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日本のフットボールファンの夢

2007年07月05日 19時58分38秒 | アメリカンフットボール
木下、ファルコンズのキャンプ参加決定!

木下、記者会見一問一答

立命館大OB木下典明がアトランタ・ファルコンズのキャンプに参加することが決まった。過去2シーズンNFLヨーロッパで実績を積んだ上でのキャンプ参加。過去に河口正史がサンフランシスコ49ナーズのキャンプに参加しプレシーズンゲームに出場したことはあったが、当時の河口よりも若い点や外国人枠ではない点など初の日本人NFLプレイヤー誕生により期待が持つことができそうだ。

学生時代からそのアスリート能力は高く評価されていた。今年初めの「筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦」で総合2位に入ったことも記憶に新しい。フットボール歴はチェスナットリーグからで経験も豊富。身長は低いが、その代わりクイックネスやスピードが武器。NFLヨーロッパでもリターナーとして目を見張る活躍をした。

4チームからオファーがあったそうだが、アトランタをチョイス。ドーム&人工芝ということでクイックネスを生かすには最適だろう。
アトランタのリターナーと言えばアラン・ロッサムが有名だ。パントリターンでは昨シーズン自己ワーストだったが、キックオフリターンでは悪くないスタッツを残している。31歳と年齢的に翳りが見え始める点が木下がつけ込む隙だろうか。
レシーバーでは、セインツから移籍のジョー・ホーンがエース。ブライアン・フィネラン、ロディ・ホワイト、マイケル・ジェンキンスがそれに続く。身長の低い木下にとっては若いホワイトがライバルといった感じだろうか。ルーキーシーズンは活躍したが2年目の昨シーズンは伸び悩んだ印象だった。レシーバーよりリターナーの印象が強い木下だがどんなチャンスもものにする必要がある。怪我だけは気をつけて最終ロースターに残るよう頑張ってほしい。

最終ロースター決定までの道のり

上記にあるように90人近い中からキャンプ、プレシーズンゲームを通して53人の最終ロースター入りを賭けた争いとなる。実際には45人の出場選手枠に入らねば試合に出られない。その狭き門を潜り抜けた選手たちで戦うプロフットボールのレベルの高さは究極のスポーツと呼ばれる由縁だ。
NFLのほぼ全ての選手はカレッジフットボールで実績を残した選手だ(カレッジ出身でもフットボールでなくバスケットボールをやっていた選手などもいるが)。日本人NFLプレイヤーが誕生するとしたら、アメリカの大学でプレイしそこで活躍して認められるケースでないと難しいと感じる。特にNFLヨーロッパが廃止され、アピールする場が少なくなってしまう今後は。日本の大学で活躍してNFLを目指すスタイルは木下が最後になるかもしれない。その意味でも木下への期待が膨らむ。レギュラーシーズンのフィールドに彼が立つ姿を夢見ている。

追記:書き忘れてたけど、このニュースを最初に聞いたのは今朝のめざましテレビだった。さすが大塚さん!


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