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3月21日の朝日新聞が、国の原子力委員会(近藤駿介委員長)が「07年版 原子力白書」を閣議に報告し、そして、地球温暖化対策としての原子力を国内だけでなく、世界的にも拡大するための取り組みが必要の姿勢を初めて明確に打ち出した、と報じました。
私には18~20年前にタイムスリップしたような気がします。次の2つの資料をご覧ください。 そして、もう一度、 「原発はCO2の削減に有効か」を皆さんにお尋ねします。次の2つの相反する意見を私のコメント抜きで紹介します。前者は1990年当時の電気事業連合会会長・那須翔さんの発言です。後者は1991年の東京大学教授・鈴木篤之さんの発言で、核廃棄物の専門家であられる鈴木篤之さんは現在、原子力安全委員会の委員長を務めておられます。みなさんで考えてみてください。
関連記事
20年前の日本の原発論争:スウェーデンの「脱原発政策」への関心(07-10-19)
原発を考える⑥ 原発に否定的な国際的評価の事例(07-04-15)
原発を考える⑪ CO2削減効果はない「原発」(07-04-22)
私は、昨年4月10日から23日まで、12回にわたって「原発を考える」という記事を書きました。続いて10月30日から11月19日まで、21回にわたって「スウェーデンの脱原発政策の歩み」を書きました。この2つのシリーズで原発に関する相当部分に対する私の考えを述べたつもりです。皆さんには、日本の将来のエネルギー政策が原子力に傾斜するのが望ましいかどうかをお考えいただきたいと思います。
原発を考える① まずは皆さんへの質問(07-04-10) から、
原発を考える⑫(最終回)私の素朴な疑問(07-04-23) まで。
スウェーデンの「脱原発政策の歩み」① 原発に対する考え方の相違(07-10-30) から、
スウェーデンの「脱原発政策の歩み」21(最終回) 「国会の決議」、「国会の承認」(07-11-19) まで。
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私には18~20年前にタイムスリップしたような気がします。次の2つの資料をご覧ください。 そして、もう一度、 「原発はCO2の削減に有効か」を皆さんにお尋ねします。次の2つの相反する意見を私のコメント抜きで紹介します。前者は1990年当時の電気事業連合会会長・那須翔さんの発言です。後者は1991年の東京大学教授・鈴木篤之さんの発言で、核廃棄物の専門家であられる鈴木篤之さんは現在、原子力安全委員会の委員長を務めておられます。みなさんで考えてみてください。
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