して2回目を待たずに優勝を決めた。そこで1回目に封印したダブルマックツイストを披露し成功してみせた。50点満点中48.4という高得点がこの演技に贈られた。

フィンランドPeetu Piiroinenが2位には入り、アメリカのワンツーを阻止。3位はアメリカScott Lago。4位スイスIouri Podladtchikovまでが40点台。アメリカLouie Vitoは2回とも39点台と安定した演技で5位。6位フィンランドMarkku Koski、7位カナダJustin Lamoureux、8位に国母和宏。

日本勢は青野令が予選で43.1、国母が42.5と高得点を叩き出し、準決勝を経ずに決勝進出を決めた。決勝でも果敢に攻めたが共に最後の着地にミスが出て得点が伸びなかった。青野は9位。準決勝に進んだ工藤洸平は8位で決勝進出はならなかった。村上大輔は予選でミスが出て敗退した。

金 Shaun White（アメリカ）
銀 Peetu Piiroinen（フィンランド）
銅 Scott Lago（アメリカ）