銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

007/死ぬのは奴らだ

2007-07-31 01:18:25 | さ行

今宵は1973年制作の「死ぬのは奴らだ (SPECIAL EDITION)」!
三代目ボンド役にロジャー・ムーアに配して臨んだ第8作目。R・ムーアの対抗候補はバート・レイノルズだったが、英国人が西部劇に出られないように、英国のボンドを米国人は演じられないという理由で却下されたとか。主題歌をポール・マッカートニー&ウィングスが担当したことでも有名。

ボンド(R・ムーア)の元へ“M” から緊急の指定が下される。同じ時期に3人の諜報員が殺されるという事件の調査を開始したボンドは3人の共通点として、カナンダという人物が関係していることを突き止め、米国へ飛ぶ。空港から車で移動中に襲撃され、謎の敵対組織に先手を打たれるが残った手掛りから、あるレストラン・バーを探しだすのだが・・・という展開。

悪役は全て黒人という設定なので、結構冒険した作品である。また、オカルト色というか、呪術やタロット占い等をメインに扱っている異色作でもある。R・ムーアが新しいボンド像を目指しつつも、ショーンの影を引きずっているけど、これはこれでありという感じがする作品。ボンド・ガールのソリティア役を演じるジェーン・シーモアは、神秘的かつ清楚な感じの美女で、結構良い。

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007/ダイヤモンドは永遠に

2007-07-30 01:16:32 | た行

今宵は1971年制作の「ダイヤモンドは永遠に (SPECIAL EDITION)」!
ショーン・コネリーが復活したシリーズ第7作。復活と言っても本作1本のみの単発契約。当時、ショーンは故国スコットランドに国際教育基金を設立し若い才能を伸ばそうとしていたので120万ドルという出演料を提示し、それをそのまま基金に寄付したという太っ腹な逸話付き。

大量のダイヤモンドが南アから米国に密輸されるが、闇市場にも出回らないという事件が発生。何らかの意図で貯めこまれているとすれば、ダイヤ産業で利益を上げている英国が被害を被るのは明白なため、英諜報部はボンド(S・コネリー)に調査を命じる。ボンドはダイヤ密輸の運び屋に成りすましオランダから米国へと渡るのだが・・・という展開。

流石、S・コネリー。5年のブランクを感じさせない英国風ボンドを演じていて、見て損の無い映画に仕上っている。ま、容貌は多少歳をとったけどw “007は二度死ぬ” で味方のエージェントを演じた役者が、今度は宿敵ブロフェルドを演じてるは、ちょい・・・。 ボンドガールはメインのティファニー役のジル・セント・ジョンより、ちょろっとしか出ないプレンティー役のラナ・ウッドの方が好みだったりする(笑

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007/女王陛下の007

2007-07-29 01:30:39 | さ行

今宵は1969年制作の「女王陛下の007 (SPECIAL EDITION)」!
降板を宣言したショーン・コネリーに代わり、新しいボンドとしてジョージ・レーゼンビーが登場するシリーズ第6作目。ただ、S・コネリー=ボンドの印象があまりに強く、当時はなかなか受け入れて貰えなかったらしい。今回は秘密兵器は出てこず、原作に近い形で映像化された作品。

英諜報部の“M” は、スペクターの首領ブロフェルドの捜索をボンド(G・レーゼンビイ)に命じていたが2年かけても足取りが掴めなかった。そんな時、ボンドはトレーシー(ダイアナ・リグ)に出会い、無謀で自棄的な彼女に何故か心惹かれるものを持つ。そして、彼女の父ドラコからブロフェルドの情報と引換えに娘を立ち直らせてくれと懇願されるのだが・・・という展開。

G・レーゼンビーのボンドは、結果的に本作のみ。007の重圧に耐えられなかったらしい。シリーズの中では異色作として後年再評価されているし、原作に近いという意味では結構良いと思うのだが、やはり当時は逆風だったんだろうな。D・リグも綺麗だし、なかなかの好カップル。ラストは007では珍しく、涙を誘う・・・。

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007/007は二度死ぬ

2007-07-28 01:47:40 | さ行

今宵は1966年制作の「007は二度死ぬ (SPECIAL EDITION)」!
第5作目は、日本の東京・姫路・九州等が舞台。日本からは、丹波哲郎やボンドガール役に若林映子と浜美枝が抜擢されている。しかし、またしても邦題が(インパクトはあるけど)ちょいと原題から意訳しすぎ。外国人から見た日本って感じの作りで、好き嫌い分かれる作品かも。

地球の周回軌道を回っていた米・ソ各々の宇宙船が正体不明の敵に捕獲され、姿を消すという怪事件が発生する。米・ソは互いに相手国の仕業と疑心暗鬼にかられ一気触発の状態まで煮詰まっていた。そんな中、英諜報部は、謎の敵が日本近辺から離発着されているらしいとつきとめ、ボンド(ショーン・コネリー)が秘密裏に行動できるように策を講じて日本に派遣するのだが・・・という展開。

相撲に、忍者・・・うーむ、と唸ってしまうが、意外と面白い。莫大な制作費を投じて作った、チープ感満載の娯楽映画ってとこかな。結構、笑える場面とかもあるし。不朽の名車トヨタ2000GTのコンバーチブルが疾走するシーンは格好いい! ま、ボンドカーじゃないので、ガジェットの装備は無いけどねw

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007/サンダーボール作戦

2007-07-27 01:43:06 | さ行

今宵は1965年制作の「サンダーボール作戦 (SPECIAL EDITION)」!
シリーズ第4作目。前作「ゴールドフィンガー」で007人気が世界的に大ブレーク。その勢いに乗ったまま、よりスケールを大きくして、娯楽超大作になったのが本作。本来なら第1作目になるはずだったが、映画化権の獲得でこじれ、4作目に回った曰くつき。

ボンド(ショーン・コネリー)は休暇中ある療養所で、腕に不思議な刺青をした男に興味を持ち、諜報部に調査を依頼する。この男、実は悪の秘密組織スペクターの一員だったのだが、ミスを犯しスペクターの首領によって殺害されてしまう。その頃、原爆を積んで実戦訓練に飛び立ったNATOの飛行機が何者かに奪われ、米英の首脳のもとに脅迫が届いていた・・・という展開。

まず冒頭の一人乗り飛行マシンが凄い。何がって、映画から約20年後の1984年のロス五輪の開会式で実物が飛んじゃうんだもん。デザイン的にも類似してるし、きっと驚いた007ファンは大勢いたはず。本作では水中での戦闘場面が見せ場だろうな。あと、ボンドガールのクロディーヌ・オージェがなかなか美しく、当時としては大胆なデザインの水着を着こなしている。

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007/ゴールドフィンガー

2007-07-26 01:58:33 | か行

今宵は1964年制作の「ゴールドフィンガー (SPECIAL EDITION)」!
言わずと知れた007シリーズ第3作目。遂に本作より邦題も原作の題名をそのまま使う事になる。そして、ボンド・カーであるアストン・マーチンDB5が初登場。レーザー光線や核爆弾等の兵器も出てきて、スケールがまたしてもアップ。

英国から大量の金が流出しているという情報を元に、ボンド(ショーン・コネリー)は、その黒幕と思しき億万長者のゴールドフィンガーの正体を暴き、流出に歯止めをオかけるよう指令を受け、まずは、ゴールドフィンガーの女ジルに近づくが、何者かに襲われ、ボンドは一撃で気絶させられる。そして気を取り戻した時には、ジルが全身金粉を塗られ、ベッドで息絶えていて・・・という展開。

全身金粉に塗られた死体の美しさと殆ど無言の悪役(ハロルド・サカタ)の醸し出す雰囲気が印象深い作品。また主題歌も一度聴くと耳について離れないw 本作では、どちらかと言うと後手に回るボンドだけど、それはそれで面白い。茶目っ気も板についてきた感じで、S・コネリーのボンド像が確立されてきた感じがする。3代目ボンドガールは、ブロンドの綺麗なオナー・ブラックマン。

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007/ロシアより愛をこめて (007危機一発)

2007-07-25 01:25:24 | ら行

今宵は1963年制作の「ロシアより愛をこめて (SPECIAL EDITION)」!
公開時邦題は“007危機一発”(漢字の試験だと間違いだがw) 前作の続編として制作されるが、東西関係に考慮して、原作には無い秘密組織スペクターを入れたり、Qの登場でアタッシュケースや組み立て式ライフル等が出て来たりと、内容もスケールも大幅アップした作品。

タチアナ(ダニエラ・ビアンキ)というロシアの暗号解読者から、“レクター” という最新式の暗号機を手土産に亡命したいと、英国諜報部に連絡が入る。いかにも罠と思われる話だが、少しでも暗号機を入手する可能性があるのなら、とボンド(ショーン・コネリー)は、イスタンブールへ飛ぶ。現地のトルコ支局長ケリムの協力の元、タチアナからの接触を待っていると・・・という展開。

映画史に刻まれた名シーンであるオリエント急行の客室での格闘をはじめ、ボートやヘリ等のアクションも見応え充分なので、存分に楽しめる。しかし、相変わらずボンドは女好きだw 2代目ボンドガールのダニエラ・ビアンキが、美し過ぎる。裸体にベルベットのチョーカーだけなんてボンドでなくても男ならメロメロだ(笑

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007/ドクター・ノオ (007は殺しの番号)

2007-07-24 01:55:53 | た行

今宵は1962年制作の「ドクター・ノオ (SPECIAL EDITION)」!
初公開時の邦題は、“007は殺しの番号” で、原作は言わずと知れたイアン・フレミング。“00”ナンバーという殺しのライセンスを持つ英国諜報部員“ジェームズ・ボンド” の記念すべきシリーズ第1作目。当時、まだ無名に近いショーン・コネリーを大抜擢した作品。

米国の宇宙開発を妨害する動きがジャマイカで発生し、現地へ英国諜報部MI-6から派遣されていた部員が消息を絶つという事件が起る。MI6 は事件の重要性を認識し、早速ジェームズ・ボンド(S・コネリー)を送りこむ。そこで調査を進めるうちに、中国人ドクター・ノオの所有する、クラブ・キイ島が怪しいとめぼしを付けるのだが・・・という展開。

まだ特殊な武器なんて登場せず、単に女好きで、クールな男がワルサーPPKを手に活躍する作品。結構、冷酷非情な面を描いてるって、そりゃあ殺しのライセンス持ってるくらいだから当たり前かw 原子力の臨界事故なのにいいのか?って突っ込みは置いといて、楽しんで観られる。初代ボンドガールはウルスラ・アンドレス。

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今そこにある危機

2007-07-23 01:44:44 | あ行
今宵は1994年制作の「今そこにある危機」
“ジャック・ライアン” シリーズ第3弾で、前作に引き続きハリソン・フォードが演じる。当然、トム・クランシー原作。今回は、米国とコロンビアの麻薬組織との戦いを描いており、前作の個人から国家に話がスケールアップしている分、迫力も増している。

CIAのアナリスト、ジャック・ライアン(H・フォード)は、大統領に親しい友人のハーディン一家が惨殺され、犯人がコロンビアの麻薬組織の人間であることを報告する。麻薬撲滅を公約してきた大統領は直ちに麻薬カルテルへの対処措置を厳命する。上司のグリーア提督が病に倒れ、CIA副長官代行を引き受たジャックは、ハーディンが麻薬カルテルの資金洗浄係で、資金6億5千万ドルを着服したため殺されたと推測するのだが・・・という展開。

周囲の人間は銃撃戦でバッタバッタと倒れて行くのに、さすが主人公、1発も弾を食らわず、敵を倒していく。流石と言うか、おいおいと言うかw 前半のホワイトハウスでのサスペンス系と後半のコロンビアでのアクション系とが、上手く交わって、テンポの良い面白い作品に仕上っている。
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パトリオット・ゲーム

2007-07-22 01:53:58 | は行
今宵は1992年制作の「パトリオット・ゲーム」
トム・クランシーの同名小説を映画化した“ジャック・ライアン”シリーズ。シリーズとしては第2弾にあたるが、主人公のジャックを本作からハリソン・フォードが演じている。CIAアナリストという設定なので、肉体派より、頭脳派といった感じのH・フォードがはまり役。

海軍学校の教官のジャック・ライアン(H・フォード)は、妻と娘を伴ない仕事を兼ねた英国旅行でロンドンに来ていた。英国海軍大学でのスピーチを終え、妻子が待つバッキンガム宮殿へ向かうジャックの目に飛び込んできたのは、銃を持ち、王室の車を襲撃する一団だった。本能的にテロリストに立ち向かい肩を撃たれながらもを阻止するが、射殺した男の兄の私怨を買って・・・という展開。

題名に関して、相手側はアイルランド人ということで、対英国なら愛国者のゲームと言うのも分かるし、H・フォードが米国の面子にかけて戦うならこれまた分かるが、私怨と愛する妻と子のための戦いだと、ちょっとニュアンスが違う気がする。ま、観ている間は、そんな瑣末な事を感じさせないほど面白いので、一見の価値はある。
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チェンバー/処刑室

2007-07-21 01:49:03 | た行
今宵は1996年制作の「チェンバー/処刑室」
ジョン・グリシャム原作の法廷というか、弁護士を題材にしたドラマ。主人公の若者の成長と死刑廃止論や人間の無知や偏見の恐ろしさ、KKK(クー・クラックス・クラン=白人至上主義団体)等を絡めながら、若干の謎解き、サスペンスを混ぜてて描いてある。

公民権運動家クレーマー氏の法律事務所が爆破され、幼い子供二人が死亡する事件が発生。警察はKKKの一員であるサム・ケイホール(ジーン・ハックマン)を逮捕。三度目の公判でついに死刑判決が下る。それから30年後、死刑執行日が確定した時、若き弁護士アダム・ホール(クリス・オドネル)が被告の弁護を買って出る。勝ち目がほとんど無い状況で弁護をするこの男、実は被告の実の孫だったのだ。果して死刑執行はどうなるのか・・・という展開。

内容としては重い。それにKKKとかの話は日本では馴染み薄いし、その背景があまり見えてこないから今一つ入りこめなかった。でも、さすがグリシャムの原作だけあって、最後まで飽きずに観られた。まぁラストは、やはりアメリカの正義を貫いたという感じなのかな?
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フラットライナーズ

2007-07-20 01:56:09 | は行
今宵は1990年制作の「フラットライナーズ」
死後の世界に興味を抱いた医学生たちが、臨死体験をするという危険な実験をしたことが発端となり恐ろしい出来事に巻き込まれる亜種のサイコ・スリラー。フラットライナーズとは、心電図が横一本線つまり心臓停止状態の意味。

医大生ネルソン(キーファー・サザーランド)は死後の世界を見るため自ら実験台になる計画を立て、クラスメイトのレイチェル(ジュリア・ロバーツ)、デヴィッド(ケヴィン・ベーコン)、ジョー(ウィリアム・ボールドウィン)、ランディ(オリバー・プラット)を仲間に引き入れ、秘密裏に実験を開始する。実験は人為的に心停止を起させ、1分後に蘇生を試みるというもので、ネルソンは無事に死後の世界から生還したのだが・・・という展開。

臨死体験モノというと、割りと死後の世界を描こうとする話が多いのだが、本作はそこから蘇生した現実の世界で起る不可思議な現象に焦点を当てているので、違った意味で怖いが、面白い作品なので一見の価値はある。錚々たる出演者陣だが、皆若いなぁ。今だったら出演料凄いだろうなと、変なところに好奇心がw 
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デッド・カーム/戦慄の航海

2007-07-19 01:40:57 | た行
今宵は1988年制作の「デッド・カーム/戦慄の航海」
南太平洋の真っ只中、誰の助けも求められない海の上で繰り広げられるサスペンス。ニコール・キッドマンがハリウッドに招かれる切っ掛けになった作品。しかし登場人物が3人と犬一匹でも緊迫感のあるサスペンスって作れるんだな、と思わせられる作品。

ジョン(サム・ニール)とレイ(N・キッドマン)は、交通事故で最愛の息子を失ってしまう。その傷心を癒すため二人はヨットで海の旅に出る。少しずつ心が癒されていった、ある日、人気も無線に応答する気配も全く無く停船しているスクーナーと出会う。そして、その船から一人の男(ビリー・ゼイン)が手漕ぎボートで助けを求めてやってきて、言うには、仲間は食中毒で死に、船も沈没しかかっていると言うのだが…といった展開。

三者三様の個性がでた作品。激しいアクションとかがあるわけではなく、ジリジリと恐怖や緊張が迫ってくる感じだが、意外と面白い。N・キッドマンの瞳に吸いこまれそうになるのは私だけではないはずw あ、デッド・カームとは、ベタ凪の意味らしいが、内容は静かじゃないぞ(笑
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推定無罪

2007-07-18 01:33:21 | さ行
今宵の友は1990年制作の「推定無罪」
法を遵守し、正義を追求するはずのエリート検事が、不倫関係にあった同僚の女性検事補殺害の容疑者として逮捕・起訴される。不利な状況の中、無実を勝ち取っていく法廷サスペンス。原作は元検事スコット・トゥローの同名小説。

ラスティ・サビッチ(ハリソン・フォード)は、堅物だが郡で一番優秀な首席検事補として知られ、妻バーバラと息子の3人で幸せに暮らしていた。ある日、サビッチは上司の地方検事から、ある殺人事件の調査を命ぜられる。それは同僚であり、部下であった美人検事補キャロリン(グレタ・スカッキ)の殺人事件だった。彼女とは不倫関係にあったことから担当から外して欲しいと申し出るが却下されて・・・という展開。

法廷を題材にしているため、テンポはそれ程早くないので、せっかちな人には不向きだけど、この手の作品が好きな人にとっては、充分楽しめる作品。内容も二転三転し、ラストも予想外なので、面白い。弁護士サンディ役の(ラウル・ジュリア)が、意外と良い味を出している。
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フライングハイ

2007-07-17 01:06:37 | は行
今宵は1980年制作の「フライングハイ」
LAを飛び立った旅客機を舞台に、突然の食中毒発生によりパニック状態に陥る人々と操縦を託され危険な着陸に挑む元パイロットの活躍を描く映画。というと凄そうだが、実は全編小ネタとパロディを散りばめたコメディ。

テッド・ストライカー(ロバート・ヘイズ)は、恋人のイレイン(ジュリー・ハガティ)と間で、気持ちのズレが生じ、彼女が彼の元を去ろうとしていた。しかし、彼女を失いたくないテッドは、イレインがスチュワーデスとして搭乗するシカゴ行き209便に飛び乗り、なんとか仲を修復しようとするのだが相手にされない。意気消沈するテッドを尻目に、機長をはじめ機内食で魚を食べた人が次々と食中毒になってしまい、さあ、どうなる・・・という展開。

コメディ界に輝くトリオ“ZAZ((デヴィッド・ザッカー、ジム・エイブラハムズ、ジェリー・ザッカー)” の感性が光る作品。元ネタを知っていれば知っているなりに、知らなくともそれなりに笑える映画。「JAWS/ジョーズ」「大空港」「エアポート'75」「大陸横断超特急」「サタデーナイトフィーバー」等々の作品がネタにされている。ネタが20近くあるらしいので、全部分かった人は尊敬しちゃうw
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