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アーカイブ(公開論文集)
2009年1月18日の学習会のご案内 ここをクリック
このブログでは、2007年1月11日から6月2日までおよそ半年かけて63回にわたって、スウェーデンが21世紀前半にめざすエコロジカルに持続可能な社会「緑の福祉国家」をどのように構築するか、その理念と行動計画を具体的に検証してきました。
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市民連続講座:緑の福祉国家1 ガイダンス(2007-01-11)
市民連続講座:緑の福祉国家63(最終回) 改めて、緑の福祉国家の概念を
毎日新聞 今週の本棚 小西聖子・評 『スウェーデンに学ぶ持続可能な社会』
1996年に掲げられた「緑の福祉国家の構築」というビジョンの目標年次は2020年頃ですから、今日(2008年12月23日)はすでに、ちょうど目標年次の中間点に差しかかっていることになります。そして、順調にその成果が得られているようです。
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「希望の船出から11年」-経済も、福祉も、環境も・・・・・
スウェーデンが考えるエコロジカルな持続可能な社会「緑の福祉国家」には、
①社会的側面(人間を大切にする社会であるための必要条件)
②経済的側面(人間を大切にする社会であるための必要条件)
③環境的側面(環境を大切にする社会であるための必要条件)
の3つの側面があります。
スウェーデンは福祉国家を実現したことによって、これら3つの側面のうち、「人間を大切にする社会であるための必要条件」つまり「社会的側面」と「経済的側面」はすでに満たしているといってよいでしょう。
しかし、今後も時代の変化に合わせて、これまでの社会的・経済的な制度の統廃合、新設などの、さらなる制度変革が必要になることはいうまでもありません。
社会的側面では、21世紀前半社会を意識して、90年代に99年の「年金制度改革」(従来の「給付建て賦課方式」から「拠出建て賦課方式」への転換)をはじめとするさまざま社会制度の変革が行なわれました。
経済的側面では、70年以降、「エネルギー成長(エネルギー消費)」を抑えて経済成長(GDPの成長)を達成してきました。
このような視点に立てば、12月16日にご紹介した藤井 威さんの論文「スウェーデン社会という解答」や12月21日ご紹介した竹崎 孜さんの最新著『貧困にあえぐ国ニッポンと貧困をなくした国スウェーデン』が私たちに伝えるスウェーデンの最新情報は、「緑の福祉国家」の「社会的側面」と「経済的側面」の最新情報とみなすことができます。
このお二人がまったく触れなかった「環境的側面」を、私が著書『スウェーデンに学ぶ持続可能な社会』と私のブログで63回にわたって検証してきたと言ってもよいと思います。
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①社会的側面(人間を大切にする社会であるための必要条件)
②経済的側面(人間を大切にする社会であるための必要条件)
③環境的側面(環境を大切にする社会であるための必要条件)
の3つの側面があります。
スウェーデンは福祉国家を実現したことによって、これら3つの側面のうち、「人間を大切にする社会であるための必要条件」つまり「社会的側面」と「経済的側面」はすでに満たしているといってよいでしょう。
しかし、今後も時代の変化に合わせて、これまでの社会的・経済的な制度の統廃合、新設などの、さらなる制度変革が必要になることはいうまでもありません。
社会的側面では、21世紀前半社会を意識して、90年代に99年の「年金制度改革」(従来の「給付建て賦課方式」から「拠出建て賦課方式」への転換)をはじめとするさまざま社会制度の変革が行なわれました。
経済的側面では、70年以降、「エネルギー成長(エネルギー消費)」を抑えて経済成長(GDPの成長)を達成してきました。
このような視点に立てば、12月16日にご紹介した藤井 威さんの論文「スウェーデン社会という解答」や12月21日ご紹介した竹崎 孜さんの最新著『貧困にあえぐ国ニッポンと貧困をなくした国スウェーデン』が私たちに伝えるスウェーデンの最新情報は、「緑の福祉国家」の「社会的側面」と「経済的側面」の最新情報とみなすことができます。
このお二人がまったく触れなかった「環境的側面」を、私が著書『スウェーデンに学ぶ持続可能な社会』と私のブログで63回にわたって検証してきたと言ってもよいと思います。
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