べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

空の青さがなんだかとても

2017年03月04日 10時14分29秒 | 哀愁

草を枕に寝っ転がると
そこに空がありました

空を眺めるのは
ずいぶん久しぶりのことです

幼かった頃はもっと
空を見つめていたような気がします

けれどいまそこにあるのは
あの頃の空ではありません

空は空のまま
なにも変わらないはずなのに

まぶたを閉じると
草と陽ざしの匂いが微かにしました




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