銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング

2007-03-31 01:13:04 | は行
今宵は2004年制作の「プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
(SPECIAL EDITION)」!
架空の王国ジェノヴィアを舞台としたファンタジック・ラヴ・ストーリーの続編。監督、メインキャストは前回同様で作成。1から観ないと面白さ半減以下かもw

無事大学を卒業したミア(A・ハサウェイ)は、ジェノヴィアへ永住し、王女として公務に就き、王位を即位するつもりでいたのだが、彼女の前に“女性は王位継承前に婚姻をしていなければならない” というジェノヴィアの法律が立ち塞がった。議会の決定で30日以内に結婚しなければならなくなったミア、さあどうする、という展開。

今回も夢物語らしく、楽しい展開になっている。前作より大人になったアンがよりキュートで、綺麗になって戻って来たって感じで、なかなか良い。この手の作品の設定や展開にリアル性云々言う人がいるが、それは野暮だね。だって、絵空事を映像化しただけなんだから(笑
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ロンゲスト・ヤード (1974)

2007-03-30 01:17:38 | ら行
今宵の友は1974年制作の「ロンゲスト・ヤード」
刑務所を舞台に、囚人がヒーローで看守が悪役のフットボール対決を描いたスポーツもの。実際に州立刑務所で撮影したというから、さすがアメリカw

車を盗んだ事で、刑務所送りになった元花形QBのプロフットボール選手だったクルー(バート・レイノルズ)は、そこの刑務所長から看守達で構成されるセミプロチームのコーチを依頼されるが、断ってしまう。しかし看守長を殴ったことで刑期が延びる事を不問に伏す条件で、囚人で構成される練習台チームを作る事を承諾してしまうのだが、という展開。

男くさい作品、でも爽快感があるw B・レイノルズ自身、男くさいからね。結局、男はプライドを持たねばダメということを表現しているのかな。アメフトの試合場面も、それなりに本物っぽく仕上げてあるし、ラストにはドキッとさせる場面なんて入れてあるので、なかなか楽しめる。
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閉ざされた森

2007-03-29 01:34:42 | た行
今宵は2003年制作の「閉ざされた森 (COLLECTOR'S EDITION)」!
ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、コニー・ニールセン等の豪華キャストで描く、サスペンス・アクションかつ推理モノ?かな。

パナマの密林地帯で訓練中のレンジャー隊7名が、嵐の中で消息を絶つ。捜索の結果、1名死亡、1名重傷、1名生還。残る4名は消息不明であった。事の真相を調査すべくオズボーン大尉(C・ニールセン)が尋問にあたるが、埒があかず、元レンジャー隊員で尋問術に長けたハーディ(J・トラボルタ)が基地に呼び寄せられることになった、という展開。

ニ転三転するストーリーが続くので、頭を整理しながら観るのだが、その都度、どんでん返しをくらうので、なかなか楽しませてくれる作品。ただ、本格推理モノではないので、真剣に考え込んじゃダメ。100分ないので、結構楽しみながら飽きずに観られる。
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Mr.&Mrs.スミス 

2007-03-28 01:25:19 | ま行
今宵は2005年制作の「Mr.&Mrs.スミス (PREMIUM EDITION)」!
初回限定アウターケース付き仕様。
お互いの正体を知らないまま結婚したプロの暗殺者同士の夫婦の争いとその過程で築かれていく絆を描くハード・アクション+ちょっとだけコメディ。

南米コロンビアで、建築業者のジョン(ブラッド・ピット)とコンピューターSEのジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)は運命的な出会いをし、帰国後、周囲の声に耳を貸さずに直ぐ結婚をしてスミス夫妻となる。それから5~6年後、2人は互いに裏の顔を持つことを打ち明けられず仮面夫婦を続けていた為、すれ違いを感じて倦怠期に突入する。そんなとき、同じ標的を狙った指令が下される、という展開。

ど派手な爆破や銃撃シーンとかもあるけど、家の中で繰り広げられる格闘がなかなか凄い。なんだかんだで、やはり女は強いねw A・ジョリーは、ますます色艶が増して最高! 結局、終わってみればブラピとアンジーの為に作られた作品ってことなのか?w
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プリティ・プリンセス

2007-03-27 01:33:13 | は行
今宵は2001年制作の「プリティ・プリンセス (SPECIAL EDITION)」!
地味な女の子が、突然プリンセスになるというシンデレラ・ストーリーにコメディテイストを加えた作品。

内気で、ちょっとドジな女の子ミア(アン・ハサウェイ)は、存在感の無さを自分でも認識しつつも、それで良いと思い高校生活を送っていた。ある日、父方の祖母クラリス(ジュリー・アンドリュース)がヨーロッパから会いに来て、青天の霹靂のような事実を告げる。それはミアがジェノヴィア国のプリンセスで王位継承者だというものだった。戸惑い慌てるミア、さあどうなる、といった展開。

片意地張らずに、のほほんと観られる楽しい作品。A・ハサゥエイが、クリクリ眼でとってもキュート! 勿論、演技も良い。オードリーとかジュリアの跡を継ぐ役者という評価はあながち間違ってはいないと思わせる。今後、どう大成していくか楽しみだ。
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ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR

2007-03-26 01:37:26 | な行
今宵は2004年制作の「ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR 特別編」!
初回限定アウターケース付き仕様。
ロシアで興行収入ナンバーワンという謳い文句で日本に上陸してきた作品。過去から連綿と続く“光”と“闇”の戦いを描いた壮絶なダーク・ファンタジー。

主人公アントン(コンスタンチン・ハベンスキー)は呪術師の元を訪れた事で、自分が特殊能力を持つ“異種”だという事実を知る。そこで異種は“光”か“闇”のどちらかを自分で選択しなければならない運命である事を告げられる。そして12年後、彼は光の側で“ナイト・ウォッチ=闇の監視者”として活動し、ある事件に関わっていた、という展開。

視覚効果は確かに素晴らしいものがある。ただ内容的には3部作として作られる予定なので本作だけでは全て理解するのは難しいかも。続編「デイ・ウォッチ」や最終章の「ダスク・ウォッチ」まで観た時、作品としての完成度が分かるかな?w それなりに今後の展開が気になる作品ではある。
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ジュマンジ

2007-03-25 01:30:07 | さ行
今宵は1995年制作の「ジュマンジ」
プレイ内容が現実に起こる不思議なゲーム“ジュマンジ” を巡って展開する、ファンタスティックなSFXアドベンチャー。既出のザスーラの元作品。

100年前に埋められたボードゲームを偶然手に入れた少年アランは友達のサラとゲームを始める。すると、ボードのメッセージ通りの事が起こり始め、アランはどこかに消え、サラはパニックに陥ってしまった。それから26年後、この屋敷に引越してきた幼い姉弟ジョディとピーターは屋根裏部屋でそのゲームを発見し、さっそくサイコロを振るのだが、という展開。

大筋は本作もザスーラも同じだが、本作の方が展開的には面白さがある。当然、ピュアな心と空想力のある人が充分楽しめるように作られていて、突っ込みどころ満載。全てCGで描かれた動物やアニマトロクス、特殊メイクなどの特殊技術が盛り沢山で映像的にも楽しい作品。
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パニッシャー

2007-03-24 01:27:24 | は行
今宵の友は2004制作の「パニッシャー (COLLECTOR'S EDITION)」!
マーヴェルコミックから誕生したアンチ・ヒーローで、人間としての力や通常の武器のみで戦うアクション・ムービー。1989年の同名作品のリメイク版。

重火器密売を囮捜査で解決したFBIの潜入捜査官キャッスル(トム・ジェーン)は、次の任務のため家族共々休暇に入っていたのだが、囮捜査の際、死者が1名発生し、これが裏社会の成り上がりセイント(ジョン・トラボルタ)の最愛の息子だった為、セイントとその妻リヴィア(ローラ・ハリング)が激昂し、キャッスルとその家族の始末を部下に命じて・・・という展開。

リアルな映像に拘って作成されたため、CGや視覚効果はほとんんど無く、カーチェイスや爆破・銃撃シーンも実際にスタントで行っているので、迫力満点。J・トラボルタは、本作でも既出のソードフィッシュでも思ったけど、なんか成り上がったギャングというか裏社会の親玉の役いいかもw
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スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー

2007-03-23 01:36:58 | さ行
今宵は2004年制作の「スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー
(PREMIUM EDITION)」!
初回限定アウターケース付き仕様。
レトロな映像とノスタルジックな雰囲気を持った実写+CGの冒険SFアクション。

科学者連続失踪事件を追っていた記者のポリー(グウィネス・パルトロウ)が、ある人物との接触を試みたとき、巨大ロボット部隊が出現し、発電施設等を襲撃し始めた。警察では太刀打ち出来ず、傭兵部隊の隊長スカイキャプテンことジョー(ジュード・ロウ)に救援を要請。彼の活躍でロボット部隊は撤退をしたが、これが、これから起こることの前触れだった、という設定。

P-51Dムスタングっぽい戦闘機を操るJ・ロウは、陽気な二枚目で格好良いし、彼を振り回すG・パルトロウは美しいモダンガールだし、空飛ぶ空母の女艦長フランキー(アンジェリーナ・ジョリー)はキリッとしてて勇敢だし、キャストも役柄にピタッとはまっていて良い。
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完全犯罪クラブ

2007-03-22 01:26:30 | か行
今宵は2002年制作の「完全犯罪クラブ」
1924年に起き、全米を震撼させた“レオポルド&ローブ事件”を題材にした犯罪サスペンス。かのアルフレッド・ヒッチコックも同事件を題材に1948年に「ローブ」として映画化している。

断崖の上に建つ老朽化した古い屋敷でリチャード(ライアン・ゴズリング)とジャスティン(マイケル・ピット)という対照的な二人が夜な夜な互いの秘密や空想を語り合っていた。そして、その延長線上で、究極の自由を手に入れる為に、完全犯罪計画を立てていた。その後、実際に殺人事件が発生し捜査を担当する事になったのがキャシー(サンドラ・ブロック)だった、という展開。

邦題からすごい理詰めとかの内容かと想像していたが、一般的なサスペンスといった感じのもの。全体として展開が緩やかなのは好き嫌いが分かれる点かな。サンドラ・ブロックが刑事役だけかと思いきや、制作総指揮まで執っている作品。
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ゴッド・ディーバ

2007-03-21 01:13:26 | か行
今宵の友は2004年制作の「ゴッド・ディーバ」
世界的なグラフィック・アーティスト、エンキ・ビラルが監督・脚本を兼任した近未来SF。主要な3名以外はCG合成で描かれた何とも言えない質感の作品。

人間、ニュータント、エイリアンが共存している2095年のNYでは、人工臓器や合成皮膚などで巨大に発展したユージェニックス社が社会を支配していた。一斉検挙で捕われた中に、過去の記憶の無いジル(リンダ・アルディ)という娘がいて、医師のターナー(シャーロット・ランプリング)が実験台として興味を持ち、譲り受けたことから、物語が展開するという設定。

古代エジプト神やら、依代となる政治犯やら、連続殺人事件やら、いろいろな視点からストーリーが展開するのだが、とっても不親切な進行なので、難解。結局、自然回帰なのか、神の領域にまで踏み込んだ人間への警鐘なのか・・・。ミス・フランスのR・アルディはさすがに綺麗だけど、それだけだw
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X-MEN2

2007-03-20 01:36:22 | あ行
今宵は2003年制作の「X-MEN2 (ULTIMATE EDITION)」!
初回限定生産のデジパックアウターケース付き仕様。
前作と同じキャスト&スタッフで作られた続編。

プラスチック監獄に幽閉されていたマグニートーや変幻自在のミスティークに加え、新たな敵ストライカー、ウルヴァリン同様の能力を持つデスストライクや前作では生徒役だったアイスマンやローグ等の戦いへの参加で新たな局面を迎える。また本作品ではウルヴァリンの身体に埋めこまれたアダマンチウムの秘密や失われた過去が明らかになる、という展開。

今回も社会からの迫害、孤独、苦悩といった傷を持ちながらも、人類との共存の為に戦う姿が描かれており、なかなか感動させる。当然ながら、VFXも前回以上に使われおり、目を離せない映像の連続である。3作完結との噂もる為、終わり方も次への伏線を残しつつ終了。
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X-MEN

2007-03-19 01:32:08 | あ行
今宵は2000年制作の「X-MEN (SPECIAL EDITION)」!
初回限定のアウターケース付き仕様。
主演は既出のヒュー・ジャックマンやハル・ベリー等々。

DNAの突然変異により生まれたミュータント(進化した人類)と一般的な人類の共存か否かを軸に共存を目指すプロフェッサーX率いるX-MENと人類滅亡を目論みテロ活動をするマグニートーとの人類の未来と進化をかけた戦いがきって落とされる、という設定。

社会からの迫害、孤独、苦悩といった傷を持ったヒーローの誕生である。VFXも存分に使われており、手の甲から延びる爪やら脅威の治癒能力、天候を自在に操る能力、両眼より発射される破壊光線等、視覚効果抜群である。プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート、いい演技してるんだが、どうもスター・トレックのピカード艦長のイメージが強過ぎてw
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スーパーマンⅡ/冒険編

2007-03-18 01:21:04 | さ行
今宵は1981年制作の「スーパーマンⅡ/冒険編」
第1作の冒頭で宇宙空間に幽閉されたクリプトンの犯罪者3人が地球に襲来し、スーパーマンと戦いを繰り広げる作品。メインキャストは前作同様だけど、内容的にはラブコメ色が強くなったかもw

パリのエッフェル塔が水爆を所持したテロリストに占拠される事件が発生する。テロリストと爆弾を切り離そうとした当局の工作で起動スイッチが入ってしまう。60秒のタイムリミットの中、スーパーマンは核爆弾を宇宙空間まで運び、そこで爆発をさせるのだが、この爆発の余波が犯罪者を閉じこめていた枠を破壊してしまい、犯罪者3名が月を経由し地球にやってくる、という展開。

前作同様、スーパーマンに強さと格好良さだけをを求めて観ちゃダメな作品。C・リーブの美男ぶりもいいけど、ロイス役のM・キダーが、前作より綺麗になっているのでスーパーマンでなくとも惚れちゃうかもねw ジーン・ハックマンは、相変わらず良い味出してるな。なんか年齢不詳だが(笑
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スーパーマン

2007-03-17 01:13:59 | さ行
今宵は1978年制作の「スーパーマン (DIRECTOR'S CUT EDITION)」!
世界中、誰もが知っているアメコミのヒーローを題材にした超娯楽作品。時代的にいかにもというCGやミニチュア撮影だけれど、充分楽しめる仕上がり。

惑星クリプトンが消滅の危機にさらされ、ジョー・エル(マーロン・ブランド)は我が子だけでも救おうと自らの超能力と意思を伝えるグリーン・クリスタルと共に地球へ送る。地球の麦畑に不時着した幼子はジョナサンとマーサという子宝に恵まれなかった夫婦に育てられ、クラーク・ケント(クリストファー・リーブ)として大人になり、デイリープラネット社に勤務することとなる、という展開。

郷愁に満ちた序盤から本編へと淀みなく映像が紡がれ2時間半を感じさせない。正義と真実のため闘う男なのに、女性記者ロイス(マーゴット・キダー)に惹かれ、饒舌になったり、「人類の歴史に干渉するな」という父の教えを破ったり、結局、彼も一人の男なんだと人間臭さに突っ込みどころを感じさせる出来だw
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