銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ドリームキャッチャー

2008-03-23 01:24:06 | た行
今宵は2003年制作の「ドリームキャッチャー」
初回限定ホログラムシート付き仕様。
スティーヴン・キングの原作を映画化した作品。一応、途中まではサスペンス・ホラー系なんだが・・・。少年の頃、同じ秘密を共有した4人の男達に次々と振りかかる不吉な出来事を軸に描かれていく作品・・・かな?w

ジョーンジー(ダミアン・ルイス)、ヘンリー(トーマス・ジェーン)、ピート、ビーバーの4人は、苛められていた知的障害を持った少年ダディッツを助けたことで、不思議な力を得る事になるのだが、共有の秘密としたまま大人に成長していた。それから20年後、毎年恒例になっている北の森の狩猟小屋での再会し、楽しい一時を過ごしていたのだが、そこへ道に迷ったという男が現れて・・・という展開。

最初は良い感じの展開で、ぐいぐい引きこまれて行くんだけど、ある所から全く違う展開になっていって唖然としちゃうかもw 脳の中というか、“記憶倉庫” という描写はなかなか面白く興味深かった。しかし、モーガン・フリーマン怖いなァ、いっちゃってるよ・・・。 まぁ全体としてはB級映画になってしまうのかなw

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ケミカル51

2008-03-11 01:11:21 | か行
今宵は2002年制作の「ケミカル51 (DTS SPECIAL EDITION)」!
限定アウターケース付き仕様。
サミュエル・L・ジャクソン主演・制作で作られたドラッグ映画。今までのサミュエルとは一味も二味も違うのが、なかなか良いけど、展開はこの手の映画らしくグロかったり、ブラックな笑いだったりなので万人受けはしない・・・かな。

マリファナ所持で薬剤師としても道を閉ざされたエルモ(S・L・ジャクソン)は、その後ドラッグ精製人となり、自ら究極のドラッグ“POS51” を開発する。そしてこれを機会に一攫千金を手にして足を洗おうと考え、LAの麻薬組織を裏切り、リヴァプールの犯罪組織にドラッグを売り込むため渡英する。そこで待っていたのはサッカー狂で大のアメリカ人嫌いというフィーリクス(ロバート・カーライル)と凄腕の女殺し屋ダコタ(エミリー・フィリップス)だった・・・という設定。

とにかくハチャメチャ。但し、観ている時は楽しいが、観終わってからはあまり印象に残らない作品。まぁ英国を舞台にしたから、リヴァプールvsマンUといったサッカーを絡めたんだろうけど、別に・・・という感じ。E・フィリップスが美しかったので、そこは二重丸w
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めまい

2008-03-06 01:55:02 | ま行
今宵は1958年制作の「めまい」
前半の謎めいた導入から禁じられたロマンスと後半の心理的なサスペンスという2部構成の如く仕上がっているミステリー作品。ピエール・ボアローとトーマス・ナルスジャックによる共作小説をフランスからサンフランシスコに舞台を変えて映画化したもの。

ジョン・ファーガスン(ジェームズ・スチュアート)は、犯人追跡中に屋根から同僚を墜死させたことから、高所恐怖症を発症し、警察を退職していた。そんな彼の元へ昔の学友ゲビン・エルスターから連絡があり、妻の尾行を依頼される。その妻マドレイヌ(キム・ノヴァク)が、時々、夢遊病者の如く徘徊し、その間の記憶を無くしているらしいと言うのだ。半信半疑ながらもジョンはその依頼を請け負うのだが・・・という展開。

冒頭から「え?」と思わせる展開(鍵となる“高所恐怖症” の発症)から、一気にオカルト染みた内容になって、さらにロマンスからサスペンスへと目まぐるしく観るものを翻弄してくれる作品。しかもそれを飽きさせず観させるところが凄い。でもってラストも・・・これは観てのお楽しみというか、人によって感想がいろいろ出るところなので、敢えてどう感じたかは記さずにおこうw
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