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近況報告のようなもの その後

2007年10月23日 21時56分20秒 | 日記・エッセイ・コラム
移転してから通わなくなった図書館に初めて行ったのが日曜の朝。別段家からの距離が遠くなった訳でもなかったのだけど、方向がずれたせいかぱったりと行かなくなった。思えばもう10年くらいなるかもしれない。改めて新しい図書カードを作って、『マリア様がみてる』の続きを借りた。そして、今日、一応、既刊まで読破することとなった。
一度読み出すと止まらない。一冊読み終わっても「引き」につい次を手に取ってしまう。もともと一度ハマるとグングンと引き込まれてしまう性質なので、ある程度興味を持った時点でこの結末は見えていたのかもしれない。30冊を越えるようなシリーズものはやはり手控えるべきなのかもしれないけれど……。

当然読み終わると、それを語りたい欲求がもたげてくる。だから、こうしてブログに記そうとしている訳だが、今のところまだ作品を論ずるための切り口は十分に見出せていない。近いうちに何らかの形で書くことは間違いないだろうが。
小説版の『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズや『Fate/stay night』あたりが近年熱を入れた作品だけど、実は『マリみて』の方が自分にとってはストライクゾーンのど真ん中に感じられる。初めから一歩引いて批判的な視点で読んだ前者と素直に引き込まれた後者という読む際の心構えの時点で大きく異なっている。もちろんそれは作品の質を保証するものではない。好みの問題なのだけど、改めてこういう「ファンタジー(厳密には当然当てはまらないが、私にとっては大枠としてのファンタジーとして捉えている)」が好きなのだと確認できた。それはスィーツに属するものだけれど、パティシエが腕によりをかけて作った作品。

テーブル一杯に並べられたお菓子を味わい終え、次のものが待ち遠しくなるかもと思ったが、とりあえずお腹一杯になったようだ。最新刊は大団円ではないもののかなりそれに近く、気を急かすような懸案もなくページを閉じることが出来た。次巻が出ればもちろん即座に読みたいけれど、それよりも『ハルヒ』の新刊などの方が気になるところだ。
折角図書館通いを再開したので、いろいろと手を出したいと思いつつ、さて何から読もうかと迷う自分がいる。ピンポイントで思いついたいくつかの読みたいと前から考えていた作品は貸し出し中だったりするし、気になる作家もいないわけではないがいざ読もうという想いがなかなか湧いてこない。要はきっかけ。言い出せば図書館なんかに行かなくても読んでない本は山のようにそこらじゅうにある。読書モードになっているうちに何冊か手にとってみたいのだけど、果たして……。


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