べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

夢の跡を風が吹き抜けてゆく

2016年12月31日 10時09分02秒 | 哀愁

なにかの拍子にこの世に生まれ
ふとしたことで出逢いがあって
少しずつ互いを知りあって
親しくなって同じ時を過ごし
やがてまたいつか
ふとこの世からいなくなる
それは悠久の時の流れの中で
瞬きをする間にも遠くおよばない
ほんの一瞬の出来事
そこに意味などありません
あるのは儚い想いだけ
やがて夢の跡を風が吹き抜け
それすら消し去ってしまいます
はじめまして さようなら
はじめまして さようなら




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