銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ワイルド・ビル

2007-08-15 01:10:48 | わ行
今宵は1995年制作の「ワイルド・ビル」
実在した元保安官ジェームス・バトラー・ヒコックを題材に描いた作品。“ワイルド・ビル” とは拳銃の腕前に付けられた愛称。1936年に「平原児」としても映画化されている。人物像を描きたいのか、展開で見せたいのか、いまいち西部劇復活の狼煙を上げ損なった感じのする作品。

保安官として町の治安を守り、無法者を倒す、二丁拳銃の早撃ちガンマンとして名を馳せていたワイルド・ビル(ジェフ・ブリッジス)は、ある時、誤って自分の助手を撃ち殺してしまったことで、保安官を辞め、各地を放浪することとなる。そして、金鉱発見に賑わう西部の町デッドウッドに流れつき、カードと酒と阿片に明け暮れる日々を送るのだが・・・という展開。

ワイルド・ビルって、なんか、あんまし格好良くない人物だったんだぞって、念押しされたような気分になる映画。どうしても保安官というとワイアット・アープ的な人格者って思ってしまうのがいけないんだけど・・・w ま、ロン毛で拳銃を逆向きにホルスターに収めているところなんかは、個性的で良いんだけどね。
コメント