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ウィンダスミッション

2011年09月04日 21時41分20秒 | FF11
天導の人工アートマが欲しいこともあり、2垢キャラをウィンダスに移籍して数日でウィンダスミッションをクリアした。
FF11が他のMMORPGと比べて特長的な点にストーリー性が挙げられるが、その代表と呼べるのがこのウィンダスミッションだ。

メインキャラもウィンダス生まれのウィンダス育ちで、他の2国に移籍してそれぞれのミッションをクリアしたが、ほぼ一貫してウィンダスに所属している。ミッションもバージョンアップごとの追加直後にクリアした。ただそれだけに、ストーリーが間延びしてしまった感は残っていた。過去のイベントシーンを見る機能も追加されているが、移動の手間などもあって利用することがほとんどない。

今回は一気にクリアしたことでイベントを楽しむことができた。ソロでのクリアなのでイベントシーンをじっくり見ることもできた。

サンドリアミッションは聖剣を巡る王道的なストーリーだが、王室内部での話が主となっている。タブナジア滅亡の秘められた理由が知らされるあたりは面白かったが、構図としては単純なものとなっている。
バストゥークミッションはガルカとヒュームの軋轢がメインに描かれている。人種間の問題は確かにテーマとしては深いものがあるが、残念ながらテーマに寄りかかり過ぎて面白みに欠ける。

ウィンダスミッションは、ウィンダスの現状に高い危機感を持つアジドマルジドを主人公に据えて描かれている。プレイヤーはミッションを通して彼の思いを共有する形となっている(こうした描き方はプロマシアミッションやアルタナミッションでも使われている)。
感情移入しやすく、盛り上げやすい反面、多角的に描くのは難しいが、それを別の連続クエストで補完するという工夫も行われている。

キャラクターの立て方の上手さも他の2国のミッションとは大きく異なっている。タルタルとミスラというユニークな種族は強みでもあり弱みともなる。シャントット博士のキャラクター性はタルタルだからこそ許される点をうまく計算して作られている。
アジドマルジドを熱いキャラクターとして描いたのは冒険的な試みとも言えたし、登場しない最重要人物カラハバルハの描き方も上手かった。

天才カラハバルハの目論見は残念ながら普通にプレイしただけでは伝わりにくい。特にリアルタイムにミッションをクリアしていると、ミッションごとの間隔が空くこともあってストーリーを細部まで理解することなくクリアしてしまう。今回一気にプレイしてもストーリーで描こうとしたことすべてを正しく理解できたとは思えない。MMOにストーリーを組み込む難しさは間違いなくあると言えるだろう。それでも、すべて伝わらなくともそこまで用意しているからこそ伝わる雰囲気はある。ウィンダスミッションが人気だった一因に、そうした背景の大きさが感じられたからという点もあっただろう。

ストーリー性を売りにしたアペンド3部作は思いのほか評価が高まらず、続くアペンドであるアビセア3部作は好評だったもののストーリー性はほとんどなかった。アルタナミッションは非常に長く、そのせいで間延びしすぎた感が漂う。そのアルタナミッションも完結し、現在ストーリー性のある要素がヴァナ・ディールに欠落している。追加ディスクやアペンドディスクの開発が行われているのかどうか。FF11の寿命に影響しそうだ。




基本的に2垢ソロで楽勝だったウィンダスミッションだが、ラストバトルとなる「月詠み」のBF戦は別。
このBF戦は前後半に分かれ、前半はカーディアン4体とのバトル。スリプルが効く相手なので楽なのだが、2垢操作しつつだとちょっと手こずった。とはいえ、2度目以降は危なげなく戦えたのだが……。
問題は後半戦。マンティコアとワイバーンを相手に戦うのだが、アジドマルジドが参戦する。そして、このアジドマルジドが倒されるとクリア失敗となってしまう。
アジドマルジドは連続魔古代魔法といったいわゆる「墨」プレイをしてくれるわけだが、殴られるとほぼ4発で死亡。しかもHPが低くなるとワープして逃げる。敵からも逃げるが回復しようとするプレイヤーからも逃げることになってしまう。

1戦目、アジドマルジドが動き出す前に片方に仕掛けて気が付くとミッション失敗。いつの間にという感じで終わってしまった。
2戦目、メインの忍でワイバーンに仕掛け、2垢の白でマンティコアへ。しかし、マンティコアのタゲをアジドマルジドが取ってしまって終わり。
3戦目、同じ展開からなんとかマンティコアのタゲを白でキープしたが、白が回復遅れて死亡。ワイバーンを倒すもアジドマルジドを回復できずに終了。
4戦目もいいところなく終わり、反省会。アジドマルジドが動き出してから動いた方が良さそうなのだが、2垢操作のためどうしてもラグが生じる。アジドマルジドはマンティコアに向かうことが多いので忍をマンティコアに振り分けることに。
5戦目、狙いが当たりマンティコアにアジドマルジドが攻撃してくれたので、タゲは忍で確保。一方、白でワイバーンをキープ。4戦目から白にテラスタッフを装備させていたので、なんとかマンティコアを倒すまで耐え切って、あとはワイバーンを倒して終わり。あっさりと勝利した。
75時代に赤ソロなどでの勝利報告があったので油断していたが、アジドマルジドを守りながら戦うのはかなり難しい。2人いれば楽勝だけど。弱体魔法のヘイトが激減したので今なら90赤ソロでも難しいかもしれない。初期配置がマンティコアとワイバーンで遠く離れているのも面倒なところだし。WSと挑発で両者のタゲをキープできれば忍ソロ可能とも思えるが……。




とりあえずの目標を達成し、ちょっと気が抜けた状態に。やりたいことは山ほどあるのだけれど、優先順位がついてない感じ。

ミッション各種(特にアルタナはメインもクリアしていないのでなんとかしたいところ)、レベル上げ(2垢の黒、赤、学あたり)、スキル上げ(現在、努力の天才発動中)、メイジャン(メインはいろいろとやりかけで止まっている)、型紙集め、2垢のためのアートマ取りなど。

2垢ソロでアビセア全NM攻略くらいやってみたいけど、面倒だしなあw


2011.09.03 つぶやきし言の葉

2011年09月04日 02時14分13秒 | Twitter