酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

津波注意報

2012-03-15 05:57:48 | Weblog
 昨日夕、車に乗り込んでキーを回したらHNKの男性アナウンサーが緊迫した声で

 ≪海岸や川の河口付近から離れ、近づかないで下さい。津波は何度も押し寄せ、急に高くなることがあります。海岸や川の河口近くから離れて下さい。様子を見に行かないで下さい≫と繰り返していた。北海道沖で震度4の地震があったのだとか。各地の自治体で避難勧告が出た、とも伝えていた。

 家に帰ってテレビをつけたら、まだ同じことを言っている。7時のニュースも前半はほぼこれに費やした。

 皆様のNHKが災害情報に力を入れるのは理解できる。ただ、やり方に工夫も必要だ。NHKは先日、津波や地震速報の際の呼びかけを変えることにしたばかりだ。この日の放送はその実地第1号かもしれない。

 それにしても、注意報で震度4だ。波高は最大50センチ。少し騒ぎすぎのような気がする。地元では防災無線や広報放送などで注意を呼び掛けてもいる。全国放送でここまで展開する必要はない。

 注意報程度で大げさな呼びかけを繰り返すと、「狼少年シンドローム」に陥りかねない。年寄りや体の不自由な家族を抱える人たちにとって、避難は大ごとだ。実際に動く人の身になってみることも必要だろう。

 注意報と警報、大津波警報をごちゃまぜにしては、地元が混乱するだけではないか。
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