銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

レポゼッション・メン

2014-11-01 00:03:40 | ら行
今宵は2010年制作の「レポゼッション・メン」!
人工臓器により延命が可能になった近未来を舞台に、人工臓器の高額なローン滞納者から臓器を回収する男の姿を描いたSFサスペンス。エリック・ガルシアの原作をジュード・ロウ主演で映画化した作品。

延命のための人口臓器を埋め込むことが日常的になった近未来、便利になった反面、高額なローンにより債務不履行者も多く発生していたため、不履行者の元へはレポ・メンと呼ばれる臓器回収者が強制執行に現れ、人工臓器を回収していた。そんなレポ・メンの中にレミー(J・ロウ)と呼ばれる腕利きの回収屋がいた。ある時、回収に赴いた先で、機器の故障により重傷を負い、人工心臓を埋め込まれてしまって・・・という導入。

映像は確かにグロい部分もあるし、内容的には考えさせられる部分もあるし、オチに関しても賛否両論がでる要素があるので、好き嫌いがでるかもしれないが、個人的には結構面白く観られた作品。オープニングの近未来都市のネオン広告等、ブレードランナーを意識した作りになっていたり、無機的な演技のイメージが強いJ・ロウが後半はアメコミばりにアクションしたり、と見どころあり。
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