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奇想庵@goo

Sports, Games, News and Entertainments

感想:電脳コイル 第13話「最後の首長竜」

2007年08月06日 01時24分32秒 | 2007春アニメ
今回も夏休みパート。前々回の巨大化する魚、前回の繁殖するヒゲに続いて、今回は絶滅寸前の首長竜。「ドラえもん」かっ!って突っ込みはさておき、今回の注目は自称女子高生のハラケンのおばちゃんがホントに女子高生だったというもの(笑。清純女学院に通うイマドキの女子高生姿のオバちゃん。ヤサコが「これが?!」と言いたくなる気持ちは分かる。そんな大きなお友達向けの演出はともかく、イリーガルの首長を救うためにヤサコ、ハラケン、デンパの3人は懸命に手を尽くすが……。ラストのオバケ煙突はこち亀っぽいし、今回はパロディぽさが目に付く内容だった。あと、フミエはオバちゃん通り越してオッサン臭いぞ!


感想:おおきく振りかぶって 第17話「サードランナー」

2007年08月06日 01時22分37秒 | 2007春アニメ
西浦高校の初戦、桐青高校戦がまだまだ続く。今回は4回表から始まり4回裏の途中まで。ホントにスローペース。観客席の様子、応援団、特に桐青の応援風景はかなり力を入れて描いている。そういう部分を描くことがこの作品のリアリティなのは確か。ただアニメでは一長一短にもなるわけで。この試合が終わる頃には夏が終わってるよ……。
だいたいサブタイトルの「サードランナー」も今回の話だけでは意味不明。三橋がサードランナーをよく見ていたが、スクイズのある場面でサードランナーを目で確認するのは当たり前で、三橋が他の投手とどう違うかは明かされずじまい。細かな部分の描写が面白いのだけど展開の遅さは気を病むところ。両立できない問題だけに困ったものだ……。
つか、原作は未読だけど今調べたら、既刊8巻まででその8巻で桐青戦が終わってるのか。それじゃあアニメの問題じゃなくてもっと根本的なところに問題があるのね(苦笑。


感想:精霊の守り人 第18話「いにしえの村」

2007年08月05日 23時56分00秒 | 2007春アニメ
緊迫感はあるが盛り上がりに欠ける。ニュンガ・ロ・イムの謎の答えを求めてトウミ村へ向かう一行。チャグムは兄の死を知りバルサたちと共に行くことに迷いを見せる。バルサは彼に負担をかけぬ様に理由を明かさないがそれは不信を生むことにしかならない。一方、バルサを追うシュガたちもトウミ村へと向かう。そして、トウミ村で100年前の精霊の守り人の話を聞くが……。
結局、卵を狙うラルンガと呼ばれる怪物を倒すことが目的って感じだけど、こういう説明責任を放棄した行動ばかり目立つ展開はちょっと萎える思いだ。バルサにしてもシュガたちにしても何がしたいの?って見えてくる。意思の疎通がうまくいかないことが物語の鍵となる形はいいけれど、それはそれぞれのキャラクターが努力してなお図れないというなら分かるがこの物語ではその努力を惜しんでいるだけだ。少なくともアニメではその努力を惜しむ理由は全く描けていない。そのせいで物語の質が低いものとなってしまっている。


感想:風の少女エミリー 第18話「ローダの罠」

2007年08月05日 23時55分00秒 | 2007春アニメ
ローダの誕生日を祝うパーティに招待されたエミリー。あつらえてもらったばかりのドレスにジュースを掛けられた上、突然ローダのための詩を朗読するように頼まれ、みんなの見ている前で恥をかかされる。ローダの仕組んだ罠に涙するエミリー。しかし、そのパーティに招かれていた有名な女優に励まされ、詩の続きを完成させる。パーティに戻った二人はその詩を披露し盛大な拍手をもらった。
分かりやすい展開にちょっとした様々な挿話が彩りを添えている。伝統あるマレー家と新興のスチュワート家の関係、12話以降も新聞への投稿を続けているが落選していること、テディの絵の才能に対しローダの両親がやけに関心を持っていること、スカンクが普通にいること、ドレスの流行の変化など。そして、下積みで苦労した女優が自分のことを書いた一つの新聞記事を心の支えに有名になっていったという体験談は、当然ラストでその記事を書いたのがエミリーの父ダグラスと明かされることへ繋がっていった。物語展開は安直だけど、詩を書かずにおられない彼女の情熱はやはりこの作品らしさを生む。それを改めて感じた回だった。


感想:瀬戸の花嫁 第17話「県警対組織暴力」

2007年08月04日 19時10分16秒 | 2007春アニメ
悩まし番長明乃は埼玉の近隣中学の番長連合を倒し総番としてこの地に君臨する……って展開じゃない。大筋はそういう流れだけどね。今回は前回の新キャラ明乃を軸とした話。でも、彼女は何もしないのに周囲が勝手に騒いでいるという流れだった。
総番うんぬんというより男子に注目を浴びている彼女に女子たちが反発。総番ということで対立する巡に同調し、反明乃で団結する。まあ彼女はこれまでこの作品にいないタイプ――ボンキュッボンのナイスバディってことで、猿を始め男子から熱い視線を送られている。巡は燦の言葉によって明乃への態度を変えるが、女子たちと明乃との対立はもやは避けられないものに……。そんな一触即発の事態を収めたのは燦の母の蓮だった。この辺りのきっぷの良さはさすが。
永澄&燦が完全に蚊帳の外って感じだったけど、「瀬戸の花嫁」らしい作品に仕上がっている。近隣番長連合の奇怪な姿は、劇場版スレイヤーズを髣髴としたけど、それよりも仮面ライダーあたりも入っているのかねえ。子安武人による突っ込みナレーションもテンポが良かった。番長連合の「チンチクリンの方が」発言やシャーク藤代の「別の意味で食べたい」発言などヤバイセリフもインパクトがあった。


感想:風のスティグマ 第17話「魔法使いの倒し方」

2007年08月04日 19時09分23秒 | 2007春アニメ
東京の中高生が次々と「力」を手に入れている。ネットによって「力」を手に入れゲーム感覚でその「力」を振るう。それだけで一本の小説になりそうな面白い設定なのに、微妙に生かしきれてない感じ。簡単に言えば、「力」の使い道がワンパターンなんだよね。まあ主人公たち以外のキャラが薄っぺらなのは今に始まったことではないので、仕方ないのだけど。
今回は導入部ということもあってか、活躍したのは綾乃の親友七瀬と由香里。その辺りの描き方も突っ込み満載って感じだったけど、多くを求めない。綾乃が絡んでナンボってアニメだしね。


感想:機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第17話「出征」

2007年08月02日 20時19分43秒 | 2007春アニメ
前半は日本国内の動き。アメリカとの密約を感じさせる上の連中に対し、ギガンティック自体が今後どう動くかが見物。後半はベネズエラカリブ共和国のギガンティック、ケレス4を描く。パイロットとトランスレーターは母娘。二人の関係の描き方はいつもと同じ感じ。ただ驚きはその機体が他国の援助によって作られたものだということ。当然アメリカの存在を臭わせている。次回はインドとの対戦。これで全てのギガンティックが出揃うことになるが……。過去対戦する両国を取り上げたとき先に取り上げている国が負けているのよね。今回も同じ轍となりそうだけど、さて。


感想:ヒロイック・エイジ 第17話「報復の軍勢」

2007年08月01日 19時08分24秒 | 2007春アニメ
いよいよ青銅の種族の母星へ向けて進撃を開始した人類。アルゴノートでは双子やエイジとメヒタカとのやり取りが。メヒタカは命あるものは食べないと言って、スコップを食べだした時は爆笑した。
一方、先行するバカ兄貴どもは中立のターミナル・プラネットを軍事力で接収しようとし一触即発の事態を迎えていた。この二人の相変わらずのバカっぷりを見ていると鉄の種族を滅ぼそうという銀の種族の気持ちも分かる(苦笑。この場はディアネイラとエイジの登場で乗り切ったが今後も二人の存在には悩まされそう。アルゴノート艦長モビードも言うように軍事的な才能には欠ける二人だが、巧みな弁舌は軍の士気向上に役に立つ。政治的にも簡単にこの二人を退けることもできない。獅子身中の虫としてやっかいだがいかに二人をコントロールするかがポイントになってきそう。
銀の種族はついに最強のノドスであるユティにエイジを倒すよう命令する。彼女の実力も見てみたいが、徐々に変わりつつある彼女の心の動きにも注目。もしエイジがカルキノスを倒したら「復讐」の想いに囚われそうだけど……。メヒタカやレクティら他のノドスがどう関わっていくかも興味深いところだ。


感想:らき☆すた 第17話「お天道様のもと」

2007年07月31日 23時09分22秒 | 2007春アニメ
こなたたちにとって高校3年の5月から6月あたりを描いている。受験うんぬんの展開で雰囲気はそれなりに出ているけれど。その辺りのリアリティが必要なアニメかどうかは判断が分かれそうだ。Bパートでは柊家4姉妹のこの作品としては長い展開のエピソードがあった。それ自体の出来は悪くなかったが、これもこのアニメに必要かと問われれば必要ない気がする。ささいな日常を描くのは悪くはないが、この作品でなければ描けないものってわけじゃなし、むしろ作品の方向性に合わないと思った。出来にばらつきはあるが、全体的な流れとしては明らかにパワーダウンしている。このまま尻すぼみで終わってしまうのか、盛り返すことができるのかどうか気になるところだ。


感想:ぼくらの 第15話「自滅」

2007年07月30日 20時34分57秒 | 2007春アニメ
笑ってしまった。敵が出現したのにパイロットのキリエは戦わないと宣言。なのに、敵は自らコックピットを握りつぶした。変な宗教でも流行ってる世界だったのかね。
一方、アニメオリジナルとして榊原保が登場。出所仕立の元ヤクザのオッサン。いびつな子供たち、損得のみで動く大人たちに対してアンチテーゼ的な存在だ。馴れ馴れしく、ズケズケとものを言うところなどは今の子供たちと相容れないだろうが、この病んだ世界にようやく現れた真っ当な存在にも見えてしまう。
思想実験のような薄っぺらな世界にこうした人物を入れることはかなり難しい演出だと思う。けれども原作が未完なだけにアニメ版の決着をつける為には必要と判断したのだろう。それが吉と出るか凶と出るかは今後の展開次第だ。その辺りをもう少し注視してみたい。