べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

秋の陽に照らされた麦わらにも似た ~亡き愛犬へ~

2017年08月19日 10時03分58秒 | 愛犬への詫び状

抱きしめるといつも
おまえは秋の陽に照らされた
麦わらのような匂いがした

もっと
抱きしめてあげればよかった
もっと抱きしめていたかった

おまえのいない日々の暮らしは
こんなにも
味気ないものだったんだね

いまもまだ
やわらかな麦わらの香りが
ふっと漂うことがあるんだよ




★picture:Rebecca Kinkead★ ↓↓↓ ポチッっとね
にほんブログ村 ポエムブログへにほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ

べそかきアルルカンの“徒然読書日記” 
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin

べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” 
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする