今宵は1999年制作の「ワールド・イズ・ノット・イナフ (SPECIAL EDITION)」!
ボンドシリーズ第19作目。石油パイプラインを巡ってテロリストとの戦いを繰り広げるアクション巨編。一番長かったレギュラー“Q”役のデズモンド・リューウェリンに捧げられた作品(本作撮影後に死去し、遺作となった)。
石油王キング卿の500万ドルを取り戻したボンド(P・ブロスナン)だったが、その紙幣自体が爆薬に加工されていたため、MI-6本部内で爆発、キング卿は爆死してしまう。犯人と思しき人物を試作品のジェット・ボートで追いかけるが、あと一歩の所で何者かによって隠滅されてしまう。犯罪の陰に国際テロリストの存在を感じたボンドはキング卿の娘エレクトラ(ソフィー・マルソー)の護衛につくのだが・・・という展開。
これでもか、というくらいアクションシーンが充実した作品。CGでは無く実写に拘った映像が迫力満点で、とても楽しめる。死を予期したかのように、冒頭で“Q” の後継者として“R” がでてくるのが、なんとも・・・。ボンド・ガールのソフィーは可愛いし、デニース・リチャーズもそこそこ綺麗なので水準以上だw