銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

スピード2

2007-06-30 01:48:55 | さ行
今宵は1997年制作の「スピード2」
シージャックされた豪華客船を舞台に繰り広げられる見せ場満載の超エンターテインメント・アクション。本来なら1994年作の「1」から観賞すべきなのだが、何故だかこっちが先に手元にw サンドラ・ブロックのみ続投なので、続編というより一つの作品として完成している。

アニー(S・ブロック)は、恋人アレックス(ジェイソン・パトリック)に夢中なのだが、実は彼がただの警官ではなく危険な任務の多いSWAT隊員である事を知り、険悪なムードになる。そんな雰囲気を変えようと二人はカリブ海1週間の豪華クルージングの旅に出ることにするのだが、なかなか二人の思いは重ならない。そんな時、乗客の一人、ガイガー(ウィレム・デフォー)が、怪しげな行動に出て・・・という設定。

前作を未観賞なので比較はできないから置いといて、本作単体での印象は、それなりに緊迫感のある映像が多くあり楽しめる作品。制御不能に陥った豪華客船の止め方も凄い。ただ、結構な人数が話の展開の中で死んでいると思われるが、そこらの悲壮感が全く無いけどいいのかな?と思わずにいられない作品。ま、そのうち「1」の方を観賞してみよう。
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デンジャラス・ビューティー

2007-06-29 01:19:22 | た行
今宵の友は2001年制作の「デンジャラス・ビューティー」
男勝りで色気は全く無いが、やり手の女性FBI 捜査官役をサンドラ・ブロックが演じる痛快かつ異色のポリス・コメディ。S・ブロックが正にハマリ役で良い味を出している。楽しみながら観れる作品。

女性FBI 捜査官グレイシー・ハート(S・ブロック)は犯人逮捕の際、命令を聞かずミスを犯したことで内勤を命じられ、少し落ち込んでいた。そんなある日、連続爆弾魔が予告状を送りつけてきた。その文面から次はミス・アメリカ・コンテストに対しての爆破予告と判断した特捜チームはコンテストに女性捜査官を潜入させることになり、グレイシーが選ばれるのだが…という展開。

ボサボサ頭にゲジゲジ眉で鼻を鳴らす癖があるサンドラが、華麗に変身して行くのを観るだけでも価値がある。勿論、コミカルな展開の中にアクション場面もあり、見応え充分。男より女性に受けやすい作品かな。でもサンドラ好きの人はきっと観てるであろう作品w
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バーバレラ

2007-06-28 01:10:25 | は行
今宵は1967年制作の「バーバレラ」
フランスで火がつき、世界各国に大反響を呼びおこしたジャン・クロード・フォレストのSFエロティック劇画(こういうジャンルがあるか不明w)の映画化。往年の美女ジェーン・フォンダ主演。イギリスのメジャーロックバンド“デュラン・デュラン” は、本作の登場人物からバンド名をつけたほどである。

宇宙飛行士のバーバレラ(J・フォンダ)は、宇宙破壊光線を発明し逃亡したデュラン・デュラン(ミロ・オシー)を捜索し、地球に連れ戻す使命をおび、太陽系を離れる。目的のリテオン惑星に近づいた時、磁気嵐に巻き込まれ、制御不能のまま不時着をする。そこは、黒の女王の支配する星で、善人は死の迷路に放りこまれ、悪の心を持つものだけが都市で生活していた・・・という展開。

その昔、なんて美しい人だろうと思っていたJ・フォンダ。久々にその姿を観たが、やはり美しい。良くこの作品に出演したなぁ、当時の夫ロジェ・ヴァディムが監督だったからだろうな、と今になって推測できる。冒頭のシーンは有名なので、必見。J・フォンダに惚れちゃうぞw
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ウルトラヴァイオレット

2007-06-27 01:29:02 | あ行
今宵は2006年制作の「ウルトラヴァイオレット 
(DELUXE COLLECTOR'S EDITION)」! 初回限定アウターケース付き仕様。
新種のウイルスに感染し、短命ながら特異の能力を持った超人間“ファージ” と、ウィルス共々彼らを抹殺しようとする人間の攻防を描いた近未来SFアクション。上海の建造物がとても近未来っぽく、スタイリッシュに映像化されている。

人間の政府によるファージの抹殺運動激化で夫を殺され、自らも実験台とされた過去を持つヴァイオレット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、今やファージの地下組織の中でも最強の女戦士となっていた。そして、政府が開発した最終兵器を奪うべく単身政府のビルに乗り込み、最終兵器の入ったケースを奪取することに成功するのだが、そのケースの中身とは・・・という設定。

淡いが美しい背景映像美と、原色を基調としたヴァイオレットの対比が秀でている。この作品はストーリーよりもシューティング・ゲームさながらに敵をいかに美しく多く倒すかというところを見せ場としている。よって、感情移入などほとんどなくミラの美しさだけを観る作品となっている。ま、ミラ好きにとっては、良い作品w
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クリムゾン・リバー2/黙示録の天使たち 

2007-06-26 01:06:12 | か行
今宵は2004年制作の「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち デラックス版」
前作に続きジャン・レノを主人公として描くサスペンス・スリラー。今回はリュック・ベッソンによるオリジナル脚本で、キリストと12使徒をなぞらえた謎を巡り奔走する刑事の姿を描いている。今回の相棒役は男前のブノワ・マジメル。

ロレーヌ地方の修道院で、壁のキリスト像から血が流れ出すという奇怪な事件が起こり、特異な事件担当のニーマンス警視(J・レノ)が呼び出され捜査を開始すると、壁に埋め込まれた死体(正に張り付けられたキリストと同じ体勢)が発見される。同じ頃、若手刑事レダ(B・マジメル)は麻薬捜査中にキリストに似た傷だらけの男と遭遇し、彼を病院へ運ぶ。やがて、2つの事件が一つに絡みあって・・・と言う展開。

2つの事件が1つになっていくという手法は前作と同様なので、目新しくも無いが、違和感も無くスッと入ってくる。ヨハネ黙示録や12使徒といった宗教色と大戦の遺物である巨大地下要塞マジノ線を絡ませたモチーフはなかなか壮大で面白い。だが、落としどころが弱いのがこのシリーズの特徴か?w  カミーユ・ナッタ・・・綺麗なのに今のところこの作品でしか観られないのが、残念。
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クリムゾン・リバー

2007-06-25 01:20:16 | か行
今宵は2000年制作の「クリムゾン・リバー デラックス版」
母国フランスでは100万部突破をしたジャン=クリストフ・グランジェ原作のサスペンス・スリラーの映画化で、猟奇的殺人を題材にその裏に潜む謎を追う刑事モノ。本格ハードボイルド風味にノワールテイストを隠し味に使ったような作品。

アルプスの麓にある大学街ゲルノン。ここで働く図書館司書が両手首から先を切断され、両眼は刳り抜かれ、身体は切り刻まれたうえ、胎児のような格好に縛られて発見される。この奇妙な事件にパリからニーマンス(ジャン・レノ)が派遣され謎を追い始める。と、同じ頃、田舎町で子供の墓が荒らされるという事件が発生し、マックス(ヴァンサン・カッセル)が捜査にあたっていた。やがて、このふたつの事件が一つの線で繋がり・・・という展開。

一部だけど、グロテスクな場面とかあるので、まったく苦手な人はやめた方が良いかも。同時並行で進む事件捜査はテンポ良く、謎を投げかけながら展開するので見応え充分。しかし、途中で何の伏線も張られていないのにあの結末は・・・? ニーマンスの感じた印象だけじゃ無理があるw
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スペース カウボーイ

2007-06-24 01:46:16 | さ行
今宵の友は2000年制作の「スペース カウボーイ」
かつて宇宙を目指し、一度は夢破れた男達が40年後に巡ってきたチャンスを生かし宇宙飛行の夢をかなえるというヒューマン・スペクタクル。クリント・イーストウッドが監督・製作・主演の三役をこなす大活躍の作品。

1958年、米空軍にダイダロスというテストパイロット・チームがあり、宇宙探索の旅を目指していたが、土壇場でNASAが介入し、結局、初めてロケットで宇宙に行ったのは彼らではなくチンパンジーになってしまう。それから40年、ダイダロスの一員だったフランク(クリント・イーストウッド)の元に、NASAから旧式の宇宙衛星を修理して欲しいと要請が入る。40年来の屈辱を晴らす為、作業をダイダロスで行うなら、との条件付きで承諾し、チームが再結成されるのだが・・・という展開。

C・イーストウッドを筆頭にトミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ジェームス・ガーナーと錚々たる俳優が共演している。一番若いトミーでも54歳の時だし、おじじパワー炸裂の作品だw シリアスな面やコミカルな面等々混ぜ合わせてあり、楽しめる作品で2時間超があっと言う間。ラストシーンは結構衝撃的かも・・・。
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スーパーマンⅣ/最強の敵

2007-06-23 01:54:49 | さ行
今宵は1987年制作の「スーパーマンⅣ/最強の敵 (DELUXE EDITION)」!
クリストファー・リーヴ最後のスーパーマンで、核問題を題材にする条件で自ら原案に携わり主演もこなした作品。版権の問題でDVD化はされないと、長年言われていたのだが、リターンズ公開後、何故だか唐突にDVD化発売されたモノ。

クラーク・ケント(クリストファー・リーヴ)が勤務するデイリー・プラネット社は乗っ取りをかけられゴシップ新聞に成り下がろうとしていた。そんな時、悪の天才科学者レックス(ジーン・ハックマン)は、刑務所を脱走し、博物館に展示されていたスーパーマンの髪の毛から、より強靭な怪人創造の計画を練りはじめ、世界は米ソを筆頭に軍拡への道を歩みはじめて・・・という設定。

Ⅲは駄作として有名だし、ⅣはDVD化無いと思っていたので、シリーズで観るのはⅠ・Ⅱでお終いだったはずなのに、何故かⅣを見付け速攻で購入w 内容的には疑問符付きまくりなので、やはりⅠ・Ⅱ迄でよかったとちょいと後悔。テーマとしては、核廃棄だけでは本当の平和は訪れず、本当の平和は何?と世界中の人たちが模索をするべきだ、という重いものがあるのに描ききれて無いし本当に残念。ヒーローものにリアルなテーマは向いてないのかも・・・苦笑。
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ステルス

2007-06-22 01:23:53 | さ行
今宵は2005年制作の「ステルス (DELUXE COLLECTOR'S EDITION)」!
初回限定光沢パッケージ仕様。
近未来型史上最強のステルス戦闘機と精鋭パイロット3人の壮絶なエア・バトルを描いたアクションもの。迫力のVFX映像は、マッハのスピード感と“G” を体感させてくれる。

米海軍極秘テロ対策プロジェクトにベン(ジョシュ・ルーカス)、カーラ(ジェシカ・ビール)、ヘンリー(ジェイミー・フォックス)の3名が選出されていた。そこへさらにエディという仲間が加わると知らされるのだが、なんとそのエディとは最新鋭の人工頭脳を搭載した無人ステルス戦闘機だったのだ。実験を兼ねて訓練に出撃した4機はそのまま緊急指令で実戦に突入。無事任務完了後、帰還途中でエディは落雷の直撃を受けて・・・という展開。

なんというか、やりたい放題の内容。ミャンマーでは市街地ビル爆破、タジキスタンでは核弾頭ごとテロ基地爆破、ロシア空域では問答無用の空中戦、果ては北朝鮮からの脱出等々。米海軍全面協力とのことだが、事前に脚本とかみてないのか?と思いたくなるw 世界情勢とか気にせずスカッと観る分には、面白い作品。
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コンフィデンス

2007-06-21 01:23:25 | か行
今宵は2002年制作の「コンフィデンス」
巧みな仕掛けで大金強奪をやってのける詐欺師一味を、各々の思惑や人間関係を絡み合わせつつスリリングかつユーモラスに描いた作品。主演のエドワード・バーンズをダスティン・ホフマン、アンディ・ガルシア、レイチェル・ワイズ等の豪華な脇役が盛りたてている。

ジェイク(E・バーンズ)は、仲間達と共に1人の会計士を引っ掛け15万ドルをせしめて、大喜びだったのも束の間、このお金が暗黒街の大物・キング(D・ホフマン)のものだった為、一転窮地に追い込まれる。この状況を打開する為、ジェイクはキングと組んで大きな詐欺をすることになり、女スリのリリー(R・ワイズ)を加え、危険な賭けに出るのだが、FBI のビュターン(A・ガルシア)という思わぬ邪魔が入って…という展開。

騙す仕掛けを回想形式を用いて、時間軸をずらしつつ進行形の時間と過去の時間を交互に描く手法はなかなか面白い。ラスト10分で一気にネタばらしになり、それまでのもやもや感が解消し、あんなところが伏線だったのかと、ひとり納得。ただラスト10分までは小ネタのばらしもないので、詐欺一味になったような気分を味わえなかったのが残念・・・かもw
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ア・フュー・グッドメン

2007-06-20 01:33:53 | あ行
今宵は1992年制作の「ア・フュー・グッドメン」
キューバ米海軍基地で起った殺人事件の真相を探るうちに、軍隊内の組織悪(しごきのための暗黙の制裁“コードR”)を暴く法廷サスペンス。アーロン・ソーキンの舞台劇をロブ・ライナーが映画化。

海兵隊員サンティアゴが同じ部隊のダウニーとドーソンに襲われて死ぬ事件が発生。検察官ロス大尉(ケヴィン・ベーコン)は、2人を殺人罪で起訴する。事件の背景にコードRの存在を感じた内部調査部のギャロウェイ少佐(デミ・ムーア)は、被告の弁護を申し出るが、チーフにはキャフィー中尉(トム・クルーズ)が任命された。キャフィーは、担当した事件全てを検察側との事前取引で処理し、法廷経験の無い男だった為、ギャロウェイと衝突しつつ、調査を開始する・・・という展開。

軸は法廷モノだけに、検察・弁護の遣り取りがきっちり描かれていて面白い。T・クルーズ演じるキャフィーがこの事件を担当する事で人間として成長して行く様も同時に描かれており、そちらも良い。ジャック・ニコルソンの悪役というか、叩上げた自身過剰の上官役も堂にいっていて、全体のアクセントになっている。しかし本作でのD・ムーアの髪型は軍人役だとしてもちょっと・・・w
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陪審員

2007-06-19 01:26:44 | は行
今宵の友は1996年制作の「陪審員」
マフィアの内部抗争の裁判で、陪審員に選出された女性が、自分と息子の命と引換に被告を無罪に導かねばならなくなるという危難と闘いを描いたサスペンス。 デミ・ムーアお得意の“女は弱し、されど母は強し”作品。

女性彫刻家アニー(D・ムーア)は、息子オリヴァーと2人暮らし。ある時、彼女の元へ内部抗争により殺人で起訴されたマフィアのボスを裁く陪審員としての要請がくる。アニーは、市民の義務として先入観を持たずに事件を審理することを宣誓する。そんな折、コーデルという男が彼女の作品を高額で買い取りたいと、申し出てきて・・・という展開。

D・ムーアが他の陪審員の票を取りまとめるため、論議する場面は結構迫力があったが、全体の中ではほんの一部だったのが残念。また、ストーカーのような男に追いつめられていく心理描写も緊迫感をもって描かれていて、見応えのある作品。当然、突っ込みどころはあるけどねw
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ターミナル・ベロシティ

2007-06-18 01:33:59 | た行
今宵は1994年制作の「ターミナル・ベロシティ」
スカイダイビング等の空中でのアクションを多用し、観るものに息もつかせないテンポで進むサスペンス・アクション。圧巻は1万5000フィートから落下する車から人を救出するアクション。当然、CG合成もあるが、なかなかの出来である。

スカイダイビング・インスタラクターのディッチ(チャーリー・シーン)のもとへ、金髪美女クリス(ナスターシャ・キンスキー)が、ダイビングを習いにくる。しかし、彼が目を離した隙に、飛行機からクリスが飛び出し、そのまま落下。パラシュートも開かず彼女は即死する。過失致死の責任を問われた彼の前に、地方検事のピンクウォーターという男が現れる。そして、いろいろと腑に落ちないディッチは、彼女の部屋を探りに行くが・・・という展開。

車の落下シーン以外にも、派手なスカイ・アクションシーンがあり、緊張感が持続して、楽しめる作品。アクションに歴史モノにコメディにと幅広く演技に油の乗った時期のC・シーンは、とても良い。ヒロイン役のN・キンスキーもなかなか美しくて華があるので、最後まで飽きずに観られる作品。
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スネーク・アイズ

2007-06-17 01:26:23 | さ行
今宵は1998年制作の「スネーク・アイズ」
1万4000人の群衆の中で発生した国防長官暗殺事件をめぐる陰謀に巻き込まれた一介の刑事の姿を描いたサスペンス。冒頭13分の長回しはブライアン・デ・パルマ監督の十八番。1993年作に同名作があるが、まったくの別物。

リック(ニコラス・ケイジ)は、ケチな汚職警官ながらも地元でそれなりに幅をきかせていた。ある時、旧友のケヴィン・ダン中佐(ゲイリー・シニーズ)の招きでボクシングの試合を観戦しにやってきたのだが、試合開始早々、自分のすぐ後ろの席にいた国防長官が何者かに狙撃をされる。しかも、その時に限って警備の責任者ケヴィンは席を外していたため窮地に陥る。親友を救おうと行動にでるリックだったが・・・という展開。

なんか異様にノリノリのN・ケイジという感じの演技で、チンケな汚職警官の精一杯の空威張りがよく表現されているように思えるし、物語のテンポが良く、サクサクっと観られる作品。ただ、いったい何がリックの消えていた正義感に火をつけたのかな? つい今の今まで金次第の刑事が急に金じゃないってなるのは、無理があるような気がする。ま、性善説ということかw
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デンジャラス・ウーマン

2007-06-16 01:55:43 | た行
今宵は1999年制作の「デンジャラス・ウーマン」
撮影当時、恋愛関係にあったジュリア・ロバーツとベンジャミン・ブラッドで描くラブロマンス・サスペンスという謳い文句だったが、TVシリーズ“Law & Order” にJ・ロバーツがゲスト出演したエピソードを収録しただけの作品で、後半は全く別の話を収録して強引に1時間半作品に見せかけた詐欺まがいの作品。

ファンドマネージャーのカトリーナ(J・ロバーツ)は、友人スペクターの紹介で大実業家のサンダーソンと知り合う。しかし、サンダーソンは心臓発作で突然死してしまい、スペクターは殺人容疑で逮捕され、カトリーナにも共謀の嫌疑がかけられるのだが・・・という話と汚職警官の話を無理やり1本にした作品。

邦題の付け方やパッケージデザインが、あきらかにJ・ロバーツ観たさに購入するであろう人間の心理を逆手にとって巧みに利用した確信犯だ。まぁ、そこそこの出来の法廷ドラマを2本観たと思って我慢しとこう。発売・販売元アミューズ・ピクチャーズは2003年に東芝の100%子会社になり現在は存在しないので今後、同様の確信犯的なことは無いと思いたい・・・苦笑。
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