今宵は2007年制作の「キングダム/見えざる敵」!
無差別テロ事件の捜査のためにサウジアラビアへ乗り込んだ4人のFBI 捜査官の5日間を描いた社会派アクションで、国と国の外交上の問題、地元警察や軍隊との軋轢等々の中で、犯人を追いつめていく終始ハイテンションの作りとなっている。またハンディカメラを多用して描いたドキュメンタリータッチの映像はなかなか臨場感がある仕上がり。題材となる事件は架空だが、96年のホバル・タワー爆破事件、及び03年のリヤド居住区爆破事件が基となっている。
ある昼下がり、サウジアラビアの首都リヤドの外国人居住区で警察官に扮装したテロリスト達が無差別銃撃を始める。その後、負傷者の救護に多くの人が集まったところへ追い打ちのように車による自爆テロが発生し、100人以上の死者、200人近くの負傷者が出る事件が発生し、犠牲者の中にはFBI 捜査官のフランもいた。その報を聞いたロナルド・フルーリー(ジェイミー・フォックス)は、すぐさま現地入りをして犯人捜査を行うべきだと主張するが、許可が下りずにイラついていた。そこで裏の手を使い、4人の捜査官かつ5日間という限定ではあったがサウジ入りを決め……という導入。
冒頭の爆破シーンは、迫力があり圧倒される。また人物描写でも最初は相容れないFBI 捜査官と地元警察官が徐々に犯人確保というプロ意識の元で心を通わせていく流れや捜査官がその技量を生かし犯人逮捕への裏付けを取っていくなど見どころ充分で、一気に観られる。エンディングの描写である“負の連鎖” は人類がこの世にある限り永遠に続くもので、消し去ることは難しいと語りかけていると思わざるを得ない。
無差別テロ事件の捜査のためにサウジアラビアへ乗り込んだ4人のFBI 捜査官の5日間を描いた社会派アクションで、国と国の外交上の問題、地元警察や軍隊との軋轢等々の中で、犯人を追いつめていく終始ハイテンションの作りとなっている。またハンディカメラを多用して描いたドキュメンタリータッチの映像はなかなか臨場感がある仕上がり。題材となる事件は架空だが、96年のホバル・タワー爆破事件、及び03年のリヤド居住区爆破事件が基となっている。
ある昼下がり、サウジアラビアの首都リヤドの外国人居住区で警察官に扮装したテロリスト達が無差別銃撃を始める。その後、負傷者の救護に多くの人が集まったところへ追い打ちのように車による自爆テロが発生し、100人以上の死者、200人近くの負傷者が出る事件が発生し、犠牲者の中にはFBI 捜査官のフランもいた。その報を聞いたロナルド・フルーリー(ジェイミー・フォックス)は、すぐさま現地入りをして犯人捜査を行うべきだと主張するが、許可が下りずにイラついていた。そこで裏の手を使い、4人の捜査官かつ5日間という限定ではあったがサウジ入りを決め……という導入。
冒頭の爆破シーンは、迫力があり圧倒される。また人物描写でも最初は相容れないFBI 捜査官と地元警察官が徐々に犯人確保というプロ意識の元で心を通わせていく流れや捜査官がその技量を生かし犯人逮捕への裏付けを取っていくなど見どころ充分で、一気に観られる。エンディングの描写である“負の連鎖” は人類がこの世にある限り永遠に続くもので、消し去ることは難しいと語りかけていると思わざるを得ない。