奇想庵@goo

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アニメ感想:ティアーズ・トゥ・ティアラ 第1話「魔王復活」

2009年04月08日 20時39分44秒 | 2009春アニメ
つっこみどころ満載過ぎて、どこからつっこんでいいのか分からないのだが。
世界観や設定も陳腐だけれど、それ以上にストーリーには唖然とさせられた。悪役の司教は何がしたいのか意味不明。人間を滅ぼす魔王を復活させ、その力で世界を支配するとか訳分からないし、そもそも村を襲った目的もよく分からなければ、そんな悪人がリアンノンとの約束を守るとか何を考えているのだか。
連れ去られたリアンノンを助けに向かう兄アルサスが簡単に追い付いたり、ご都合主義のオンパレードはある程度仕方ないにしても、もう少し何とかならないものか。
しかし、最大の謎はなんでリアンノン一人で村に残っていたのか。しかも司教たちの前にのこのこと現れるし。魔王復活の鍵にされると聞いて自害しようとするけれど、子どもたちを人質に取られて司教に従うことに。でも、魔王復活したら人間は滅ぶんじゃないの?なんて考えてはいけないのね。

更に問題はこれだけ酷いシナリオなのに、作り手がそれに気付いている様子がないこと。これだけ馬鹿げた話なのだから、セルフつっこみ入れるなり何かできないものか。それとももう諦めて淡々と作っているだけなのか。どちらにせよ付き合わされるのは御免蒙りたいと思える作品だ。

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アニメ感想:07-GHOST 第1話「切なる想いの行く末は」

2009年04月08日 20時37分20秒 | 2009春アニメ
世界観は『コードギアス 反逆のルルーシュ』なんかに近い感じだろうか。帝国軍なんていうからもっと中世的な世界かと思っていたが、空中戦艦のような「ホークブルグ要塞」が出たりと科学の発達した世界のようだ。
登場人物は美少年・美青年オンリー。イケメンは何をしても許されるって感じの流行のスタイル。力の表示法がなかなかユニークだった。
ストーリーはまだ端緒でもう少し見てみないとなんとも言えない。美形が動いていればOKで終わる作品でないことを祈ろう。

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アニメ感想:シャングリ・ラ 第1話「少女帰還」

2009年04月08日 20時35分38秒 | 2009春アニメ
第1話を見て感じたのは、『AKIRA』だった。
同じ近未来の東京が舞台とはいえ、廃墟化した東京と水没しそうな東京ではもちろん大きな違いがある。キャラクター性などもストーリーも全く異なる内容だ。だが、似た臭いを感じた。

映像は美しく、キャラクターもよく動く。多彩なキャラクターにユニークな設定で、非常に質の高いアニメと言えるだろう。
ヒロインは印象的だ。ただ頭が悪そうなのが私の好みに合わない。全てを背負ってなお戦おうというヒロイン、芝村舞やリレ・ブラウを知ってしまっているだけに、物足りなく見えた第1話だった。

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アニメ感想:グイン・サーガ 第1話「豹頭の仮面」

2009年04月08日 20時33分53秒 | 2009春アニメ
懐かしい、というのが第一感。
ヒロイックファンタジーの王道。伝統ある大国を一夜にして滅ぼされ、王子と王女は逃げ延びるものの未だ危険の真っ只中。敵だけでなく魔物も彷徨う世界で二人を救ったのは豹頭の戦士グインだった。
100巻を越える長大な物語の幕開けであり、最も冒険色の強い「辺境編」。そのアニメ化にあたる。豹頭のグインの造型にやや違和感を覚えたものの、兵士たちの動きなど細部までよく描けている。

オープニングに表示されるスタッフに設定監修があった。世界の厚みという意味では国内海外問わず屈指のファンタジーだと言えるだろう。血湧き肉踊るというよりも、重厚さで押し出すような物語は最近では味わえないものだ。純粋なエンターテイメントを成立させるためにここまで作り込むのかという思いがする。アニメもそれを丁寧に描いてくれそうだ。

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アニメ感想:花咲ける青少年 第1話「イノセントガール」

2009年04月08日 20時31分20秒 | 2009春アニメ
一見、学園もののようなスタートは原作準拠。実際はそんな小さな枠に収まらない世界を股に掛けたストーリーだ。
原作が20年以上前のものということで、インターネットや携帯電話といった今なら日常に溢れる小道具が出てこない。1話では特に違和感は覚えなかったが、今後これらへの対応が問われるかもしれない。

基本的に原作通りということで、安心して見ていられるのは確か。ヒロインの花鹿は魅力的だし、彼女の周りに現れるイケメンたちも個性的だ。逆ハーレムの王道といった感がある。
ただ魅力的な花鹿ではあるが、自力で切り開くのではなく守ってもらうヒロインであるのは時代性と言うべきか。「古さ」をどう払拭できるかが今後の鍵になるかもしれない。

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