べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

船で去ったひとの形見として

2023年07月02日 17時36分56秒 | 掌のものがたり




空色の
紙テープ
その切れ端は
小さくたたんで
いまもだいじに
とってあります
ふるさとを捨てた
無口なあなたが
ゆいいつ
残してくれたものだから





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べそかきアルルカンの“徒然読書日記” 
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べそかきアルルカンの〝スケッチブックを小脇に抱え〟
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べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” 
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