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日本対フランス@第3回ワールドカップ

2007年07月07日 23時59分00秒 | アメリカンフットボール
今朝の新聞を見て驚いたことが二つ。一つは「涼宮ハルヒの憂鬱」アニメ第二期放送決定の一面広告。情報はネットで知ってはいたが、一面広告とは。それより、「驚愕」はどうなった?

それはさておき、もう一つ驚いたのが第3回ワールドカップ開幕戦の日本対フランスの試合がBS1で生放送されるということ。これまでのワールドカップは日本が戦い勝利した決勝戦の試合さえまともに放送されなかったのに、確かに地元開催とはいえまさか生中継とは。決勝戦くらいは録画で放送されるかなと期待していたがいい方に裏切ってくれた。ありがとう、NHK。

ヨーロッパ3位で格下と見ていたフランスが相手。とはいえ、こういった大一番では何が起こるか分からないのがスポーツの怖さ。ハラハラドキドキしながら試合を見始めた。
日本の最初の攻撃シリーズはパントに終わる。ショットガンでパス主体の攻撃は日本の十八番だが、QB富沢の思い切りが悪くてタイミングがちょっと遅めな感じ。だが、パントが正確で敵陣深くからフランスの攻撃となる。その最初のプレイ。フランスのパスプレイに猛烈なラッシュでいきなりセーフティ。このディフェンスのビッグプレイでモメンタムはあっさりと日本へ。
その後、富沢のパスは良いとは言えないまでも時折良いプレイが決まってタッチダウンを重ねた。守備はフランスを完封。一方的な試合展開となった。第2クォーターにはフランスが自陣深くからのパントでセーフティを選択。負けていてのこの選択には驚いたが、これで少しフランスも息を吹き返した。
後半は富沢だけでなく高田や波木も登場。特に高田の思い切りの良いパスが目立った。フランスもQBを替えてからようやくファーストダウンを獲得し、攻撃のリズムも生まれ出したがミスもあって自滅した。
最終スコアは48-0と完勝。ちょっと気の緩みの見えたプレイもあったが、まずは順当と言えるだろう。次戦スウェーデン相手に勝てば決勝進出が決まる。きっと勝ってくれると信じている。

このアメリカンフットボールのワールドカップはこれまで本場アメリカが参加せず大会としての意義が問われ続けてきた。ワールドカップの名を冠していてもその名に見合う内容とは言えないのは事実だ。そんな中途半端な存在だがそれでもナショナルチームというものの存在感が選手たちに与えるものは大きかったのだなと感じることがある。脇坂や野村といったベテランがこの大会をモチベーションに現役を続けていると聞いたときだ。地元開催ということもあり、今大会に賭ける意気込みは並々ならぬものなのだろう。
NFLヨーロッパ廃止で今後の日本フットボールのあり方が変わるかもしれない。ワールドカップの今後も不透明だ。しかし、まずここで結果を出すことが未来に繋がっていくはずだ。今はそう信じて日本代表の活躍を応援したい。


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