今月なんと言っても注目なのは、25日発売予定の『涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版』。
前作である『涼宮ハルヒの分裂』が発売されたのが2007年4月1日。その際、実質後編にあたる「驚愕」は6月1日発売予定とされた。しかし、発売延期となり、シリーズは中断。
シリーズがブレイクした要因はTVアニメ化だが、それが2006年4月。5月に雑誌連載分を掲載した「憤慨」が発売されたが、ブレイク後に書かれた作品としてはこの「分裂」が最初だった。かなりの重圧の中で書かれたであろう「分裂」だが、事実上の前後編を前編だけ書いた段階で先行して出版したのだとしたら明らかに編集サイドのミスだろうとは以前にも指摘した。
「分裂」をなかったことにするという手もあっただろうが、「驚愕」の刊行は作家としての決意の表れだろう。ゼロ年代を最も代表するであろうタイトルの新たな一歩に注目せずにはいられない。
なお、通常版は6月15日の発売予定である。
他に、角川スニーカー文庫では、『サクラダリセット5 ONE HAND EDEN』が1日発売。
「サクラダリセット」シリーズは手を出したいと思っているうちに5作目まで刊行された。
ライトノベルのメインストリーム、電撃文庫では、
に関心を持っている。「なれる!SE」は1巻、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は5巻までしか読んでいなくて追いついてはいないが、楽しみなシリーズではある。「さくら荘のペットな彼女」は積読中。「煉獄姫」の藤原祐もまだ手は出していないが気になっている作家だ。
電撃ゲーム文庫では、『ガンパレード・マーチ 2K 北海道独立 (3)』が10日発売。2巻は買ったまま読んでなかったので、発売までには読まないと。
メディアワークス文庫では、『有川浩 脚本集 もう一つのシアター!』『僕の小規模な奇跡』が25日発売予定。
前者は、有川浩の『シアター!』が舞台化され、その脚本の刊行。「シアター!」は続編の刊行が最も待ち遠しいシリーズだ。
後者は、2009年10月にハードカバーで刊行された入間人間の長編の文庫化。ヒロインが「戦場ヶ原ひたぎ」っぽいと言われていたが……。
MF文庫Jからは、早くも「このライトノベルがすごい!2012」大賞候補と噂される、
「はがない」の新刊が25日に発売予定。この6巻ではドラマCD付き特装版が出るが、アニメ化への布石だろうか。既にコミック版は出ているので、次は当然TVアニメ化が期待されるわけだが。
ファミ通文庫では、
が注目。前者は、”文学少女”シリーズの野村美月の新シリーズ。手を出すかどうかはまだ決めていないが……。後者、「ココロコネクト」シリーズは現在積読中。
スーパーダッシュ文庫では、『パパのいうことを聞きなさい!7』が25日発売予定。評判が良くて1巻だけ買ったのだがまだ未読。
HJ文庫では、
が刊行。1巻のみ既読。悪くはないがもう少し惹きつけるものが欲しかった。2巻は積読中。
ハヤカワ文庫JAからは、
が発売予定。3巻がまだ積読なので読んでおかないと。
今朝の新聞広告で見かけたのが、
桜庭一樹の新刊。彼女の新刊は、4月刊だが、
も。こちらは「読書メーター」の新刊チェックから今知った。
リライトしての刊行が続く「ゴーストハント」シリーズはいよいよ4巻に突入。4巻、5巻あたりが一番好きだったので楽しみだ。
ハルキ文庫で、『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』が上下巻で出る模様。ただ上下巻なので安くなった感じはない。この機会にハードカバーの方を借りるのもありかな。
4月から文庫化され始めた「図書館戦争」シリーズ。読み直したいと思うが、なかなか時間が……。
4月刊行だが、
犬村小六の『サクラコ・アトミカ』は読んでみたい作品。とはいえ、積読中の「とある飛空士の恋歌」シリーズを読むのが先か。
読みたい本が次々と出てくるので、積読本が減らない!
涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫) 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2011-05-25 |
前作である『涼宮ハルヒの分裂』が発売されたのが2007年4月1日。その際、実質後編にあたる「驚愕」は6月1日発売予定とされた。しかし、発売延期となり、シリーズは中断。
シリーズがブレイクした要因はTVアニメ化だが、それが2006年4月。5月に雑誌連載分を掲載した「憤慨」が発売されたが、ブレイク後に書かれた作品としてはこの「分裂」が最初だった。かなりの重圧の中で書かれたであろう「分裂」だが、事実上の前後編を前編だけ書いた段階で先行して出版したのだとしたら明らかに編集サイドのミスだろうとは以前にも指摘した。
「分裂」をなかったことにするという手もあっただろうが、「驚愕」の刊行は作家としての決意の表れだろう。ゼロ年代を最も代表するであろうタイトルの新たな一歩に注目せずにはいられない。
なお、通常版は6月15日の発売予定である。
他に、角川スニーカー文庫では、『サクラダリセット5 ONE HAND EDEN』が1日発売。
サクラダリセット5 ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫) 価格:¥ 680(税込) 発売日:2011-04-28 |
「サクラダリセット」シリーズは手を出したいと思っているうちに5作目まで刊行された。
ライトノベルのメインストリーム、電撃文庫では、
なれる!SE 4 (電撃文庫 な) 価格:¥ 599(税込) 発売日:2011-05-10 |
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8 (電撃文庫 ふ) 価格:¥ 578(税込) 発売日:2011-05-10 |
さくら荘のペットな彼女 5 (電撃文庫 か) 価格:¥ 620(税込) 発売日:2011-05-10 |
煉獄姫 3幕 (電撃文庫 ふ) 価格:¥ 599(税込) 発売日:2011-05-10 |
に関心を持っている。「なれる!SE」は1巻、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は5巻までしか読んでいなくて追いついてはいないが、楽しみなシリーズではある。「さくら荘のペットな彼女」は積読中。「煉獄姫」の藤原祐もまだ手は出していないが気になっている作家だ。
ガンパレード・マーチ2K北海道独立 3 (電撃文庫 J) 価格:¥ 630(税込) 発売日:2011-05-10 |
電撃ゲーム文庫では、『ガンパレード・マーチ 2K 北海道独立 (3)』が10日発売。2巻は買ったまま読んでなかったので、発売までには読まないと。
メディアワークス文庫では、『有川浩 脚本集 もう一つのシアター!』『僕の小規模な奇跡』が25日発売予定。
前者は、有川浩の『シアター!』が舞台化され、その脚本の刊行。「シアター!」は続編の刊行が最も待ち遠しいシリーズだ。
後者は、2009年10月にハードカバーで刊行された入間人間の長編の文庫化。ヒロインが「戦場ヶ原ひたぎ」っぽいと言われていたが……。
MF文庫Jからは、早くも「このライトノベルがすごい!2012」大賞候補と噂される、
僕は友達が少ない6 ドラマCD付き特装版 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2011-05-25 |
「はがない」の新刊が25日に発売予定。この6巻ではドラマCD付き特装版が出るが、アニメ化への布石だろうか。既にコミック版は出ているので、次は当然TVアニメ化が期待されるわけだが。
ファミ通文庫では、
"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1) (ファミ通文庫) 価格:¥ 651(税込) 発売日:2011-05-30 |
ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫) 価格:¥ 630(税込) 発売日:2011-05-30 |
が注目。前者は、”文学少女”シリーズの野村美月の新シリーズ。手を出すかどうかはまだ決めていないが……。後者、「ココロコネクト」シリーズは現在積読中。
スーパーダッシュ文庫では、『パパのいうことを聞きなさい!7』が25日発売予定。評判が良くて1巻だけ買ったのだがまだ未読。
HJ文庫では、
はぐれ勇者の鬼畜美学 5 (HJ文庫 う) 価格:¥ 670(税込) 発売日:2011-04-28 |
が刊行。1巻のみ既読。悪くはないがもう少し惹きつけるものが欲しかった。2巻は積読中。
ハヤカワ文庫JAからは、
天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち 価格:¥ 903(税込) 発売日:2011-05-31 |
が発売予定。3巻がまだ積読なので読んでおかないと。
今朝の新聞広告で見かけたのが、
ばらばら死体の夜 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2011-05-02 |
桜庭一樹の新刊。彼女の新刊は、4月刊だが、
ブルースカイ (ハヤカワ文庫JA) 価格:¥ 798(税込) 発売日:2011-04-08 |
も。こちらは「読書メーター」の新刊チェックから今知った。
ゴーストハント4 死霊遊戯 (幽BOOKS) 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2011-05-20 |
リライトしての刊行が続く「ゴーストハント」シリーズはいよいよ4巻に突入。4巻、5巻あたりが一番好きだったので楽しみだ。
ハルキ文庫で、『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』が上下巻で出る模様。ただ上下巻なので安くなった感じはない。この機会にハードカバーの方を借りるのもありかな。
図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫) 価格:¥ 700(税込) 発売日:2011-04-23 |
図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫) 価格:¥ 700(税込) 発売日:2011-04-23 |
図書館危機 図書館戦争シリーズ3 価格:¥ 700(税込) 発売日:2011-05-25 |
4月から文庫化され始めた「図書館戦争」シリーズ。読み直したいと思うが、なかなか時間が……。
4月刊行だが、
サクラコ・アトミカ (星海社FICTIONS) 価格:¥ 1,155(税込) 発売日:2011-04-15 |
犬村小六の『サクラコ・アトミカ』は読んでみたい作品。とはいえ、積読中の「とある飛空士の恋歌」シリーズを読むのが先か。
読みたい本が次々と出てくるので、積読本が減らない!