環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

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90年代前半に建設省や建設会社が考えていた「環境にやさしい都市」とは!

2009-07-20 21:35:08 | 巨大構造物/都市/住環境
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7月16日の「ハウステンボス」17日18日の「関空」を例に巨大構造物は経済的側面だけではなく、環境的側面も大変重要であることをお伝えしました。私は1990年頃からこの問題を取り上げ、講演会や私の本などで問題を指摘し続けてきたのですが、役所も専門家も建設業界もあまり気にしている様子もないようです。

もうそろそろ、私が懸念を言い続けて20年近くなりますので、1990年代に建設省(現在の国土交通省の前身)が「環境にやさしい都市」とはどのようなイメージを持っていたのか振り返ってみましょう。あえて説明を加える必要はないでしょう。


「都市の大きさ」と、そこに描かれた「その都市を支えるエネルギーシステムの貧弱さ」というアンバランスに、都市問題の門外漢である私は笑ってしまうのですが、当時の方々は、ジャーナリズムも含めて、けっこうまじめに考えていたようです。20年近く前にこのような「環境認識」を持っていた建設省や建設業界の方々は今、「環境にやさしい都市」とは、と問われたらどのような都市をイメージしているのでしょうか。

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