奇想庵@goo

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年末のスポーツあれこれ

2005年12月31日 18時59分39秒 | スポーツ
年末年始はスポーツ三昧。

日曜の高校駅伝。女子は興譲館が初優勝。1区からの独走での勝利。初制覇はこういう勢いが大事なところ。男子は仙台育英が3連覇。史上二校目の快挙だが、素直に評価できないのは言うまでもなく外国人留学生の存在。現在、各校1名のみの参加が認められている外国人留学生だが、やはりいるといないではかなりの差が出る。かといって、参加を認めないというのも賛成できない。社会人などで、外国人選手の参加禁止を打ち出したスポーツはことごとく競技レベルが低迷する。高校世代に簡単に当て嵌めることはできないが、彼らの参加は日本人選手にも刺激にはなっているはず。ただ外国人頼みのような状況もプラスとは言えないだろう。簡単に思い浮かぶのは、1区のみ外国人禁止という規制だけど・・・。2位に入った世羅のように、1区で大きなリードを奪いそれでリズムを作るというのは、駅伝の本来の競り合う戦いからちょっと外れる気がする。少なくとも今のままでは、外国人のいないチームの優勝はかなり難しくなってきたと感じられる。

同じく日曜のフィギュア代表選考。土曜は主要な選手がみないい演技を見せた女子だが、日曜のフリーは全体的にやや見劣りする感じだった。得点だけは異様に高かったけど・・・。村主、荒川の代表入りはまあ妥当なところ。こういった採点競技では実績というもの価値があるし。浅田の参加不可という状況から考えると、安藤があと一人に選ばれたのも無難な選択だろう。勢いのある中野や、選考会でかなりいい演技を見せた恩田、日本に戻ってから精彩を欠く安藤の三人は、すべてジャンプが持ち味の選手。ただ浅田のようにずば抜けたものがないと、ジャンプだけで世界と戦うのは難しい。安藤の場合、4回転を飛んだ時とは体型も変化し、もはや本番で飛ぶのは不可能だろう。それを踏まえた上で、演技の質を高めていくしかない。はっきりともう4回転は飛べないと言ってしまった方がいいと思うが。ちなみに、浅田真央の演技を見て、かなり疲れている感じを受けた。今はしっかりと休ませることが大切だろう。
なお、かなり視聴率が良かったというフィギュアの中継だが、その開始時間(19時)にNHKで代表の結果が速報されたように、録画中継だった。最近の民放のスポーツ中継は、放送の質も低いし、実況も聞き苦しく、その上生放送が非常に少ない。スポーツファンからすると、もう民放地上波でのスポーツ中継は必要ない感じ。

高校ラグビーは2回戦まで終了。シード校の出場した2回戦では、啓光学園の苦戦が目立った。5連覇を目指す啓光だが、今年は苦しそう。ただ、質の高いギリギリのプレイを狙って、それが荒尾の執拗なタックルにミスとなり、結果的に得点に結びつかなかった感じだ。やろうとしているラグビーのレベルの高さでは他校とは明らかに違うのが分かった。
試合を見た中では、東海大仰星、大工大、伏見工などの強さが目立った。いよいよシード校同士の対戦となる3回戦以降が楽しみだ。

昨日開幕した高校サッカーは今日1回戦が終わったところ。本命不在と言われる今大会だが、有力校が出揃う2回戦以降からが本番。例年通り、国見を応援しながら観戦予定。

国内のアメリカンフットボールは、高校、大学、社会人すべてで関東勢が優勝。ここ10数年、西高東低と言われ続けたが、久々に関東勢優位の年となった。ライスボウルは社会人圧勝の予感なので、ちょっと気分的にはブルーな感じのシーズンとなってしまった。
NFLの方はいよいよプレイオフ直前。ビデオに録画して観戦するスタイルなのだが、今年は何故か2週遅れで見続けてしまって、全然記事にはできなかった。ようやく15週分まで見終わったが、もう最終週(17週)になるのよね・・・。応援しているタンパベイやサンディエゴがプレイオフ進出をかけてギリギリの戦いを繰り広げていたりなので、非常にエキサイティングな日々(笑)。

そんな訳で、1月はNFLのポストシーズンゲーム、2月はトリノオリンピックが記事の中心になりそうな感じ。一方、再開するFFXIや発売迫るガンオケの話題も頑張って書きたいところ。拙い文章だけど、来年もご愛読よろしくお願いします(笑)。