F/X2 イリュージョンの逆転

今宵は1991年制作の「F/X2 イリュージョンの逆転」
前作で大金を手にして映画界から引退していた特殊効果マンのロリーが、NY市警の刑事マイクに頼まれ、連続殺人事件の逮捕に関わった為、またもや事件に巻き込まれる第２作目。前作でも登場したレオ(ブライアン・デネヒー)とのバディ・ムービーとして仕上がっている。

ロリー(Ｂ・ブラウン)は現役を引退し、恋人キムと連れ子のクリスと一緒に悠々自適な生活を楽しんでいた。そこへキムの前夫で刑事のマイクが連続婦女暴行殺人鬼逮捕のためにロリーの特殊効果を使いたいと頼み込んでくる。不承不承ではあったが、万全の準備を整え、今まさに殺人犯を逮捕するといった時、突如としてマイクの首を謎の人物が引き裂き、絶命してしまう。この事件の裏に何かを感じたロリーは・・・という展開。

前作同様、展開はご都合主義だけど充分楽しめるので良しとしよう。しかしレオ役のＢ・デネヒーが５年経っているのに前より若返って見えるのには驚き。最初は同一人物とは思えなかったｗ　前より若干コメディ色を隠し味にしてるかな、って感じ。

F/X 引き裂かれたトリック

今宵は1986年制作の「F/X 引き裂かれたトリック」
司法省からその技術を見込まれた売れっ子の特殊効果の第一人者が証人保護プログラムの一環としての偽装暗殺を引き受けたことから、陰謀に巻き込まれるというサスペンス・スリラー。

ロリー・タイラー(ブライアン・ブラウン)は映画の特殊効果マンとして、名の知られた存在であった。ある日、司法省証人移送計画班のリプトンがプロデューサーと偽り、近づいてきて、とんでもない仕事を依頼してくる。それは、40年間暗黒街を仕切っていた大物ニコラス・デ・フランコ(ジェリー・オーバック)を証人として守るための暗殺偽装だった。躊躇するものの二つ返事で引き受けたタイラーは・・・という展開。

20年前なので、今から見ると特殊効果自体は単純だが、なかなか当時としては目を見張るの映像だったと思われる。展開は、結構強引な感じだが、どうなるんだろと思いながら一気に観られることのできる作品で楽しめる。オチは、それでいいの？って感じだけどねｗ