初場所14日目から63連勝を続けていた白鵬が希勢ノ里に敗れた。あらためて双葉山の69連勝の偉大さを見せ付けられた思いだ。
一瞬の競技である相撲は紛れが多い。その中で63もの連勝を積み重ねたことは賞賛に値する。きのうの一番は、白鵬自身が言っていたように、心技体のうち「心」の難しさが端的に表れていた。希勢の速さと力強さに戸惑い、相撲が荒くなっていた。負けるときはこのようなものだ。
スポーツライターの小林信哉がきのう朝のNHKラジオで「朝青龍の速さに完敗して、スピードの大切さを学んだ希勢ノ里あたりが…」と言っていたが、いい勘をしている。
相撲協会幹部の心境は複雑だろう。神様の記録を外国人力士に破られなくて済んだという気持ちと、ただでさえ入りが悪いのに目玉が早々になくなって大変だという商売っ気である。おそらくいまの協会の内情では、後者の方が強いだろう。
九州場所の平日は6割前後の入りといわれる。きのうあたりも2階席以上はがらがらだった。これで、白鵬の記録がないとなったら、どうなることやら…。
一瞬の競技である相撲は紛れが多い。その中で63もの連勝を積み重ねたことは賞賛に値する。きのうの一番は、白鵬自身が言っていたように、心技体のうち「心」の難しさが端的に表れていた。希勢の速さと力強さに戸惑い、相撲が荒くなっていた。負けるときはこのようなものだ。
スポーツライターの小林信哉がきのう朝のNHKラジオで「朝青龍の速さに完敗して、スピードの大切さを学んだ希勢ノ里あたりが…」と言っていたが、いい勘をしている。
相撲協会幹部の心境は複雑だろう。神様の記録を外国人力士に破られなくて済んだという気持ちと、ただでさえ入りが悪いのに目玉が早々になくなって大変だという商売っ気である。おそらくいまの協会の内情では、後者の方が強いだろう。
九州場所の平日は6割前後の入りといわれる。きのうあたりも2階席以上はがらがらだった。これで、白鵬の記録がないとなったら、どうなることやら…。